昨日は映画『サマーウォーズ』を観てきました。
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≪以下ネタバレ注意≫
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冗談抜きで、サイコロを振って『レスラー』とどちらを先に観るかを決めようと考えてましたが、
マルナカに水どうでおなじみのサイコロキャラメルが売ってなかったのと、
『サマーウォーズ』を後回しにしてパンフレットが売り切れになっていたら嫌やなぁ〜と思いまして。
まぁ、パンフは売り切れてたんですけどね。意味ねえ〜。
それはさておき、今回は『サマーウォーズ』の感想を書きます。
これがねぇ…
《以下ネタバレ注意》
もしも『サマーウォーズ』に対してアニメ版『時をかける少女』的な感動を求めたらエラい目に会う事だけは間違いないですが、
そうじゃないなら、老若男女幅広い客層が満足できる…
ようで実は、好みの賛否がはっきり別れそうな、独自の色を持つ“真夏のおとぎ話”だったと思います。
僕としては…
ムチャクチャ面白かった。うん。
今年観た映画のベスト5には入れとかないかんなぁ。
ストーリーが主人公・ケンジ達にあまりにも都合が良く進んでいく上に、
クライマックスの戦闘シーンが(伏線はあったにせよ)突然カイジみたいになり、挙げ句の果てには温泉が吹き出すという、
相当デタラメなところが“性に合わない”ので嫌う人も多々居るのでしょうが、
細田監督が気合いを入れてここまで壮大なおとぎ話を作ってくれたんだから、
その世界観に乗ってあげなきゃ逆に失礼ですよ、と言い切っておきましょう。
改めて内容を思い返すに…
・アメリカ軍がコントロールできなくなったAIが、なりすましをしてネット上の擬似社会・Ozの中でサイバーテロを起こして、
軌道から外れた人工衛星を日本の原子力発電所に落とす計画に、ケンジらがOZの中で立ち向かう
・長野県にある武家屋敷に住むお婆ちゃんのバースデーパーティーに集まった親戚一同+勘当された妾の息子による、寺内貫太郎一家的などたばたのファミリードラマ
この二つのメインストーリーが、観ていて実に心地良かったですね。
まぁ、二つのストーリーのつなぎ目が噛み合っていたか?と聞かれたら正直微妙でしたけど、
ロケハンをしっかり行なった事がうかがえる、長野県上田市の美しい風景の描かれ方と、
春樹ちゃんがクスリでラリっている時の頭の中を彷彿とさせる(爆)Ozの世界の中の映像のギャップが凄くて、あまり気にならなかったかも知れません!?
しかも、中盤以降はどちらのストーリーも急展開を迎えるのに、スピンオフも制作するつもりなんちゃうか?と思わせるぐらいマイペースで進行していく『夏の高校野球・長野県予選』というサイドストーリーが、いい具合に観る側を脱力させてくれるんですよね(笑)
それと、陣内家に親戚一同が集結するという流れがあるから、序盤から顔と名前がまるで一致しなくなるぐらい登場人物が多い訳ですが、
印象に残ったキャラを挙げるとなると、やはり栄おばあちゃんになるんでしょうね。
言動は男らしいのに、そこまで頑固者じゃなくていちいちカッコいいんだ、これが。
いきなりなぎなたも使うし(苦笑)
ケンジが薄めのキャラで、
細田監督が夏希先輩に惚れてないからなのか、ほとんどキャラ立ちしてなのもあるんですけど、
サイバーテロが起きる中盤は栄おばあちゃんが主人公になっとったもんなぁ。
そんな栄おばあちゃんをあっさり殺すなんて、細田監督はひどい奴やで(誤解)
最後に、サマーウォーズで数少ない不満を感じたところを書きますかね。
それは、涙の描き方がやたら下手だったところかなぁ。
あれはアカンでしょ?皆さん気になりませんでした?
真夏の話だし、陣内家にはクーラーがないという設定だし、基本熱い青春ストーリーですから、
観ていて不快感があるぐらいに汗が流れているところが描かれていたり、
ケンジの鼻血の扱い方が『毎度お騒がせします』チックなのは全然OKなんですけど、
重要な場面でしか涙は流れないんだから、もうちょっと何とか…。
ところで。
いよいよ僕が住む香川県でも22日から『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』が上映される事が決まりました〜。
ぶっちゃけた話、ヱヴァンゲリヲンよりも先に、サマーウォーズという傑作を観てしまった事、
そしてサマーウォーズの後には『レスラー』と鶴瓶師匠の『ディア・ドクター』(今週末公開)を観て、
時間があれば『機動戦士ガンダム』も観に行くかも知れないし、
確実に『サマーウォーズ』以上に賛否が分かれる『20世紀少年最終章』もある。
僕がこの夏、プロレスファンなのにG?クライマックスほぼそっちのけで映画漬けになっている事が、
ヱヴァを観るにあたって裏目に出てしまう嫌な予感がしていますが、果たして…?
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マルナカに水どうでおなじみのサイコロキャラメルが売ってなかったのと、
『サマーウォーズ』を後回しにしてパンフレットが売り切れになっていたら嫌やなぁ〜と思いまして。
まぁ、パンフは売り切れてたんですけどね。意味ねえ〜。
それはさておき、今回は『サマーウォーズ』の感想を書きます。
これがねぇ…
《以下ネタバレ注意》
もしも『サマーウォーズ』に対してアニメ版『時をかける少女』的な感動を求めたらエラい目に会う事だけは間違いないですが、
そうじゃないなら、老若男女幅広い客層が満足できる…
ようで実は、好みの賛否がはっきり別れそうな、独自の色を持つ“真夏のおとぎ話”だったと思います。
僕としては…
ムチャクチャ面白かった。うん。
今年観た映画のベスト5には入れとかないかんなぁ。
ストーリーが主人公・ケンジ達にあまりにも都合が良く進んでいく上に、
クライマックスの戦闘シーンが(伏線はあったにせよ)突然カイジみたいになり、挙げ句の果てには温泉が吹き出すという、
相当デタラメなところが“性に合わない”ので嫌う人も多々居るのでしょうが、
細田監督が気合いを入れてここまで壮大なおとぎ話を作ってくれたんだから、
その世界観に乗ってあげなきゃ逆に失礼ですよ、と言い切っておきましょう。
改めて内容を思い返すに…
・アメリカ軍がコントロールできなくなったAIが、なりすましをしてネット上の擬似社会・Ozの中でサイバーテロを起こして、
軌道から外れた人工衛星を日本の原子力発電所に落とす計画に、ケンジらがOZの中で立ち向かう
・長野県にある武家屋敷に住むお婆ちゃんのバースデーパーティーに集まった親戚一同+勘当された妾の息子による、寺内貫太郎一家的などたばたのファミリードラマ
この二つのメインストーリーが、観ていて実に心地良かったですね。
まぁ、二つのストーリーのつなぎ目が噛み合っていたか?と聞かれたら正直微妙でしたけど、
ロケハンをしっかり行なった事がうかがえる、長野県上田市の美しい風景の描かれ方と、
春樹ちゃんがクスリでラリっている時の頭の中を彷彿とさせる(爆)Ozの世界の中の映像のギャップが凄くて、あまり気にならなかったかも知れません!?
しかも、中盤以降はどちらのストーリーも急展開を迎えるのに、スピンオフも制作するつもりなんちゃうか?と思わせるぐらいマイペースで進行していく『夏の高校野球・長野県予選』というサイドストーリーが、いい具合に観る側を脱力させてくれるんですよね(笑)
それと、陣内家に親戚一同が集結するという流れがあるから、序盤から顔と名前がまるで一致しなくなるぐらい登場人物が多い訳ですが、
印象に残ったキャラを挙げるとなると、やはり栄おばあちゃんになるんでしょうね。
言動は男らしいのに、そこまで頑固者じゃなくていちいちカッコいいんだ、これが。
いきなりなぎなたも使うし(苦笑)
ケンジが薄めのキャラで、
細田監督が夏希先輩に惚れてないからなのか、ほとんどキャラ立ちしてなのもあるんですけど、
サイバーテロが起きる中盤は栄おばあちゃんが主人公になっとったもんなぁ。
そんな栄おばあちゃんをあっさり殺すなんて、細田監督はひどい奴やで(誤解)
最後に、サマーウォーズで数少ない不満を感じたところを書きますかね。
それは、涙の描き方がやたら下手だったところかなぁ。
あれはアカンでしょ?皆さん気になりませんでした?
真夏の話だし、陣内家にはクーラーがないという設定だし、基本熱い青春ストーリーですから、
観ていて不快感があるぐらいに汗が流れているところが描かれていたり、
ケンジの鼻血の扱い方が『毎度お騒がせします』チックなのは全然OKなんですけど、
重要な場面でしか涙は流れないんだから、もうちょっと何とか…。
ところで。
いよいよ僕が住む香川県でも22日から『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』が上映される事が決まりました〜。
ぶっちゃけた話、ヱヴァンゲリヲンよりも先に、サマーウォーズという傑作を観てしまった事、
そしてサマーウォーズの後には『レスラー』と鶴瓶師匠の『ディア・ドクター』(今週末公開)を観て、
時間があれば『機動戦士ガンダム』も観に行くかも知れないし、
確実に『サマーウォーズ』以上に賛否が分かれる『20世紀少年最終章』もある。
僕がこの夏、プロレスファンなのにG?クライマックスほぼそっちのけで映画漬けになっている事が、
ヱヴァを観るにあたって裏目に出てしまう嫌な予感がしていますが、果たして…?
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コメント
コメント一覧 (1)
事件のキーパーソンがその家に集まりすぎやろぉ〜!!!っていうお約束のツッコミだけさせてもらって、
あとはもうほぼ完璧で文句なし!でしたワ。
ワッチ的には…
花札のルールを予習していくべきだったw