昨夜の『DREAM6』地上波版中継を観ました。

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DREAM公式ホームページ
『もし会場やPPVで観ていれば、だいぶ印象が違うんでしょうけど…』

と前置きをした上で僕の率直な感想を書けば、後味が最悪に近いひどい中継でしたねぇ。

あんなエンディングなのに、K‐1 MAXや大晦日の宣伝を立て続けに放送するだなんて、TBSは厚かましいにも程がある。

毎回言うてますけど、本当ええ加減にせい!って感じですよ。

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タイマーズによる『♪東京放送〜!腐ったテレービー!』の熱唱でお馴染み(大嘘)のTBSだからしゃーない…

と言ってしまえばそれまでの話なんですけどね。

そりゃまぁ、5時間興行を撮って出しニアライヴ放送!という強行進行だったのはほんのちょっとだけ同情しますが、

実際の興行の通りにトーナメントの決勝戦であるとか、桜庭の欠場の挨拶(地上波版は何でカットしたんやろ?)を番組のオーラスに持ってくる事は、決して不可能ではなかった筈なのに、

ミルコvsアリスター戦を当初の予定通りに番組上のメインに持ってきて、

急所にヒザが入って悶絶するミルコの表情をエンディングに持ってくる編集をするなんて、

TBSのプロデューサーかディレクターが、よほどミルコに悪意を持っているのか、もしくは感性がズレまくってるよなぁ、と。

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前回のDREAM5の、青木がボコられる最中にスタッフロールが一瞬流れたのも大概頭に来ましたが、今回はそれを通り越して笑うしかないというか。

若干フロック気味ながらも、説得力がある試合内容で優勝したゲガール・ムサシが、

後日何らかの形でこの地上波版を観たならば、トーナメントでの実績を全く評価しないTBSに対してブチ切れて良いんじゃないすかね(呆)


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それと、凄く思った事は…

今回のDREAM6が、大晦日に向けての“未完成の予告編”に終わったのは、三百歩譲ってまだ有りだとは思うのですが、

地上波版で放送されなかった桜庭と青木のマイクも含め、

開催はされるものの詳細が正式発表されていない大晦日に向けて、各選手様々な思惑があって、

フライング気味なのも含めて一気に今回の興行で表に出てしまったのは、非常に『いかがなものか?』と思う次第で。

仮に、昨年並みに時間がない&全てが行き当たりばったりでバッタバタになるならば、

観てる側も変にテンションが上がって感情移入ができる部分もありますが、

今年はある程度準備期間があるっぽいのに、笹原氏がまるで交通整理できていないのは閉口もの。

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柔道の石井選手の件も含め、この混乱全体が石井・元館長がシャバに復帰して最初に仕掛けた一大アングルだったら頭が下がりますが、さすがに無いでしょう、たぶん。

となると、DREAM→Dynamite!は我々が想像できないぐらいに、良く言えばカオス状態・悪く言えば末期症状なのかも知れない。

あとここからは、地上波版を観て思った事をさらさらっと。

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★所の煽りVTRで、覚せい剤でお馴染みの岡村ちゃんがメタボ化する前の名曲・(E)na(カッコイーナー)が流れたのは、サイキッカーとしては単純に嬉しかったんですけど、

冷静に考えたらこの選曲って、週刊現代での薬物使用報道があった山本KIDに対する悪意がありますよね?

ま、仮にあったところで山本は所に悪意丸出しのマイクアピールをカマしたという話だから、おあいこになる訳で別にええんですけど…

★さっきも書きましたが、ムサシは若いのにすげぇなぁ。

ベタな言い回しですが、一体何処まで強くなるのでしょう?

大晦日の試合も楽しみですし、DREAMは本格的にプッシュをしてあげてほしいです。

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★青木…

試合内容は非常に鮮やかだったんですけど、

試合後に名前を出したという“鮮やかという言葉からは一番遠い存在”であるぬるぬる秋山戦ですか?

実現するならば観たいですけど、どうせ実現しないでしょうから…ねぇ。

DREAMの大黒柱宣言は別にいいんですけど、

『来年は、DREAM自体がどうなるの?』

という状況らしい点を加味して考えたら、もっと出すべき名前があるんちゃうか?と思いますし…

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★かたや、そのぬるぬる秋山について。

異論だか反論だか九龍だか論外だか知らんけど、

僕のぬるぬる秋山への考えは以前書いた時のまま。

要は

『もう日本の総合格闘技界を引っ掻き回さんでくれ!韓国の総合格闘技の普及に専念してくれ!』

のままなので、改めてどーこう言いのはやめておきます。

3年間負け無し!のキャッチコピーはやっぱりカチンときましたが、あまり頭にくるのも谷川氏の思うつぼになって余計に自分自身に頭に来ますし…

ただ、彼が昨日の試合後マイクを握った瞬間は

『うわっ、これでタムタムの名前を出されたら、もうタムタムは逃げれなくなる!どうしよう!?』

という意味で焦りました。

恥ずかしながら、まだまだ修業が足りないですね(苦笑)

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★ミノワマンvs船木…

DREAMでは最初で最後になるかもしれない、本格的な足関節の取り合い自体は

『いつかどこかで観た憶えがある、緊張感のある風景』

だったので、つまらなかったという事は全くなかったんですけど、

昔、菊田にあれだけ関節を極められそうになりながらも最後までタップをしなかったミノワマンが、

あそこまで呆気なくタップをした(様に見える)試合をしてしまったのはただただ残念。

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ドン・フライ戦のダメージは少なからずあったであろうミノワマン。

もし、もうちょいミノワマンのコンディションが良ければ、ミノワマンが輝いていた時代のパンクラスか、

はたまたタムタムが目指すUスタイルっぽい試合が観れたんじゃないかと…

よって、この二人は、いつの日か再戦をやってほしいですね。

船木はまだしばらくは現役を続けるでしょう。

ミノワマンが介錯するのはその時になってもあまり遅くはないやろーと…

こんな感じです。

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