『ルチャ・フィエスタ東京大会』のサムライ中継を観ました。
事前には、主役の浅井さんの手術を受けたヒジの状態が最悪だったり(浅井さんは自らが欠場する場合に備えてTAJIRIに声をかけていたらしい)、
ロッシー小川氏が主催するメイン以外はボッタクリ…
もとい、メインを筆頭にして豪華なカードが並んだマスカラスを招聘した興行と時期が近いのは厳しいんちゃうかなぁ、と思っていましたが、
ルチャフィエスタは、浅井さんの人脈を生かして、近年の日本のプロレス興行では珍しいぐらいにメキシコの色を強くしていた事で、
闘龍門の色とルチャの色との中間点っぽいというか、
日本人とメキシコ人の両方が楽しむにはちょうどいい頃合いの、
日墨交流開始から400年のメモリアルイヤーというテーマに見合う興行になっていたんじゃないでしょうか。
ぶっちゃけた話、ブルーデモンJrが来なければ、新宿FACEあたりで開催されていたとしても違和感がないラインナップだった訳ですが、
奥村も含めたメキシコからの招待選手は皆当たりでしたし、
ゼッブ東京の照明設備のおかけで場内の演出が豪華に見えたのもあり、ハード面でもソフト面でも事前の想像を上回っていた。
そーいう意味では久々に
『浅井さんのプロデュース能力、おそるべし!』
と思わされましたねぇ。良かったです。
そんなこの日の興行。
MVPを挙げるなら、ベタですがドラーダになるんですかね。
ダミアン666のドラーダのムーヴの付き合い方が抜群に巧いのが大前提にはなりますが、
元々全女のミゼットの試合の偉大なるマンネリズム状態も好きでしたし、
サグラダ時代の彼のムーヴは好きだったんですよね、僕。
本家のマスカラ・サグラダの試合は縁がなかったから観た事ないけど、
サグラダの空中遊泳ムーヴは何回観ても飽きないというか、何回観ても乗り物酔いしそうになるというか…
なんか感動したなぁ。
もし僕も会場にいたら、小銭を紙か布に包んで(これは重要なんですよ 笑)ドラーダへおひねりを投げていた筈だ、という事で。
他の試合…
セミは、愚連隊&バラモンvsブラソス。
愚連隊の海国での野良犬っぷりは聞いていますが、今までルチャモードでの愚連隊を観た事がなかったのですが、
この日の愚連隊ぐらいにキチンとした仕事ができないと、日本と世界の両方でさすらって、名前を上げていくなんて無理なんやろーなぁ、と思いました。
逆に考えたら、ルチャでもこれだけ対応力のある愚連隊が、
ノアと、ドラゴンゲートに出た時もそうかな?
一部の団体のビッグマッチに参戦した時は、まるで光を放てなかったのも、不思議というか皮肉な話になるのですが…
ついでに書けば、バラモンも、蟲を使わなくても、双子のルードとしての世界を披露できるのもよくわかったので、見なおしました。
それとマクシモも含めてブラソスファミリーの世界は、相変わらず楽しかった、と書いておきましょう。
ブランクがあったパッション長谷川は、あの面子に囲まれて良いところを見せれたか?となると、
さすがにちょっと微妙だったんですけど、これはこれで、この日のベストバウトに見合うものになったのでしょう。
メインの浅井さん&ブルーデモンvs大原&奥村。
最初にも書いたとおり、浅井さんはコンディションが非常に悪かったにも関わらず、
『腕が一本まともに使えなくても、まだ一本腕があるし、足がありますから。足で試合を作りますよ』
的なコメントを出していたのに見合うぐらいに積極的に試合では前に出て、ルード組の攻めを受け続ける展開になり、
メキシコ国旗デザインのマスクを付け替えてからは、ブルーデモンに花を持たせつつ逆襲に転じて、フィニッシュは鮮やかにまともる、と。
これはこれで、世界各国でトップに立つエストレージャとしての仕事と意地を見せられた印象が残りました。
奥村も、思った通り地味目ではありましたが、試合前のマイクアピールも巧かったし、終始いい仕事をしていたんじゃないすかね。
屁イトや荒谷どんは、奥村みたいに逞しく見られる様にもうちょい頑張れ、という事で(苦笑)
最後に大原…
昨年末以降はハッスルでの活動が中心になり、封印されていた『チャラヘッチャラ』をBGMにして、
アキバで調達してきたメイドさんを引きつれてのリングに上がる入場パフォーマンスに、
試合ではこれまた久々のかめはめ波も見れたし、大ベテランの二人を向こうにしても、悪さのテクニックは冴えていた。
レイ大原のキャラの完成形が誰も見えていないハッスルでも、メキシコでのOHARAと同じスタイルのルードとしてやらせてもらったらいいのになぁ。
だったら、もっとハッスルのファンにも評価されそうなのになぁ。
ハッスルの作家さんにもこの日の試合を観てほしいなぁ。
こんな感じの事が頭の中を駆け回りました…
話はハッスルから戻しましょう。
大原にとっては、ドラゴマニアでの浅井さんとの最終決戦兼闘龍門での歴史に一区切りを付ける大一番を控えている訳ですが、
ハッスルがあーいう状況だったり、クシダがいなくなったりといろいろ悩んでいながらも、
現時点では浅井さんと向かい合っても、見劣りをしないぐらいのトップルードには既になれているとは思うんですよ。
髪の毛やNWAのベルトがどうなるかは別にして、ドラゴマニア以降浅井さんから独り立ちをしてもやっていけるでしょう、たぶん。
独り立ちをしてからは、
動ける・動けないは関係なく様々な大ベテランの先輩と気を遣いながら闘い続ける事で、自らの番付を上げていくという状況からも早く脱却できる様に、
クシダとはまた違う新たなライバルを早めに見つけれる様に頑張っていってほしいなぁ、と願うばかりです。
今日は、こんな感じで。
ムイ・ビエン!
※ユー何とかより
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ロッシー小川氏が主催するメイン以外はボッタクリ…
もとい、メインを筆頭にして豪華なカードが並んだマスカラスを招聘した興行と時期が近いのは厳しいんちゃうかなぁ、と思っていましたが、
ルチャフィエスタは、浅井さんの人脈を生かして、近年の日本のプロレス興行では珍しいぐらいにメキシコの色を強くしていた事で、
闘龍門の色とルチャの色との中間点っぽいというか、
日本人とメキシコ人の両方が楽しむにはちょうどいい頃合いの、
日墨交流開始から400年のメモリアルイヤーというテーマに見合う興行になっていたんじゃないでしょうか。
ぶっちゃけた話、ブルーデモンJrが来なければ、新宿FACEあたりで開催されていたとしても違和感がないラインナップだった訳ですが、
奥村も含めたメキシコからの招待選手は皆当たりでしたし、
ゼッブ東京の照明設備のおかけで場内の演出が豪華に見えたのもあり、ハード面でもソフト面でも事前の想像を上回っていた。
そーいう意味では久々に
『浅井さんのプロデュース能力、おそるべし!』
と思わされましたねぇ。良かったです。
そんなこの日の興行。
MVPを挙げるなら、ベタですがドラーダになるんですかね。
ダミアン666のドラーダのムーヴの付き合い方が抜群に巧いのが大前提にはなりますが、
元々全女のミゼットの試合の偉大なるマンネリズム状態も好きでしたし、
サグラダ時代の彼のムーヴは好きだったんですよね、僕。
本家のマスカラ・サグラダの試合は縁がなかったから観た事ないけど、
サグラダの空中遊泳ムーヴは何回観ても飽きないというか、何回観ても乗り物酔いしそうになるというか…
なんか感動したなぁ。
もし僕も会場にいたら、小銭を紙か布に包んで(これは重要なんですよ 笑)ドラーダへおひねりを投げていた筈だ、という事で。
他の試合…
セミは、愚連隊&バラモンvsブラソス。
愚連隊の海国での野良犬っぷりは聞いていますが、今までルチャモードでの愚連隊を観た事がなかったのですが、
この日の愚連隊ぐらいにキチンとした仕事ができないと、日本と世界の両方でさすらって、名前を上げていくなんて無理なんやろーなぁ、と思いました。
逆に考えたら、ルチャでもこれだけ対応力のある愚連隊が、
ノアと、ドラゴンゲートに出た時もそうかな?
一部の団体のビッグマッチに参戦した時は、まるで光を放てなかったのも、不思議というか皮肉な話になるのですが…
ついでに書けば、バラモンも、蟲を使わなくても、双子のルードとしての世界を披露できるのもよくわかったので、見なおしました。
それとマクシモも含めてブラソスファミリーの世界は、相変わらず楽しかった、と書いておきましょう。
ブランクがあったパッション長谷川は、あの面子に囲まれて良いところを見せれたか?となると、
さすがにちょっと微妙だったんですけど、これはこれで、この日のベストバウトに見合うものになったのでしょう。
メインの浅井さん&ブルーデモンvs大原&奥村。
最初にも書いたとおり、浅井さんはコンディションが非常に悪かったにも関わらず、
『腕が一本まともに使えなくても、まだ一本腕があるし、足がありますから。足で試合を作りますよ』
的なコメントを出していたのに見合うぐらいに積極的に試合では前に出て、ルード組の攻めを受け続ける展開になり、
メキシコ国旗デザインのマスクを付け替えてからは、ブルーデモンに花を持たせつつ逆襲に転じて、フィニッシュは鮮やかにまともる、と。
これはこれで、世界各国でトップに立つエストレージャとしての仕事と意地を見せられた印象が残りました。
奥村も、思った通り地味目ではありましたが、試合前のマイクアピールも巧かったし、終始いい仕事をしていたんじゃないすかね。
屁イトや荒谷どんは、奥村みたいに逞しく見られる様にもうちょい頑張れ、という事で(苦笑)
最後に大原…
昨年末以降はハッスルでの活動が中心になり、封印されていた『チャラヘッチャラ』をBGMにして、
アキバで調達してきたメイドさんを引きつれてのリングに上がる入場パフォーマンスに、
試合ではこれまた久々のかめはめ波も見れたし、大ベテランの二人を向こうにしても、悪さのテクニックは冴えていた。
レイ大原のキャラの完成形が誰も見えていないハッスルでも、メキシコでのOHARAと同じスタイルのルードとしてやらせてもらったらいいのになぁ。
だったら、もっとハッスルのファンにも評価されそうなのになぁ。
ハッスルの作家さんにもこの日の試合を観てほしいなぁ。
こんな感じの事が頭の中を駆け回りました…
話はハッスルから戻しましょう。
大原にとっては、ドラゴマニアでの浅井さんとの最終決戦兼闘龍門での歴史に一区切りを付ける大一番を控えている訳ですが、
ハッスルがあーいう状況だったり、クシダがいなくなったりといろいろ悩んでいながらも、
現時点では浅井さんと向かい合っても、見劣りをしないぐらいのトップルードには既になれているとは思うんですよ。
髪の毛やNWAのベルトがどうなるかは別にして、ドラゴマニア以降浅井さんから独り立ちをしてもやっていけるでしょう、たぶん。
独り立ちをしてからは、
動ける・動けないは関係なく様々な大ベテランの先輩と気を遣いながら闘い続ける事で、自らの番付を上げていくという状況からも早く脱却できる様に、
クシダとはまた違う新たなライバルを早めに見つけれる様に頑張っていってほしいなぁ、と願うばかりです。
今日は、こんな感じで。
ムイ・ビエン!
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