0b5f1a8d.jpgガオラで放送された“天龍源一郎一座”WAR最終興行をみた。

個人的には、昨春のGAEAジャパンの最終興行と見比べて感想を書くつもりだったのだが…

解散半年前に終結を発表する等、どこまでもドラマティックな、洗練された最終回を演出していったGAEAに対して、WARの場合は、天龍の生きざま同様にどこまでもゴツゴツした、泥臭い最終興行だった。

場内の盛り上がり方が半端でなかったので、天龍以外の選手やファンの大半は『まだ何年後かに一夜復活するんじゃないか?』と思った事だろう。

さて、そんな泥臭い最終興行を締め括り、象徴する形になったのが天龍組vs一夜復活の平成維震軍の8人タッグ。

名前は書かないが、今年に入ってからの試合数が極端に少ない選手が複数居た関係で、試合内容には正直期待はしていなかったのだが、とにかく越中以下の維震軍のメンバーの気合いの入り方が凄くてびっくりした。

まぁ、大乱戦は大乱戦だったのだが(苦笑) みていて画面に引き込まれた。

何というか、これも昔の越中のテーマ曲『SAMURAI』と、でっかい“覇”の旗を復活させた効果なのだろう。

WARはこれにて完結したのだが、越中本人はまだまだ野心はあるだろうし、ファンのニーズとタイミングが合えば、半年に一回ぐらいのペースでいいから、平成維震軍自主興行の形で興行を打って、そのメインの外敵役として天龍らを招聘してほしいところなのだが、果たして…。