fbe64541.jpg


『大日大戦』で、バキューン!こと佐々木貴vs伊東のデスマッチ王座のタイトル戦を観ました。

いやー、激しい試合でしたねぇ。

個人的には、どちらかと言えばバキューンvs宮本の様な泣かせるシチュエーションのデスマッチの方が好きなのですが、

この試合はこの試合で、試合の完成度とバキューン!のマイクによる完璧な締めを加味したら、年間ベストマッチの候補として挙げられて然るべき試合なのは間違いないでしょう。

蛍光灯のみがアイテムとして使用されるデスマッチの範囲では、蛍光灯を活用する技術面で考えたらとうとう

『行き着くところまで行ってしまった』

と思いました。

とにかく、蛍光灯が300本以上もあったら、リングに座り込んでいる相手に蛍光灯の束を抱かせてミドルキック蹴っ飛ばすムーヴがあんなに何度もできるもんなんだ、と変に感心させられました、はい(爆)

aa5aacc9.jpg

それと、伊東のドラゴンスプラッシュwith蛍光灯の束!でさえもフィニッシュにならなくなった、という面で考えても『行き着くところまで〜』と言っていいんじゃないか、と。

ただ、そんな極限状態の試合であっても、バキューン!はドリラー風Dガイストをフィニッシュに使った以外は、ほぼ普段と変わらない試合運びを見せた上で防衛を果たしたからこそ、各マスコミが誉め讃える様なデスマッチの絶対王者になったんですよね。

そこは、我々ファンも勘違い(?)をしてはいけない点だと思います。

それにしても…

バキューン!が伊東に勝った今からが、バキューン!にとっては、これまで体験した事がない試練が訪れた感があるのは、僕だけなのでしょうか?

大日本所属の選手ではないからこそ、次回は大日本所属の選手の挑戦を受けなくてはいけない流れになったので、バキューン!にとっては精神的にしんどい筈な。

何せ、伊東が大日本所属のアブ小と沼澤に完勝した直後ですから…

まぁ、大日本所属以外の選手だと葛西ぐらいしか候補が居ない面はありますが、それは横に置いといて(苦笑)

更に、最近のデスマッチ王座戦としては、珍しいぐらいに短い間隔で、来月のプロレスサミットでの防衛戦が決まったのもありますしね(ディファで蛍光灯は使えるのか!?)、

先々週のSアリーナで、デスマッチ王座に対して妙にやる気を見せたメンテーさんが、もし本気ならば相手にとって不足なし問題なんでしょうけど、どうなんかなぁ。

ただ、今のバキューン!なら、そんな不利な条件が揃っていても跳ね返して、すんげぇデスマッチを見せてくれる筈だ、と信じようと思います。

根拠はないんですけど…ね(笑)

14e863af.jpg