そんな訳で、先日は『BALLAD 名もなき恋のうた』を観てきました。

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《以下ネタバレ注意》
いつもの様にいつもの如くクレヨンしんちゃんの原作をチェックせず、

前回映画館で観た映画が『20世紀少年 最終章』で、テレビで観た映画が『フレフレ少女』だったから、

知らない間にハードルが低目になっていたなのでしょうか。

正直いって、思ったよりも良かった。

この出来なら、テレ朝も『相棒』ほどの大ヒット作にはならなくても、

デビルマンや北京原人みたいな、日本映画史に残る大恥を晒す事もないと思います。

もっとも、草なぎくんの事件の後の家宅捜索で、万が一要らんもんが出てきていたら間違いなく封印作品になっていたからアレですが…(苦笑)

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ストーリーとかは、ハナからツッコミを入れてもしゃーないやろーと思ってましたが、なかなかどうして。

山崎貴監督自らが実写化を売り込んだのも、後から納得できるぐらいに制作時に気合いが入っていたのも伝わってきた。

タイムスリップをして又兵衛と知り合ってポジティブになっていく真一が、

廉姫や又兵衛、あと自らの父親に対してびっくりするぐらい男らしく説教をするシーンなんて、山崎貴監督が真一に憑依していたに見えましたもん(大げさ)

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3丁目の夕日では、主要登場人物にあーいう事を言わせたかったけど原作のイメージを重視する為言えなかった無念を、

今作で一気に晴らしたんちゃうか?と思うぐらいに、真一がひっそりと成長していくという隠れたテーマがあった様に思いました。

勘違いだったらすみません。

あと思ったのは、春日城での攻防を筆頭に、CGフル稼働で描かれている風景はかなりスケールが大きく見えたのに、

蓋をあけたら20世紀少年みたいに場面があちこちに飛びまくらない様に意識したのか、話の規模は浜村淳さんがすぐに解説できるぐらいにちっちゃかったし、

主要登場人物も少なかったから、2時間を越える作品ながらも、普通に集中力が途切れずに観る事ができましたね。

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人によってはおそらく好き嫌いが分かれるであろう、

真一の父親が合戦前夜に春日軍の面々をカメラで撮りまくったり、

真一が又兵衛に、廉姫の画像が表示された携帯を渡すシーンも、

山崎監督からの『ここが泣きどころやぞ!』的メッセージが出まくっていて、あざといっちゃあ非常にあざとかったけど、

僕はあーいうベタな泣かせ方は、決して嫌いじゃないので、許しましょう(笑)

主役の草なぎくんのシラフの時の性格と皆が言うところの鬼の井尻のキャラとは、

最後の最後までギャップがあった様には思いましたが、シンゴー!シンゴー!の演じるこち亀の両さんよりは100万倍マシやったなぁ(爆)

殺陣も含めた見た目はそれなりにサマになっていたから、これまた許しましょう。

途中又兵衛が缶ビールを飲んで上機嫌になっていたシーンは、観ていて胸がざわつきましたが…(苦笑)

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かたや。

劇中やたら唐揚げがフューチャリングされる『恋空』で一躍有名になったガッキーも、

恋空とフレフレ少女だけを観た限り、僕の中では

『透明感があってキレイだけど、スットコドッコイレベルの演技力』

というレッテルを貼っていたのですが、現代劇ではなく時代劇・しかもお姫様の役限定ならば、

タッパが有り過ぎた以外殆ど違和感なく観れました。

現代劇以外なら、という前提はありますが、彼女が次はどんな役を演じるのかは興味がわいてきましたね。

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強いて役者さんにツッコミを入れるならば、縛りやトーマスさんが頻繁にいじる大沢たかおでしょうか(苦笑)

草なぎくんの侍大将役でさえアレだったのに、敵役の大名・しかもエゴイストのキャラを、

草なぎくんよりも草食系の役者さんである大沢たかおを演じさせたらいかんやろって…。

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さて、最後に一番不満が残ったところを書きますかね。

それはずばり、春日城に凱旋する直前に、又兵衛が狙撃されるシーン。

歴史の辻褄を合わせる為に死んでしまうのは別にいいんですけど、

あざとさを全面に出すor最大の泣かせどころにするなら、廉姫と手が届きそうなぐらいに接近したところで撃たれる!なり、

カンで廉姫が撃たれる事を察知した又兵衛が廉姫の身代わりに撃たれる!みたいな、

有り得ないぐらいにベタな又兵衛の最期を描いてほしかった。うん。

どうせ3丁目の夕日の山崎監督なんだから、あざといぐらいにそこら辺を徹底していても許されたんちゃうかなぁ、という事で。

長くなりましたが、こんな感じです。

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