今回は、昨日のプロレス界の出来事について…


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★ノアの記者会見で、若手選手のリーグ戦・モーリシャス杯の開催が発表された訳ですが、

久々に…本当、何年ぶりか忘れたぐらいに、ハル薗田さんの名前を聞きましたね。

詳細は割愛しますが、遺品らしい遺品も見つからない状態で、奥様と共に飛行機事故で亡くなられて、

当時の一般紙では、事故の直前におこなわれた結婚式でのツーショット写真が大きく掲載されて、

ジャイアント馬場さんの、これ以上ないぐらいに悲痛な表情もニュースで流されて、物凄くやるせない思いをしたのが、20年前…か。

それで、今回の企画。

ノアの若手選手達の、現時点での番付を付けるのは大賛成。

本来ならば、本来のコンセプトが残念ながら有形無実化していて、次の開催予定も発表されていない、現状のセムに再び脚光をあてる為にも、一発勝負のワンナイトトーナメントをやったりする策もあった筈ですが、

敢えて薗田さんの名前を使い、しかも薗田さんの最後の弟子の中の一人である菊地の地元・仙台で決勝戦を開催するあたりは、

今回に関しては昔からのプロレスファンのハートの琴線を巧く響かせるよなぁ、と感心しました。

まぁ、大会自体は獅子王杯の様な、引くぐらい胡散臭い展開にはならず、順当に青木と石森のマッチレースになりそうな気もしますが(苦笑)、

結果的には上位に絡めない選手達も、ポジション的には典型的な中堅だったものの、非常にキャラが立っていた薗田さん(早い段階で素顔になって正解だったのかなぁ…)に負けないぐらいの、どぎつい個性をファンにアピールしてほしいものです。

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あと、今回のニュースを聞いて思い浮かんだのは、薗田さんと同期だった大仁田厚と渕正信。

あつこさくら同様に、大方の予想通りM−1の一次予戦で玉砕した大仁田は横に置いといて(爆)、

先週発表された全日本の最強タッグで、渕がこれまで接点らしい接点がない西村修と組んで参加する事を決意したのは、

もしかしたら園田さんの20回忌だから一念発起した、という意味合いもあるのでしょうか…気になるところです。
★藤原組長が、実は胃ガンの手術を受けていたという事で…

ゴッチさんが亡くなられたり、安田忠夫が自殺未遂騒ぎを起こした時に、これと言ったコメントが報じられなかったのはこーいう事だったのか、と変に納得させられました。

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典型的な職人気質で、お祭り騒ぎがあまり好きではない藤原組長の事だから、

このままフェードアウトするにせよ、いつの日にか復帰するにせよ、ひっそりと、かつ気まぐれに決断するんでしょうけど、

佐山聡・前田日明・高田・リバプールの風になった人・船木・鈴木みのる・石川雄規・エトセトラエトセトラ…

あと、因縁深い猪木や長州もそうかな。

とにかく、藤原組長の弟子やゆかりのあるプロレスラー達の大半が、揃いも揃ってデタラメに、かつ太く短く生きているだけに、

藤原組長には、そんな弟子達を責任を持って(?)最期まで見守る為に、いつまでも長生きをしてほしいですよ、本当。

その為にも、まずは手持ちの酒瓶に入ったスポーツドリンクの中身を、本当のスポーツドリンクにして下さい、という事で…。