サムライ『DDTファンタジア』で、後楽園大会の主要試合を観ました。
まず書きたいのは、メインの大将vs大社長の金網マッチ…
まず書きたいのは、メインの大将vs大社長の金網マッチ…
結論かか書けば、イマイチでした。
もともとハイリスクなルールだから、勝手に期待をしすぎたのが良くなかったのやろーか。反省。
でも…
でも…ねぇ。
もしかしたら翌日の新木場で、大将が大社長をお約束の様に裏切った事を既に知っていたから、
この試合への興味自体が吹っ飛んでしまったのかも知れない。
思い返せば、どらげ〜名物・髪切りのペナルティー付きの多人数のエスケープ形式の金網ならまだしも、
シングルマッチでの金網マッチを最後に観たのなんて、旧ゼロワンの金網マッチの映像は未見だから、新日本での高山vs蝶野以来か…
とにかく、しばらく観ていなかったから、もっと新鮮に観れるもんだと思ってましたが、
夏のビアガーデンでオメガとムチャクチャやり合った試合であるとか、ここでも触れたキャンプ場プロレスとと比べたら、きつい攻防をしているのはわかるんですけど何か刺激が足りなかった。
そして、何で金網マッチだったのかはよくわからずじまい。
多額の経費をかけながらも、結局は
『大将が、みちのくプロレスの時と同様に、DDTから今度こそ本当に撤退するかも?』
と客に思わせる為のアイテムになってしまっていた、と言い切ったら、言い過ぎになるんやろか?
まぁええわ。
賛同してもらえるかも知れないから、一応書いておきます。クレームがきた時は謝ります。
他には…
試合序盤、松井さんが大社長のおでこをカットしようとする光景を、サムライのカメラが収めていた段階で引いてしまったし、
二人とも金網にぶつける類の攻撃にそこまで固執しなかった関係で、金網を巡る攻防に緊張感がさほど無かったし、
ブル様が大ブレイクして以降、金網マッチでは定番のクライマックスムーヴになっていた、大将による『金網のてっぺんからのダイブ』が、
事前に想像した以上にあっさりとかわされたのは、悪い意味で呆気にとられたというか…
極端な話、単にぎりぎりでかわすのなら、プロレスラーじゃなくてもできるやろーと思うし。
かわすにしても、もうちょっと溜めがあってからかわしてほしかったというか…
何とかならなかったかなぁ。
あと、個人的に一番がっかりしたのが、和田良覚さんの指導を受けて大幅にパワーアップした、とされる大社長の試合運び。
試合のペース自体は大将が握っていたので、要所要所で反撃をしていってた訳ですが、
あたまかも、高岩竜一が乗り移ったが如くサイコロジーも何も感じさせず、ムチャクチャ雑に頭から落とす技を連発してたら話にならんですよ(爆)
あの試合運びのせいで、せっかく綺麗なフォームで決めたはずのフィニッシュの説得力が大幅に落ちた印象。勿体ない…
何というかですねぇ、大社長のパワーアップの場合、それをアピールするのは、派手な投げ技じゃない方が良いと思うんですよ。
例えば、大社長が普段使わない対空時間が長いブレンバスターを仕掛けるとか、
例えば、一昨日の大柳欣也vs景虎とまんまかぶりますがヘッドロックを長時間かけて場内をざわめかせたりするとか、
例えば、逆エビ固めにこだわるとか…
いかん、マジで文句みたいになってきた。
大社長は決して嫌いじゃないから、これぐらいにしておきます。
さしあたって、今回ベルトを奪取しながらもう一つに思えた分は、大社長の持つ両王座の防衛戦で取り返してほしいものです…
って、札幌での初防衛戦は、何かと波紋を呼んだ自主興行を終えたマッソーが相手なんですよね…
かなり不安。
ところで、他の試合。
スケスケvs男色さんは、そもそも後楽園で披露するのは無理があったか?と思う企画だったし、
オチやオチに至るまでの構成が、作家さんのやっつけ仕事感が強く睡魔に襲われてしまったので…お恥ずかしい。
大社長が金銭面で奮発したという、中嶋率いる健介オフィス勢vsHARASHIMA組は、
元王者であるHARASHIMAが居るにも関わらず、6人の中でも中嶋の圧倒的な存在感が(競馬で言うところの)一馬身ぐらい抜けていたのがわかってしまい、観ていてもさほどテンションが上がる事がなかった。
ちゃんぴろんさんなんかは、もっと意図的に中嶋に食らい付くかと思ったら案外普通やったから物足りなかったし…
ここからは、後だしジャンケンみたいな総括っぽい事を書きますが、
今大会は、金網の設置に時間がかかる影響で、アンダーカードの数が少なく、
更に後楽園にしてはマッチメークの捻り方がもう一つだった事を差し引いても、
飯伏が欠場した事は、大きなマイナス点だった様に思いました。
変な話、柿本は依然欠場中なのに、飯伏ほど不在による穴は感じなかったから余計に…。
幸いにも、飯伏は来週復帰ができますが、もし海外遠征やら大怪我やらで三ヶ月〜半年も欠場する事になれば、もしかしたらDDTの今の勢い自体相当危うくなるのだろうか?
そうじゃなくても、飯伏云々を抜きにして今回のユニット再編には納得しにくい面があるし。
こんな僕の野暮ったい不安は、次回の後楽園で一気に吹き飛ばしてほしいのですが、
肝心のメインが、かつて男色さんの王者時代、年末にやってもう一つ盛り上がりきれなかった筈の、
多人数でのラダーマッチというのは、いやはや何というか…参りましたね。
新展開があるのかないのか、果たしてどーなる事やら…。
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↑livedoorのブログランキングにエントリーしています。よろしくお願いします。
もともとハイリスクなルールだから、勝手に期待をしすぎたのが良くなかったのやろーか。反省。
でも…
でも…ねぇ。
もしかしたら翌日の新木場で、大将が大社長をお約束の様に裏切った事を既に知っていたから、
この試合への興味自体が吹っ飛んでしまったのかも知れない。
思い返せば、どらげ〜名物・髪切りのペナルティー付きの多人数のエスケープ形式の金網ならまだしも、
シングルマッチでの金網マッチを最後に観たのなんて、旧ゼロワンの金網マッチの映像は未見だから、新日本での高山vs蝶野以来か…
とにかく、しばらく観ていなかったから、もっと新鮮に観れるもんだと思ってましたが、
夏のビアガーデンでオメガとムチャクチャやり合った試合であるとか、ここでも触れたキャンプ場プロレスとと比べたら、きつい攻防をしているのはわかるんですけど何か刺激が足りなかった。
そして、何で金網マッチだったのかはよくわからずじまい。
多額の経費をかけながらも、結局は
『大将が、みちのくプロレスの時と同様に、DDTから今度こそ本当に撤退するかも?』
と客に思わせる為のアイテムになってしまっていた、と言い切ったら、言い過ぎになるんやろか?
まぁええわ。
賛同してもらえるかも知れないから、一応書いておきます。クレームがきた時は謝ります。
他には…
試合序盤、松井さんが大社長のおでこをカットしようとする光景を、サムライのカメラが収めていた段階で引いてしまったし、
二人とも金網にぶつける類の攻撃にそこまで固執しなかった関係で、金網を巡る攻防に緊張感がさほど無かったし、
ブル様が大ブレイクして以降、金網マッチでは定番のクライマックスムーヴになっていた、大将による『金網のてっぺんからのダイブ』が、
事前に想像した以上にあっさりとかわされたのは、悪い意味で呆気にとられたというか…
極端な話、単にぎりぎりでかわすのなら、プロレスラーじゃなくてもできるやろーと思うし。
かわすにしても、もうちょっと溜めがあってからかわしてほしかったというか…
何とかならなかったかなぁ。
あと、個人的に一番がっかりしたのが、和田良覚さんの指導を受けて大幅にパワーアップした、とされる大社長の試合運び。
試合のペース自体は大将が握っていたので、要所要所で反撃をしていってた訳ですが、
あたまかも、高岩竜一が乗り移ったが如くサイコロジーも何も感じさせず、ムチャクチャ雑に頭から落とす技を連発してたら話にならんですよ(爆)
あの試合運びのせいで、せっかく綺麗なフォームで決めたはずのフィニッシュの説得力が大幅に落ちた印象。勿体ない…
何というかですねぇ、大社長のパワーアップの場合、それをアピールするのは、派手な投げ技じゃない方が良いと思うんですよ。
例えば、大社長が普段使わない対空時間が長いブレンバスターを仕掛けるとか、
例えば、一昨日の大柳欣也vs景虎とまんまかぶりますがヘッドロックを長時間かけて場内をざわめかせたりするとか、
例えば、逆エビ固めにこだわるとか…
いかん、マジで文句みたいになってきた。
大社長は決して嫌いじゃないから、これぐらいにしておきます。
さしあたって、今回ベルトを奪取しながらもう一つに思えた分は、大社長の持つ両王座の防衛戦で取り返してほしいものです…
って、札幌での初防衛戦は、何かと波紋を呼んだ自主興行を終えたマッソーが相手なんですよね…
かなり不安。
ところで、他の試合。
スケスケvs男色さんは、そもそも後楽園で披露するのは無理があったか?と思う企画だったし、
オチやオチに至るまでの構成が、作家さんのやっつけ仕事感が強く睡魔に襲われてしまったので…お恥ずかしい。
大社長が金銭面で奮発したという、中嶋率いる健介オフィス勢vsHARASHIMA組は、
元王者であるHARASHIMAが居るにも関わらず、6人の中でも中嶋の圧倒的な存在感が(競馬で言うところの)一馬身ぐらい抜けていたのがわかってしまい、観ていてもさほどテンションが上がる事がなかった。
ちゃんぴろんさんなんかは、もっと意図的に中嶋に食らい付くかと思ったら案外普通やったから物足りなかったし…
ここからは、後だしジャンケンみたいな総括っぽい事を書きますが、
今大会は、金網の設置に時間がかかる影響で、アンダーカードの数が少なく、
更に後楽園にしてはマッチメークの捻り方がもう一つだった事を差し引いても、
飯伏が欠場した事は、大きなマイナス点だった様に思いました。
変な話、柿本は依然欠場中なのに、飯伏ほど不在による穴は感じなかったから余計に…。
幸いにも、飯伏は来週復帰ができますが、もし海外遠征やら大怪我やらで三ヶ月〜半年も欠場する事になれば、もしかしたらDDTの今の勢い自体相当危うくなるのだろうか?
そうじゃなくても、飯伏云々を抜きにして今回のユニット再編には納得しにくい面があるし。
こんな僕の野暮ったい不安は、次回の後楽園で一気に吹き飛ばしてほしいのですが、
肝心のメインが、かつて男色さんの王者時代、年末にやってもう一つ盛り上がりきれなかった筈の、
多人数でのラダーマッチというのは、いやはや何というか…参りましたね。
新展開があるのかないのか、果たしてどーなる事やら…。
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コメント
コメント一覧 (3)
先日、某所で(笑)大将に会いましたが、そこんトコの話はしなかったです。
ちなみに、宝くじさえ当たれば、因島で金網をやろうと思ってます(^-^)v
NWAテリトリーで抗争し続けて、決着戦で金網マッチをやった訳ですが、
やはり長いスパンが必要で、いきなり金網マッチだと言われても説得力ないですから。
あの時のダスティー・ローデスがまたかっこいいんですよ。
金網確かめる仕草が。
だからピーターもマッスルにあがったんですね