映像を観る前の段階では、

『大将がＤＤＴにベルトを返して、再度アルゼンチン等に長期海外遠征をするという流れが先送りになって、

またしばらくは大将のプロレスを堪能できるならば、飯伏には気の毒やけどラッキー!?』

なんて勝手な事を考えてましたが、いざ映像を観るとこれがまた何というべきか…

原因としては、飯伏のコンディションがいまいちだったっぽい点が一番大きいんでしょうけど、

大将が、あそこまで見事に飯伏の勢いと閃きをはねのけた上で、強さを見せ付けて快勝するなんて、全く予想できなかったなぁ。

呆気にとられましたよ。




セミのハードコア戦が、激しく微妙な試合だった反動を差し引いたとしても、

大将が序盤で

『飯伏の攻撃のパターンを完全に見切った』

事を観客も察したのか、試合中の盛り上がり方も大爆発！とまでは行ってなかった感じでした。

大将の事ばかり書くのも何ですが、

結局飯伏との前哨戦が無くても、あれだけ飯伏の動きを見切って、

しかもあれだけ早い飯伏の蹴りを交わしまくる動きができるぐらいに、コンディションを万全にしていたなんて、大将はどれだけ飯伏の事を研究してたんだろう!?



しかも、そこまで追い込まれていない筈なのに、死んだフリをしてペースを握らせなかったり、終盤には丸め込みを出してメリハリを付けたり、

デル師匠も真っ青のスウィング式ペディグリーまで披露する余裕まであったなんて…

何かもう、この試合を思い出して感想を文字に記していけばいくほど、

大将の凄さ・偉大さしか頭に浮かんでこない。困った困った(苦笑)




ところで、試合後に大将がアピールしていた、新しい団体名の略称『ドラマティック・ディック・東郷』ですか…

地上波の連ドラ好きの大将には相応しい団体名なんじゃないですか？(笑)

その瞬間観客がブーイングを飛ばさなかったのが全てでしょう。




それと、大社長が登場してからのやりとりを観て感じた事を書きますか。

僕は、大社長の事を認めてはいるけどは書いておきますが、

仮に、今度の金網マッチで大社長が大将からＫＯ−Ｄのベルトを奪還するブックだったとしても、観客に

『金網マッチだから勝てた』

と思わせたらダメだと思うんですよ。

社長＆プロデューサー業務をこなしながら、あの大将を相手に、そう思わせない試合をやれんのかよ!?というのが正直な気持ちです。

そりゃ、大社長絡みのＫＯ−Ｄタイトル戦を毎回特殊なルールでやるなら有りかも知れないけど、そんな事はたぶんありえない訳で。

となると、近い将来飯伏達にベルトを託す前の“世代の壁”としての大社長を、ファンは支持しないでしょう。




ついでに書けば、僕の中で大社長のベストバウトは、

反則フリー＆松井レフェリーがえこひいきしまくりの中、スタナーとクローズラインを乱れ打ちして、

大将が芸術的な受け身を見せた後にＫＯ−Ｄのベルトを取り返した時の試合なんですけど、

当時よりもＤＤＴ…いや、ＤＤＴ以外のファンも含めて、この二人に対するハードルは高くなってますよね？

だからこそ、通常のプロレスで闘う義務(大げさ)はあると思うのですが…って、頭の良い大社長はそこまでわかってる筈。

今はとにかく、大社長に

『それでも何故金網マッチなのか？』

の説明をしてもらうのを待つばかりです…

って、タイトル戦が終わるまで明かされなかったら辛いなぁ(苦笑)

あっ、いつの間にか『大社長が勝つんちゃうか？』という前提で文章を書いていた。これは失礼しました。




ここからは大将が勝ったら…という事を書きますと、

観戦したドス・ケベスさんや他のマイミクさんも書いてましたが、

もし大社長がやられたら、次はＭＩＫＡＭＩ店長が満を持して大将の挑戦者に名乗りを挙げざるを得なくなるんかなぁ、と。

番付的にはＨＡＲＡＳＨＩＭＡというのが順当やけど、ケニオメに負けた事でどうなるか。

そりゃ、僕とタメ歳のＭＩＫＡＭＩ店長がＫＯ−Ｄを取り返すならば、それはそれで凄く感動できるとは思いますが、

ＭＩＫＡＭＩ店長が、みちのくプロレス時代の先輩に対してはとんでもないトラウマがあるのか、

大将にベルトを奪われた時の試合の内容なんて本当散々で、

鈴木健ちゃんによるとＭＩＫＡＭＩ店長は、大将にバックステージでぶん殴られたぐらいに腑甲斐なかった…

みちのくでの練習生時代は、言葉にできないぐらいに悲惨だったのでしょう。

トラウマを持つ気持ちはわかりますが、大社長が金網マッチで負ける前にはトラウマを克服しといてほしいですね…。




話はかわって。

まだ番組本編は観れてませんが、登坂さんが『大日大戦』の実況席に復活したんですねぇ。

ここだけの話、例の事件＆公式メルマガの件が発覚する前から、登坂さんが大がかりなデスマッチの試合も実況を担当している事に、僕は違和感を感じてました。

だってほら『最悪の事態が起きるかも知れない』不確定要素が多いデスマッチの場合は、

興行の現場責任者が、速やかにトラブルの対処ができるセコンドのポジションに居るのが“当たり前”の話なんじゃないか、と。

実際、真夏のファイアーなんて、登坂さんの指示がなければアブ小はもっとシャレにならない火傷をしていたでしょうし…。

デスマッチ以外の試合は別な登坂さんが実況をしていても、別に気にならないんですけどね。

皆さんはどうですか？という感じです。

長くなりましたが、こんな感じです。




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