はいはいはいはい。

そーいう訳で『20世紀少年 第2章』を観てきました。

《以下ネタバレ注意、および原作のネタバレはご遠慮下さいませ》

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※PC版公式ホームページ

※ウィキペディアより
結論から書きますと『面白かったか?』と聞かれたら、

5秒ぐらい『う〜ん…』と唸った後で『面白かった、かなぁ』と答えてしまう様な完成度でしたねぇ。

あっ“ともだち”が終始マスクないしはお面を被っているのに、

世界中の皆が、一切疑いもなく救世主としてリスペクトしているという、不自然極まりない設定自体は否定はしませんよ。えぇ。

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あれはですね、平成になってリメイクされた『ガメラ』シリーズで、

巨大なガメラをみた一般市民が『でかい亀やん』というツッコミを一切入れない設定にしたのと同様に、

ともだちはあのマスクがあるからまだフィクションとして割り切れるのであって、

ともだちが簡単に素顔を晒して、新興カルト宗教の教祖から世界が認める日本の指導者にまで出世なんかしちゃったら、

あまりに生々しくて娯楽として楽しめる映画には到底ならなくなりますよ、みたいな感じです(汗)

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それはさておき、原作とは全く違う場面は複数あったみたいですが、ストーリーはサクサク過ぎるぐらいサクサク進んでいたし、

第3章の大オチがどうなろうが、

今から風呂敷を広げれるだけ広げてしまえ!後は野となれ山となれ!

的なノリで、制作サイドが腹を括っているのは伝わってきましたし(誤解?)

前作同様に、続編に興味を持たせる事に神経を集中していたのも、有りだと思います。

ついでに書けば、必要以上に気合いが入っていてちょっと引いてしまったマエケンと、

前作よりも出番が大幅に増えたら、独特の雰囲気はあったけど、思ったよりも演技が大根に見えたトヨエツを除いて、

主要の役者さん達の演技も、前作と比較をしても見劣っていた様には見えなかったので、あれだけやってくれりゃあOKでしょう。

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アシッド映画館で平野先生が力説していた通り、木南晴夏の小泉響子への同化っぷりは、原作を知らなくても凄い!と思いました。

それじゃあ、何がアカンかったのかと言いますと…

何というかですね、2015年の近未来の風景の映像が、致命的にしょぼかったところでしょう。

ハナから大して期待をしていなかったので、ハードルは低めにはしていましたが、それでもあれにはがっかりさせられました。

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ケンヂらが小学生の頃の、秘密基地周辺の風景は、昔と言われても違和感がなかっただけに、未来の風景の表現が余計に低レベルに見えたというか。

ぶっちゃけた話、ともだちランドの中&研修射撃ゲームの時点で

『これじゃVシネマレベルやんか…』

と心がざわついていたのですが、

万博会場や、たびたび映る新宿駅周辺の未来というにはあまりにもチープな映像を見ていたら、

『原作で描かれる2015年の風景も、あんなにしょぼかったのか?』

という、怒りとも呆れとも呼べる嫌〜な感情も生まれましたよ。

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大体ねぇ、ボーナスステージで、遠慮なく『トータルリコール』の設定をパクるんやったら、

2015年の風景も同じく『トータルリコール』や、はたまたもっと下品に『フィフス・エレメント』ぐらいに、近未来を独自のセンスで妄想した描き方をしとけやって話ですよ。

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製作費60億円!なのに、もし第3章でもあの調子で滅亡した近未来の風景が描かれたなら、

本当多額の使途不明金があるんちゃうか?とツッコみたくなりますし、

僕の中ではそれこそ実写版『デビルマン』と同じレベルになってしまいそう。

ストーリーの面で、仮に原作とは大幅に違う大オチになったとしても、

どっちみち堤監督がキレイにまとめるのは、個人的には『不可能だ』と半ば諦めてはいますが、

オチがどうなるか?に至る前の段階で、近未来の風景を観てモチベーションがガクーッと下がりまくりになるかも知れないのは心配やなぁ…

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ここからは、他に印象に残った事を何個か書き出しておきましょうか。

★ユースケ・サンタマリアが、あれだけ影があるキャラであるサダキヨを演じたのは、特殊メイクを施したとしても無理があったやろーと…

★あの程度の変装であんな目立つところにおったら、は、マルオやってすぐバレるやろ?

★な〜んで『ゴジラの息子』やねん(失笑)

★小池栄子の演技はまんまコントでしたね

★ほくろの巡査は、最初は山本竜二さんかと思った(笑)

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★ともだちの新宿のパレードにあれだけエキストラを集めれるのなら、

ともだちの葬儀のシーンも国立競技場ぐらいのでかい会場を準備して、

参列者もCGをフル稼働して角川『天と地と』ぐらいの人数が画面に映る様にして、某北の国のセレモニーを皮肉ってほしかった。

こんな感じです。

とりあえず僕は、8月末の第3章公開までの間に『20世紀少年』レベルの底抜け超大作も含めた映画をできるだけ沢山観て免疫を作っておいて、

どんな訳がわからん、シュールなラストになっても、できるだけ否定をせずに、生ぬるく受け入れられる様に、キャパシティをデカくしておこうと思います。

To Be Continued…

※ユー何とかより

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