今回はプロレスの話を…

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夕方に、柴田勝頼の父・柴田レフェリーが亡くなったというニュースを聞き、ブルーな気持ちになっていたのですが(ご冥福をお祈りいたします)、

今度は、新日本プロレスの公式の携帯サイトの中でミラノコレクションAT(以下、アキヒトと略します)が目の負傷により引退する事が報じられたとの事。

新日本に移籍してからのアキヒトの試合は、目を負傷をした試合はもちろんの事、

スーパーJrに優勝した試合ぐらいしかまともに観ていないので、あまりピンと来ていない部分はあります。

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ぶっちゃけた話、最初にこのニュースを人づてで聞いた時は

『浪口みたいに、あくまで所属団体からの退団なのに様々な事情があって、引退という扱いにされてるだけなんちゃうのん?』

と思いましたが、

目の負傷が試合のダメージで再発する可能性がある為、止むを得ずに決断をした…らしい。

詳細は不明ながらも、既に某国家資格を取得しているという話もある以上、本当に引退をする可能性が高そう。

三沢選手の事故で十二分に辛い思いをしたのに、また試合中のアクシデントによる負傷が原因で引退だなんて、本当やるせない。

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思い返せば…

上がつっかえてる闘龍門ジャパン→ドラゴンゲートでの成り上がりに見切りを付けて、

筋を通して退団してからは、全日本にほんのちょっとだけ参戦をしてからアメリカに渡り、

長期滞在して試合をしていた時は、いつWWEのトライアウトを受けるのかが楽しみでした。

ここからは、アキヒト本人が決断をした訳だから、僕がどーこう言っても仕方ない話なのですが、と前置きをして書きます。

もしもアキヒトが、石狩ごとき(敢えてこう書いておきます)のパートナーのポジションに収まる事では満足をせず、

例えばアメリカでの成り上がりにこだわっていれば、果たしてどこのリングで、恵まれた手足の長さを生かし、

その団体のトップ…とまでは言いませんが、従来の東洋系全開の日本人プロレスラーのイメージを覆しながら、どんなパフォーマンスを見せていたのかなぁ…

と、一報を聞いてから考えさせられています。

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これを書いている時点では、引退セレモニーの有無等詳細はわからないのでアレですが、

僕が覚えている範囲のアキヒトのベストバウトを書きますと…

2002年の9月、闘龍門ジャパンが有明コロシアムで四角形と六角形の二つのリングを並べて、

T2Pとの対抗戦を開催した時のイタコネvsC−MAXのUWA6人タッグ戦になりますかね。

アキヒトって、大一番では負けてるイメージがあるんですよね、僕。

エル・ヌメロ・ウノももっちぃに何やようわからん負け方をしてますし、

マグとのタイトル戦も、マグの懐の深さに飲まれていた印象が残ったし。

それでこの試合。

当時日本では無敗街道を驀進中だったのがファンのしゃくにさわったか、単に時代背景なのか、

C−MAXは黒マスク&黒い戦闘服着用の喧嘩モードだったにもかかわらず、当時の観客から外敵扱いされていたイタコネ。

6角リングと4角リングを行き来する乱戦でアウェーの雰囲気何するものぞ!の勢いで、

ATロックでCIMAの腕を破壊した後のアキヒトのたたずまいが実にカッコ良かった!

まぁ、その年の年末の後楽園ホール大会での闘龍門ジャパンvsT2P 2連戦のでのCIMAとの死闘に敗れて有明大会の借りを返されて、

T2Pは終焉を迎えていく訳ですが、今回はT2Pについては触れないでおきましょう。

だって、当時のアキヒトが、幾ら浅井さんからエースに指名されていたとはいえ、

T2Pにどれぐらい思い入れがあったのか、またT2Pの看板を背負う事が本意だったのか否かがよくわからないですから…ね。

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そして、残念ながらもう試合をする事が無いなら無いで、

アキヒトオリジナルのジャベを誰かに継承してほしい…石狩以外で。

あくまで関節技ながらも、あれだけ華がある技の数々がこのままフェードアウトするのは、

日本のプロレス界にとっては絶対損失ですから、何とかしてほしいです。

最後に、今回の題名は、ググッて意味をお調べ下さい。

僕なりのアキヒトへのメッセージ…みたいな感じです。

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