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女子プロレス『NEO』、今年最大のビッグマッチになった、川崎大会の中継をみました。

この興行は、2月18日に行われていて、今週の放送の前に週刊プロレスにリポートが掲載されていたのですが、

その記事は、ほとんどのスペースが元川…もとい、さくらえみと甲田社長の結婚を懸けた時間差バトルロイヤルが埋め尽くす内容。

これはびっくりしましたねぇ。

これをみたら、週刊プロレスを破り捨てる選手とか居るんちゃうか?と心配になったというか…。

大体ですね、この日のメインとセミは、先に行なわれた『え〜るえる!ぴ〜だぶりゅっ!』の両国大会と違って、現在進行形の女子プロレス界ビッグネームが揃っていた(交渉は大変だったやろーなぁ)し、事前の煽りもそれなりにきちんとしていた。

ついでに書けば、試合時間はどちらもロングマッチ。

あぁ、それなのにそれなのに、紙面上の扱いはメインとセミはほぼスルー。

果たして、この違いはどこで生まれたのか?

それとも単に新井氏の好みが偏っていたのか?という点を最大のテーマに設定して、この中継をみてみました。

…で、試合ですが、とりあえずメインのタムラ様vs浜田文子に関しては論外。

大きいケガをしている訳でもないのに、観る側にバッドコンディションの印象を与えた浜田文子は…

新井氏は解説で『意図的に体重を増やしている』とコメントしてましたが、現状ではヒシアケボノ状態(注・競馬用語)にしか見えないですよね。

終盤に、文子がフェイバリットムーヴである筈のスピンキックを放った時に、自らのスタミナ切れで足があがらず客席をざわつかせてちゃ、メインエベンターとしては話にならんでしょう。

あれでは、タムラ様でも終盤はどーしようもなかったのかも知れない。

現実問題、日向との再戦が実現する予定が無く、いわゆる大ベテラン勢の招聘も簡単にいかないならば、

タムラ様の挑戦者はなかなか決められない、というのが甲田社長の本音かも知れませんが、

これって、赤いベルトに匹敵するんちゃうか?と思うところまで値打ちをあげた女子二冠王座の価値を考慮したら、今後はもうちょっとなんとかしてほしいところです。
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セミは…30分を越える試合ながらも、かなり編集で端折られていたので、何ともコメントしにくいなぁ、というのが本音ですね。

そもそも、時間無制限という点に元気達がそこまでこだわった理由を、僕自身が勉強していなかったのも悪いっちゃあ悪いのですが、この試合の重要度を考えると、やっぱりノーカットに近い状態で観たかった。

会場で観ていたライナーさんやひまひま。さんなんかは、備忘ログで日向を高く評価していましたが、他の選手はどうだったんかなぁ…

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こうなると、自ずとさくら&甲田劇場が中心になってしまうんですかね。

真琴の初勝利!から始まるオチは、これ以上ないぐらいにベタな物になりながらも、それに至るまでの過程がハチャメチャだったから、観ていて面白かったのは認めます(笑)

でも、どうせだったらシリアスな試合とそうではない試合の対立構造を鮮明にする為に、この試合は是非セミ前に持ってきてほしかった。

何ならメイン終了後の特別試合扱いにしておく手もあったかも(爆)

とにかく、休憩明け〜セミまでの二試合の客席の静かさをみてしまうと…ねぇ。

まぁ、これだけ飛び道具を多用するさくら&甲田劇場は、幾ら何でも今回が最初で最後でしょうから(?)タムラ様や元気は、今回は交通事故にでも逢ってしまったと割り切って、今後も頑張ってほしいところです…。
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