ガオラで、ROH大阪公演のメインをみました。

言うまでもなく、ダニエルソン&CIMA&丸藤という緊急事態で結成された、豪華なスリーショットが一番印象に残った訳ですが…

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ニューヨークでのROHの興行とはもちろん、普段のどらげ〜の大阪大会とも違う様な盛り上がり方だった事も印象に残りました。

大阪でのプロレス興行では避けては通れない感がある変な野次が飛ぶぐらいに、お祭り騒ぎ状態で盛り上がるよりは、

これぐらい歓声の飛び方にメリハリがあり、適度な熱気がある方が観ていて心地が良いというか。

まぁ、どらげ〜とROHとは客層が違う、と言ってしまえばそれまでですが、マッチメークは実質ROH&どらげ〜の合同興行だった事を考えれば…ね。

試合内容を振りかえってみますと、急遽決まったカードにしては打ち合せがしっかりされていたのか、試合のテンポは良かったし、要所要所の連携等は完璧だったしと、かなりレベルは高かったんじゃないすかね。

ダニエルソンの肩の負傷もあまり気にならなかった。

まぁ、レフェリーの方はかなりしんどそうでしたが、それは置いといて(苦笑)

何せ、良くも悪くもハチャメチャなスタイルのブリスコ兄弟の試合を二つも観た直後だから、各人の見せ場がきれいにまとまっていた様に見えた(笑)

ところで、丸藤vsもっちぃの初対決って、新鮮で面白かったですね。

丸藤自身は、KENTAと散々やってるから蹴りには免疫があるんでしょうけど、

蹴りによる攻めは目立つけど、その気になればレスリングのムーヴやラ・ケブラーダも使える、オールラウンドプレイヤーのもっちぃの引き出しがどれぐらいあるのかを確かめてやろうとしていた様に見えました。

そこらへんのやりとりを通して、丸藤の視線が自分に向いていない事を察したCIMAが

『CIMAと丸藤のシングルマッチは無いですから。絶対に、無い(笑)』

と言ってしまうのも一種のジェラシーなんかなぁ、と思いました。

あと思ったのは、ロメロの影がちょっと薄かったかな?という点。

普段のこのコンビの試合を観ていないので要らんツッコミになるかも知れませんが…ロメロの攻めの、点と点が線に繋がっていなかったというか。残念。

こんな感じです。


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とりあえず、キャリー・シルキン社長は、次回の日本公演まではしっかりと準備期間を設けて下さいね、という事で。