まずはおことわりを。
お盆の間は、仕事が忙しくてブログを書く時間が作れないかも知れません。更新が飛び飛びになったら申し訳ありません(一礼)
それでは本題。
先日、ミッキー・ローク主演の『レスラー』を観てきました。
※PC版ホームページ
※携帯版ホームページ
《以下ネタバレ注意》
お盆の間は、仕事が忙しくてブログを書く時間が作れないかも知れません。更新が飛び飛びになったら申し訳ありません(一礼)
それでは本題。
先日、ミッキー・ローク主演の『レスラー』を観てきました。
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《以下ネタバレ注意》
平日の夕方の回でもほぼ満員だった『サマーウォーズ』と打って変わって、僕を含め観客は5人でした。
公開直後の夜の回なのに、平日だと思ったよりもずっと少ないなぁ、と思いながら始まりましたが…
僕としては、明るく・楽しく・激しく・泣けた『ガチ★ボーイ』の方が好きかなぁ。いきなりこんな事を書いたら身も蓋もありませんが、一応書いときます。
しかしながら、スラムドッグ〜等とアカデミー賞を争うのも納得するぐらいに、完成度は非常に高かった。それは間違いない。
不摂生がたたって自らの死を意識する様になった、孤独な晩年のプロレスラーという生き様を、
どうしようもなく生々しく描いていたのは伝わってきたんですけど、
三沢選手があーいう形で天に召されてわずか数か月。
その時期に敢えて観るプロレスを題材にした映画としては、
その内容はベタな範疇に入るものながらも、あまりにも重かったし辛かった。
もしも来年の夏ぐらいに観ていたら、だいぶ印象が違っていたのかも知れませんが…
ここからはミッキー・ロークについて。
どう考えてもミッキー・ロークにしか演じられない、ランディーという濃いキャラを準備してもらい、
プロレスラーの役なのに共演者の光を消して殆ど自分しか光っていなかった時点で、ズルいっちゃあズルい訳ですが、
リング上のパフォーマンスであんだけ体をはられたら、ツッコミを入れるのも不粋ですね。
認めなしゃーない。大したもんだ(苦笑)
次に、プロレスファンとしてどーしても(?)気になったのは、バックステージでのやりとりでしょうか。
試合内容の打ち合せとかは、ドキュメンタリー色が強かった『ビヨンド・ザ・マット』でも観れたから免疫はありましたが、
ドーピングチェックに引っ掛かるであろう薬物の商談であるとか、ケツに注射針を打つシーンを観せるのは勘弁してほしかった。
何というか…
リング上でのパフォーマンスよりもあの辺のやりとりの方が、プロレスラーの寿命を縮めてる様な印象が残るんですよね。
実際は必ずしもそうだと言える訳じゃないし。
これは僕だけやろか?
どうせプロレスのバックステージでの嫌な部分を観せるなら…
てか、そもそもそこに重きを置き過ぎるのは良くない気がするし、
それでもどーしようもなく(?)表現するならばですね、
ギャラや団体内の扱いでモメたりする、プロレス業界だけではなく一般社会でもよく見られるシーンも観たかった、というか(爆)
まぁ、そこら辺や惣菜屋で働く苦悩までもをひっくるめてプロレスなんだ、と言われたら否定はしませんが、
ガチ★ボーイと比べたらな〜んかこう…ねぇ、という感じです。巧く言えませんがね。
なお『サッちゃんがレスラーに感化されまくる』というアングルが現在進行していますが、
ランディーの台詞やラムジャムを借用するのは別にいいと思うんですけど、昔からのサッちゃんのイカれっぷりを見ているプロレスファンは、
サッちゃんに限らず、ある程度キャリアを積んだ世界各国のトップレスラーの生きざまは、ランディーには決して負けてはいないんだとわかっているんだから、
『どうせ来年になったら無かった事になってるんだから、上っ面だけレスラーに便乗するマスターベーションをやって悦に浸ってるんじゃねーよ!』
と言い切っておきましょう。
それでは最後に、僕がこの映画で印象に残ったシーン・ベスト3!を発表します(笑)
3位 ネクロ・ブッチャーことディラン・サマーズとランディーのハードコアマッチ…
あの試合、DVDの映像特典でノーカット版が収録されないですかね?
レフェリーが使用済みの凶器を片付けないあたりがアメリカならではなのかも知れませんが、変に見栄えが良かった。
DDT両国大会での大社長vsサッちゃんのウェポンランブル戦は、多分このハードコア戦のトリビュートになるんだから(?)、
どうせなら比較してみたい、という感じです(笑)
2位 ラストのアヤットラー戦での、ランディーの入場シーン…
何でガンズの『SWEET CHILD O' MINE』が入場テーマだったのかはわかりませんでしたが、
映画中はランディーの入場シーンが重視されていなかった分、あのイントロが流れた瞬間は鳥肌もんでしたね。カッコ良かった!
ちなみに、帰宅してグーグルで調べたら『SWEET CHILD O' MINE』の題名や歌詞自体が、自分の可愛い娘に対するメッセージを含んでいるとか。
彼女は仕事を抜け出して観戦していたけど、同じぐらい愛している娘は会場には居ない。
そんな中で流れるこの曲…ん〜切ないですねぇ。
1位 何度も描かれてましたが、試合を終えたランディーがバックステージに戻ると、対戦相手を含めて仲間達が大きな拍手で迎えてくれるシーン…
大したアレではないんでしょうけど、毎回プロレスっていいなぁ、と軽く感動してました。
どれだけ体がボロボロだろうと、どれだけ年齢を重ねようと、観客から大歓声を浴び続けたらプロレスラーはプロレスを辞められなくなるものかも知れませんが、
バックステージでもリスペクトをされ続けるのもプロレスを辞められなくなる理由のひとつなんでしょうか…
長くなりましたが、こんな感じです。
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公開直後の夜の回なのに、平日だと思ったよりもずっと少ないなぁ、と思いながら始まりましたが…
僕としては、明るく・楽しく・激しく・泣けた『ガチ★ボーイ』の方が好きかなぁ。いきなりこんな事を書いたら身も蓋もありませんが、一応書いときます。
しかしながら、スラムドッグ〜等とアカデミー賞を争うのも納得するぐらいに、完成度は非常に高かった。それは間違いない。
不摂生がたたって自らの死を意識する様になった、孤独な晩年のプロレスラーという生き様を、
どうしようもなく生々しく描いていたのは伝わってきたんですけど、
三沢選手があーいう形で天に召されてわずか数か月。
その時期に敢えて観るプロレスを題材にした映画としては、
その内容はベタな範疇に入るものながらも、あまりにも重かったし辛かった。
もしも来年の夏ぐらいに観ていたら、だいぶ印象が違っていたのかも知れませんが…
ここからはミッキー・ロークについて。
どう考えてもミッキー・ロークにしか演じられない、ランディーという濃いキャラを準備してもらい、
プロレスラーの役なのに共演者の光を消して殆ど自分しか光っていなかった時点で、ズルいっちゃあズルい訳ですが、
リング上のパフォーマンスであんだけ体をはられたら、ツッコミを入れるのも不粋ですね。
認めなしゃーない。大したもんだ(苦笑)
次に、プロレスファンとしてどーしても(?)気になったのは、バックステージでのやりとりでしょうか。
試合内容の打ち合せとかは、ドキュメンタリー色が強かった『ビヨンド・ザ・マット』でも観れたから免疫はありましたが、
ドーピングチェックに引っ掛かるであろう薬物の商談であるとか、ケツに注射針を打つシーンを観せるのは勘弁してほしかった。
何というか…
リング上でのパフォーマンスよりもあの辺のやりとりの方が、プロレスラーの寿命を縮めてる様な印象が残るんですよね。
実際は必ずしもそうだと言える訳じゃないし。
これは僕だけやろか?
どうせプロレスのバックステージでの嫌な部分を観せるなら…
てか、そもそもそこに重きを置き過ぎるのは良くない気がするし、
それでもどーしようもなく(?)表現するならばですね、
ギャラや団体内の扱いでモメたりする、プロレス業界だけではなく一般社会でもよく見られるシーンも観たかった、というか(爆)
まぁ、そこら辺や惣菜屋で働く苦悩までもをひっくるめてプロレスなんだ、と言われたら否定はしませんが、
ガチ★ボーイと比べたらな〜んかこう…ねぇ、という感じです。巧く言えませんがね。
なお『サッちゃんがレスラーに感化されまくる』というアングルが現在進行していますが、
ランディーの台詞やラムジャムを借用するのは別にいいと思うんですけど、昔からのサッちゃんのイカれっぷりを見ているプロレスファンは、
サッちゃんに限らず、ある程度キャリアを積んだ世界各国のトップレスラーの生きざまは、ランディーには決して負けてはいないんだとわかっているんだから、
『どうせ来年になったら無かった事になってるんだから、上っ面だけレスラーに便乗するマスターベーションをやって悦に浸ってるんじゃねーよ!』
と言い切っておきましょう。
それでは最後に、僕がこの映画で印象に残ったシーン・ベスト3!を発表します(笑)
3位 ネクロ・ブッチャーことディラン・サマーズとランディーのハードコアマッチ…
あの試合、DVDの映像特典でノーカット版が収録されないですかね?
レフェリーが使用済みの凶器を片付けないあたりがアメリカならではなのかも知れませんが、変に見栄えが良かった。
DDT両国大会での大社長vsサッちゃんのウェポンランブル戦は、多分このハードコア戦のトリビュートになるんだから(?)、
どうせなら比較してみたい、という感じです(笑)
2位 ラストのアヤットラー戦での、ランディーの入場シーン…
何でガンズの『SWEET CHILD O' MINE』が入場テーマだったのかはわかりませんでしたが、
映画中はランディーの入場シーンが重視されていなかった分、あのイントロが流れた瞬間は鳥肌もんでしたね。カッコ良かった!
ちなみに、帰宅してグーグルで調べたら『SWEET CHILD O' MINE』の題名や歌詞自体が、自分の可愛い娘に対するメッセージを含んでいるとか。
彼女は仕事を抜け出して観戦していたけど、同じぐらい愛している娘は会場には居ない。
そんな中で流れるこの曲…ん〜切ないですねぇ。
1位 何度も描かれてましたが、試合を終えたランディーがバックステージに戻ると、対戦相手を含めて仲間達が大きな拍手で迎えてくれるシーン…
大したアレではないんでしょうけど、毎回プロレスっていいなぁ、と軽く感動してました。
どれだけ体がボロボロだろうと、どれだけ年齢を重ねようと、観客から大歓声を浴び続けたらプロレスラーはプロレスを辞められなくなるものかも知れませんが、
バックステージでもリスペクトをされ続けるのもプロレスを辞められなくなる理由のひとつなんでしょうか…
長くなりましたが、こんな感じです。
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コメント
コメント一覧 (1)
僕は、リアルなレスラーの落ちぶれ具合を見て、
もっと救いようのない索漠とした感想を持ってしまうんじゃあないか?
と危惧してたんですが、日本にも阿修羅原さんや安田忠夫といった、リアル・ランディがいるじゃないかって思うと、不思議にそこまで物淋しい読後感にはならずに済みました。
あくまでもお伽話的なストーリーに思えたっちゅう感じ…