サムライで放送されていた、大阪プロレス10周年記念の特番を観ました。

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構成としては、主要な所属選手のインタビューと、インタビューに応じた選手の過去のビッグマッチでの試合のダイジェストが、交互に流れるという物だったのですが、

元Fight野郎氏のブログを読む限りは、今の大阪プロレスの偉いさんとデル師匠が今は非常にシュートな関係みたいなので、

現在沖縄にいる選手達の試合が全く放送されないのは辛い…と思ってましたが、それだけは避けられたみたいで一安心。

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もっとも、年間最大の興行・大阪ハリケーンの試合であるとかMアリ(旧名デルアリ)での試合が放送されなかったのは、諸般の事情がありそうで引っ掛かるものがありましたが、その辺は横に置いときますか(苦笑)

そんな特番の中で、僕が『観れて良かった』と一番思ったのは、映像としては初めて観た旗揚げ戦、そのメイン。

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デル師匠&星川&薬師寺vs大将&バファさん&ビオレンシア(こいつ知らんわ)というカードだったのですが、星川と薬師寺が組んだ試合を観たのなんていつ以来か。

昔も今も貫禄がある大将と噛み合っていたのもありますが、改めて観たら二人ともやっぱり良い選手ですよね(笑)

大将も含め、旗揚げ戦でこれだけ存在感があった3選手が最初の大量離脱でいなくなり、

そんな事が複数回ありながらも何とか10年持ち、大阪も沖縄も定期的に興行ができる規模を維持してるんだから、

デル師匠の(悪い言い回しをすれば)人をかき集めて、それなりにアドバイスをして商品として成立させてしまう才能はすげぇなぁ、と。

ただ、これだけ世話になった3人を、大阪から離脱してから数年後に契約不履行の裁判を起こした(以下自粛)

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他に印象に残ったのは、そうですねぇ。

インタビューを聞く限り、いま大阪に残っている上の方の選手達は皆、大阪に対する強い思い入れがあるのが伝わってきたところでしょうか。

どの選手のインタビューを観ても、インタビュアーさんがオブラートに包まずに

『大量離脱がありながらも大阪に残ったのは何故?』

と聞かざるを得ない歴史って、一体何なんだかなぁ、とは思いましたが、

その質問に対して

『何故残ったって言われても…(退団した人に)辞めた理由を聞くならまだしも…辞めるぐらいなら入らないですから…』

的な反論をしていたタイガースマスクも、何やかんやで人間的に成長してるっぽいですね、たぶん。

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それとは別に、ビリーの

『今の子供たちは、プロレスそのものを観た事がなく、知らないかもしれない。そんな子供たちに、プロレスの素晴らしさと面白さを伝えていきたい』

とカッコいい事をカマしていたのも、画面に向かって思わず拍手をしてしまった。

そんなのも含めて、各人真面目に答えてました。

スタイルはどうあれ、他団体の選手では経験していない事を間近で観ているだけに、ファンの側がイメージするよりも、皆遥かにハートは強いみたいで…

そんな歴史を至近距離で見てきながらも、観客の前では喋らない形で、己のキャラを守り続けるくいしん坊は、

どうやってストレスを解消しているのか想像もできない(大げさ)

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ここら辺はリスペクトしなきゃいかんですね。

とりあえずは、来週の10周年記念・後楽園大会の成功と、ゼウスのボクシングのプロテスト合格と、今後の大量離脱が無い事と、MWF&沖縄プロレスとのシュートな関係が解消される事を、願うばかりです(願い事が多いわ!)

う〜ん。

ここまで書いた文章を読み返すに、デル師匠へのツッコミを書かずに大阪プロレスの歴史を振り返っても、思ったよりも面白くないなぁ。

まぁ、ええか…

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