『20世紀少年 第2章』を観て、胸中複雑なまま帰宅して、真っ先に録画していた『テレビ朝日50周年記念特番 伝説のスポーツ名勝負』を観てしまったら、

まず何を差し置いてでも、こっちから書かずにはいられない!的な衝動にかられてしまいました。20世紀少年は明日以降書きます。

とにかく凄かった、猪木vsアリは…


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※ウィキペディアより

この試合に関するいろいろなエピソードは聞いてましたが、35歳の僕は当然、33年前のこの試合をリアルタイムでは観ていませんし、映像として観たのは、梶原一騎先生が作った劇場版『四角いジャングル』シリーズの中でのダイジェストだけだったんですよね。

よって、試合どころか、試合当日を迎えるまでの映像がこれだけ大量に放送されて(本当に猪木をペリカン呼ばわりしていたのはびっくり!)、

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しかも闘った両者をリスペクトする構成にしていただけで、我々はテレ朝に対して最大級の感謝の意を表さなきゃいかんでしょうね。

かなり気は早いですが、今年の『ネット・プロレス大賞』でマスメディア部門が設定されるならば、高い確率でこの特番が上位にランク入りするんじゃないでしょうか。

ここからは試合について。

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15ラウンドを通して観たのが初めてだった者として、一番印象に残った事をあげればですね、

猪木が試合開始直後に突進→ローキックを当てた場面を筆頭にして、

序盤はとにかく低く構えて、顔を殴られない様にガードをした上で、アリの足を徹底的に蹴りにいっていたのが、

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6ラウンドにもみ合いながら引っ繰り返して反則のヒジを入れた“最大のチャンス”の場面をすぎて以降は、

ちょっとずつながらも、ローキック一辺倒からタックルも狙える構えにチェンジしていったところでしょうか。

実際に、猪木が13ラウンドにコーナーのアリめがけて胴タックルをかましたところ…

結局、タックルで組み付こうとした瞬間にアリのフックが当たって寝かせる事はできなかったものの、思わず声をあげてしまいました。

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ナレーターの特命係長が何度も説明していた様に、この日の猪木はルールでがんじがらめの状態になっていて、

ただでさえ攻撃のすべがないのに加えて、シューズにテープを貼れ!とか訳わからん事を言われたら心が折れそうにもなっただろうに。

それでも何とかしてアリを寝かせれば、関節技は禁止ながらも何とかして勝ってやる!という意志が、当時の映像から伝わってきたのは、非常に感心させられましたねぇ。

15ラウンド終了直後にアリと抱き合った時に、安堵なのか無念なのか、何とも言えない絵になる表情を見せてしまう人間臭い面と、

シューズに鉄板を…としたたかさをさらけ出してしまう面も含めて、

レオン・スピンクス戦以降はともかくとして、昔の猪木はムチャクチャ偉大なプロレスラーだったんやなぁ、としみじみさせられました。

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アリはアリで、明らかな準備&相手の研究不足の状態で終始足を蹴られて続けて大きなダメージを負いながらも、試合中は終始立ち続けていた世界王者としての意地と、

結果的にはどちらも流れたものの、再戦実現への交渉をしたり、アミン大統領戦で仲介役を引き受けたりと、

猪木と闘って得た高額のギャラに比例するぐらいの恥をかかされたにも関わらず、

猪木と闘った過去を否定せず、猪木との絆を大事にしてきた、人間としての器量は認めなきゃいけないと思います。

アリと一緒に来日した取り巻きは論外として、という前提はありますけどね(爆)

そーいう意味では、藤原組長が今も昔も『最高の闘いだった』と言い切るのも納得。

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そうそう。今回のVTRで、唯一残念だったところを書きますとですね…

アリの、エキシビションマッチがどーこうという発言の肉声のカセットテープを流すのは、ホント勘弁してほしかったなぁ。

アリの側近・ないしはテレ朝か新日本の関係者が、アリ自身が自らの価値を下げる失言を録音していたのは、がっかりさせられました。

幾ら何でも、プロ根性の塊のアリがあんな発言を敢えて録音させる事はないですよね。

一連のルール問題と通訳の方の証言だけで、アリが猪木の覚悟を舐めていた事は十分わかるんやから。この点に関してだけは、何だかなぁと思いました。

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他には…そーですねぇ。

新間のおっちゃん、今でも生命力ありすぎ&血気盛ん過ぎるで、いやマジで(苦笑)

新間のおっちゃんと同年代の僕の母親にも、あの元気の一部を譲ってほしいですよ。

ほぼ間違いなく、週刊ファイト編集部以上の○チ○イ動物園状態だったであろう、

昭和の新日本プロレスの最前線にいた中心人物は、もし東京湾に沈められても、そう簡単には死にませんね、あの調子じゃ(爆)

う〜ん、本当はこの特番で一緒に放送された10・19についても今回一緒に書くつもりでしたが、既にこれだけの長文になってしまったので、こちらもまた今度にしときます。

ほいじゃほいじゃ。

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