はい、正解はい箸い事で『僕の彼女はサイボーグ』を観てきました!

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今回はその感想を。

なお、僕自身はクァク・ジョエン監督の『猟奇的な彼女』と、綾瀬はるかの出演していた連ドラ版『セカチュウ』を観ていないので、

この作品とそれらを比較して…という文章にはなりません。

小出くんが出演する『パッチギ!』と『キサラギ』は何故か観ていたけど(笑)

とりあえず、そこら辺はご理解の程を。

《以下ネタバレ注意》
一番印象に残ったのは、綾瀬はるか。

マグロばりに感情が見えない演技だったけどかわいかったなぁ。

まぁ、ベタですけどね。

ナイナイの岡ちゃんが、ラジオで

『ムチャクチャかわいかった!』

と力説していたのも納得。

その次に印象に残ったのは、クァク監督のイメージするジローのキャラをきちんに演じていた(と思われる)、小出くんの器用さですかね。

井筒のおっちゃんにしごかれた成果でしょうか。

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それにしても、先日の『アシッド映画館』の中で、この映画のストーリーを事前に聞いていた範囲では、

てっきりホリプロ側が、綾瀬はるかをオーバーさせる為に、

本来は天然が入っているという彼女が、演技面で不自然に背伸びをしなくても、尋常でなく輝ける役を与えるという目的ありきで、

半ば無理矢理クァク監督をブッキングしてきて…みたいな流れを想像をしていたので、

本編の最初に『制作・アミューズ』というテロップが出たのにはびっくり。

僕の中で制作・アミューズというとですね、数年前にアミューズ設立25周年記念作品なのに、

何故か四国のお遍路さんをテーマにしていて、映画館で観たらしょっぱくて呆気にとられた

『ルート88 出会い路、四国へ』

という作品のイメージが強くて嫌な予感がした訳ですが、

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終わってみれば、韓国のクァク監督の作品だからなのでしょうか、

全編に渡って強いクセ&ストーリーにムラがあり、良くも悪くも刺激的だったから、全然少林少女みたいにぬるくはなかった。

よって“それなりに”楽しむ事ができましたね。あくまで“それなりに”ですが。

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まずは、クセについて書きますか。

『誰も未だ見た事がないラブストーリーが、ここに誕生!』

とパンフと書かれているんですけど、この言葉には偽りはなかった。

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だってほら、飲み込んだ灯油をリバースした直後、天から火の点いたタバコが落ちてきて大炎上するシーンがあったり、

唐突にイグアナを鍋にしたり、

カピバラの排泄物の料理が旨いと説明するシーンがあったり、

綾瀬はるかが、脊髄の部品をウニョウニョさせながら上半身のみで動くシーンがあったり。

エトセトラエトセトラ…

こんなえぐいシーンが目立つのにラブストーリーを名乗るなんて、

地上波の連ドラとしては勿論、邦画でも確かに観た事ないわなぁ(苦笑)

人の恋愛劇なんて、突き詰めていけば生々しいもんなんやから、もしかしたらこーいうシーンをスパイスにした、ドロドロのラブストーリーも今後は複数目にする様になるのもかもしれませんが、

だったら今作は事前に、遠回しで全然いいから、そーいう説明はして観る側に免疫を付けさせてほしかったですよ…無理かなぁ。

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次は、ムラ…というか違和感について。

そもそも現実にはタイムスリップなんてありえないから、

時系列がデタラメだったのはそんなに気にならなかったし、ドラえもんを意識していたのはわかるんですけど、

作品のオーラスである、上半身だけになった綾瀬はるかと抱き合うジローの元に綾瀬はるかが現われて…

のシーン迄に至る、未来を舞台にしたストーリー・特にオークションのシーンなんて、ありゃ幾ら何でもデタラメ過ぎるやろーと思いました。

2007年のいい夫婦の日に綾瀬はるかがタイムスリップしてきたシーンの種明かしは、観る側からすればそこまで重要やないでしょ?

変な話『海賊版・ドラえもん最終回』みたいに、ジローが綾瀬はるかを修理する為に、真面目に勉強する事を決意する…で終わっても僕は問題はなかったと思うし、

ついでに書けば『ターミネーター』の1と2では、シュワちゃんが未来から過去に送られてくるまでの細かいストーリーは描かれていなくても、

皆不満はなかったと思うので、もうちょい何とかしてほしかったなぁ。

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しかし、

『過去を無作為にいじくったら、未来がぐちゃぐちゃになる』

という説明は、タイムスリップ物のお約束にはなってますが、

東京大地震のアレは、幾ら何でも…ねぇ。

前記のアシッド映画館の平野先生は

『東京大地震のシーンで館内の空気が変わった』

と言ってましたが、観る前にそーなると知っていても、地震のCGは完成度が必要以上に高くて、どん引きしました。

もしも地震を知らなければ、一体どーなっていた事か!?

もしも、サイボーグの綾瀬はるかが『別の災難』として東京大地震の発生を2008年に来る前に知っていたならば、

東京大地震と比べたら、遥かに規模が小さいジローが嫌な思い出がある事件を防いだり、

ジローの家の向かいの看板の絵を塗り直すよりもやるべき事は、絶対あったやろ?

とか、観る側が考えてしまう様なストーリーは、非常に如何なものか、と思う次第で。

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長くなりましたが、最後に二つばかりツッコミを。

,いにもゲストっぽい出演をしていた役者さんを、作品中にもうちょいクローズアップさせましょうよ、と。

皆それなりに味がある演技をしていたし、何より現在の日本の役者さんとしては、屈指の名脇役である小日向文世さんを、

『隠し砦の三悪人』でチョイ役で出演していた古田新太&生瀬勝久以上の“無駄遣い”をするなんて、勿体ないお化けが出てきますよ(苦笑)

▲献蹇爾良屋用の小道具に、櫻井ゆうこのポスターを準備したのは、一体誰の趣味やねん!?

ジローが巨乳好きなのは昔からだ、という演出面での隠しメッセージだとしても、ポスターがポスターやから、必要以上に綾瀬はるかとリンクして意味深に感じたやろって(苦笑)

以上です。

撤収!

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