他団体との交流が解禁されて初の記念大会となり、当然の如く外部の選手が多数、しかもこの記念大会に向けてのストーリーが作られた上で参戦をしてきた訳ですが、




メインとセミで組まれた純血メンバーのタイトル戦は、他団体の選手絡みのカードに負けない完成度だったので、まずは一安心。

昨秋の真霜vsＴＡＫＡ…さんによる“Ｋ−ＤＯＪＯ史上最高の名勝負”を比較対照にしなければ(すみません)、十分に及第点を出せる興行だったと思います。

一番目を引いたのは、真霜を粉砕した火野。かなりベタなチョイスですけどね(自虐)

そもそもヒールターンしてからの暴走っぷりは凄かったけど、今回は輪をかけて凄くて、特に試合後、控室で吠える姿は恐かった！



あれなら、セコンドのマメな介入なんて要らんやん、みたいな感じです(苦笑)

ニュースタンダード時代は、いかにも喋りは下手やし不器用やなぁ〜と思ったし、

エルドラでの南京何とかレスリング部時代は、変な方向で空気を読んで試合をしていた感じなんですけど、

喋りが達者なしおりんが居るオメガ入りしてからは、無理に喋らなくても良くなったのは大きいのでしょうか。

だとしたら、ヒールユニットとしてのオメガの環境は恐るべし…か。




でも、火野の後からオメガ入りした、カズマの微妙な現状を観たり、

復帰するにあたって、オメガ内に居場所が無い事を察してあっさりベビーターンしたＹＯＳＨＩＹＡが、

ハードコア戦でなかなか良い感じで光を放っていた(ＹＯＳＨＩＹＡに裏切られた直後の、アポたんのリアルな凹み方を観ているだけに複雑な気持ちにはなるけど)のを目の当たりにしてしまうと、

一概にそうとも言い切れないのか？




ところで、火野の暴れっぷりを観てシミジミ思ったのは、

火野より先にヒールターンしながらも、苦しみ続けた上に長期欠場に追い込まれたブーブーモーモーズのコジ魔。

慢性的にヒジの状態が悪かった点を差し引いたとしても、何で火野みたいに“恐さ”を前面に出す形で弾けきれなかったんやろ？と。

個人的には、もともと声質が恐くないのに、これまで同様に喋り過ぎたのが最大の敗因だったのでは？と考えていたのですが、

この日の火野を観たら、他にも原因はあるのかも…。




ここからは、真霜について。

ヒザを負傷してたそうですねぇ。これは残念。

ひょっとしたら、体格面で関本以上に真霜と噛み合うライバル関係になるんちゃうか？

と期待していた佐々木義人が長期欠場に入ったのは痛かったけど、真霜本人の負傷はもっともっと痛い。

崔との再戦がどうなろうと、線にはならず、いかにも点の参戦に終わりそうな(？)吉江ちゃん興行はキャンセルをして、治療に専念してほしい、というのが僕の本音なのですが、果たして…。




あとは、円華について少し書いておきます。

ＴＡＫＡ…さんをしつこく追い掛け続けるのは、今回で一区切りを付けてもいいんじゃないか、と。

丸一年間ビッグショーで頻繁に当たっているだけあり、二人の攻防に目新しさが無くなった感じ。

円華本人がどう思っているかはわかりませんが、今後はＴＡＫＡ…さんの方から、円華に対戦要求をしたくなる様な実績を作らなきゃ抗争自体が間違いなく頭打ちになる筈。

じゃあ、どうするのがいいのか？

時期的に、夏のスーパービッグショーやストＫトーナメントの前と限定するならば、

新日本のスーパージュニアに出る事が一番手っ取り早いでしょう。

角の生えた『エニイタイム！エニイウェア！』さんによる飯伏幸太一本釣りが不発に終わったら、速攻で名乗りをあげてほしいなぁ。

変な話、千葉の倉庫の外の飯伏を意識するならば、それぐらいやらないと…

えっ？もし飯伏がスーパージュニアに出たらどーするんだって？

う〜ん、これまたどうしたもんなんですかねぇ。

いまいち煮え切らないオチになって申し訳ない、という事で。




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