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テレビ東京版『ハッスル・マニア』の中継を観ました。

前にもここに書きましたが、高田延彦がプロレスラーとしての活動を再開するにあたって、コンディション不良をごまかす&技のやりとりがなくても成立させる為に、半ば苦肉の策で導入されたであろう、

レーザー光線絡みのやりとりに対しては、やっぱり感情移入はできませんでしたが(カメラマンの落下は爆笑したけど)、

小池栄子と坂田がリングで共演するメロドラマは、僕の中では全然OKでした。

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坂田の表情は終始凄くカッコ良かったし、

高田の試合後の早着替え&いつものスキットでの長台詞を難なくクリアしたのは大したもんでしょ。

『マッスル』とは違うスタンスから構築した『プロレスの向こう側』は、総力を結集したのに見合う完成度で、心地良かったですねぇ。

空回りしていたRGの小ギャグはアレでしたが、出演者が皆が真面目に演じていたのは認めなきゃいかんでしょうね。

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べタな展開ながらも、あーいうやりとりプロレスというよりハッスルを観にきている客層にとっては、非常に新鮮に映ったんじゃないすかね。

振りかえるに、これと同日に行なわれていたどらげ〜の大阪大会では、CIMAと鷹木の泥臭い師弟関係のドラマがメインを張り、

ハッスルでは、坂田と小池栄子のリアルな夫婦(変な言い回しやなぁ)が演じるメロドラマが興行を締める…

これはこれでプロレスの許容範囲の広さを見せられた感じ。

残念ながら他の試合は、ダイジェストに近い編集だったから、細かいところまではツッコミにくい面はあるのですが…
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★ケロロ軍曹

大のプロレスファンだという声優さんが、終始生アフレコをしながら、レスラーが試合をおこなうのは、試みとして無理があったのかなぁ、と凄く思いました。

ケロロの動きと声にズレが無かったところからして、かなりリハーサルをやっていたであろうところは伝わりましたが、

生アフレコが観客が声援を飛ばしにくい環境を作り出し、ある程度腰を据えて観る状況になりながら、

肝心の二人の攻防はそーいう点で評価するにはあまりにも辛かった。

もしも、スギタクにケロロの中身としてのオファーを出しとけば、アフレコはしにくいながらも、かなり見応えがある試合展開になっていたのかも知れませんが…

あと、ノートンは大人だ。以上(爆)

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★天龍vsアキボーノ

肝心のフィニッシュがあーいう形になるのは

『まぁ、これはこれでハッスルらしいのかもしれんなぁ』

と割り切れるのですが、途中で天龍がアドリブで仕掛ける形で、数分でもいいから、二人が打撃でガンガンやり合って場内をどよめかせてほしかった。

天龍が、相撲出身者の立場でK−1のリングで生け贄にされていた頃のアキボーノを、ボロッカスに言っていたのをみているだけに、

天龍自身本当はやってみたい筈なんですけどねぇ。もったいない…。

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★ボブ・サップ

もしギャラがバカ高いのならば、もうハッスルには要らんでしょう。

今はそんなに視聴率をとれる存在でもない筈だし、

相当追い込まれてハッスルに来たのに、思っていたより吹っ切れてないわ、こいつ(悲)

でも、オーちゃんとの日米・激塩頂上対決は、蔑んだ目でハッスルのビッグマッチのダークマッチで観てみたいけど無理やろーし(爆)

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★海川ひとみ

たぶん、今のアバンギャルドのプロデュース能力では、ハッスルで知名度が上がったであろう彼女をプッシュしきれないでしょうから、

来年の今頃は、他の事務所のレースクイーン系の人をライバルにして、ハッスルのキャットファイト部門(?)の主要登場人物になっている気はします。

とりあえず、今後しばらくはいろいろな路線を想定して頑張ってほしいものです!?

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さて、いろいろ書いてきたのでオチを書きますか。

今回のマニアを経ての、クリスマスと大晦日。

高田とサップと大食いの人以外の試合は、きっとお祭り騒ぎの勢いで盛り上がる事でしょう。

この現実と、小橋建太の復帰戦、そして新日本の1・4ドーム。

これらを見据えて、マッソー坂井が正月のマッスルでは、ハッスルとは違う角度からどんな『プロレスの向こう側』を見せてくれるのか?

マイミクさんの話を聞く限りでは、練習時間がまだまだ不足しているのか、

いわゆるヘタレっぷりを露呈しているらしい五番勝負は、どうやら『期待倒れ』に終わってしまいそうですが、

正月はこのフラストレーションを吹き飛ばす様な大爆発を、マジで期待してるぞマッソー!という事です。

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