e5e6b7b0.jpg昨夜の、ノア武道館大会の丸藤vsKENTAのタイトル戦をみましたが…

35分にも渡る壮絶な試合が終わったら、

『これだけ物凄い試合が終わってしまった』

という虚脱感と、

過程はどうあれ

『二人ともあれだけ傷つきながらも、自力でリングから降りる事ができて良かった』

という安堵感と、

TAKA…さん等、この手の命の削り合いの方向に突き進む試合スタイルに苦言を呈する選手の皆さんは

『今後どーいうやり方で、この試合に対抗する価値観を築いていくのだろうか?』

というとてつもない不安感。

この3つの感情に同時に襲われて頭の中がグチャグチャになって、

挙げ句の果てに二人が握手をした瞬間、何か泣けてきました。

ところで…

今回の試合は、勝ち負けよりも『一月の対戦よりも凄い試合になるのか否か?』を観る際のテーマにしていた人は多かったと思いますが、

個人的に一月の対戦と今回を比べるに、

えげつなさの面に重きを置くならば、今回の方が数段凄かったけど、

この二人ならではの、観る側の意表をつく攻防の芸術性の面に重きを置くならば、一月の方がレベルは高かったか、と。

年末の東スポ大賞のベストバウトは、記者の好みによって評が分かれるんでしょうね。いったいどうなる事やら…

そうそう。

昔掲示板にも書きましたが、やっぱりエプロンからの奈落式の大技はお願いだから禁止にしてくれ、と改めて書いておきます。

今回、KENTAによる奈落式のファルコンアローをまともに受けても試合が継続できたのは、あくまで丸藤だからこそなんだし。

折角GPWAという括りができたんだから、そーいう方向ででも働きかけてほしいです。

あと、これはどーしても書いておきたいのですが…

昨日のメイン終了後に三沢コールをした皆さんは、

昨年力皇に挑戦した時には微妙な試合をやって、

つい先日は村上和成とクソ試合をやらかして、

尚且つ昨日の試合でも、積極的に試合に出なかった(出れなかった?)ぐらいにコンディションの微妙な三沢が、

丸藤が一気にハードルを高くあげたベルトに挑んで、更に(通常興行での)年内最終戦のメインに相応しいシングル戦ができると思ってるんですか?今の三沢を過剰評価し過ぎてませんか?と聞きたくなりましたし、

万が一、丸藤vs三沢がイマイチな試合になっても絶対文句を言うなよ!と思いますもん。

大体、三沢自身が『やれる!』と腹を括っているなら、この試合で放送席に座るか、もしくはテレビカメラから抜かれる会場の奥からこの試合を観ていた筈。

そこらへんの背景を察してあげないと、三沢が気の毒で…ねぇ。

ちなみに、勘違いをされたら困るので改めて書きますが、僕は組織をまとめる人間としての三沢は心底尊敬してるので、ご理解の程を。

何かまとまらない文章になったので、明日の朝読み返して、ちょっと修正しておきます。

ではでは…。
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