朝青龍引退?
かわいそうちゃあかわいそうですが、
本場所の真っ最中に酒を飲み歩き泥酔をして、一般(?)人をぶん殴っといて、何で解雇扱いにならないの?
あれだけ好き勝手な事をやっときながらも退職金を貰えるから、会見で嬉し泣きをしてたんちゃうのん?
以上。
ここからは本題。
昨夜は、観客が僕を含め二人の中、映画『パイレーツ・ロック』を観てきましたよ〜。
※PC版ホームページ
※携帯版ホームページ
《以下ネタバレ注意》
かわいそうちゃあかわいそうですが、
本場所の真っ最中に酒を飲み歩き泥酔をして、一般(?)人をぶん殴っといて、何で解雇扱いにならないの?
あれだけ好き勝手な事をやっときながらも退職金を貰えるから、会見で嬉し泣きをしてたんちゃうのん?
以上。
ここからは本題。
昨夜は、観客が僕を含め二人の中、映画『パイレーツ・ロック』を観てきましたよ〜。
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《以下ネタバレ注意》
とにかく熱い!のは予告編を観ただけでも想像はできましたが、
ギャグは大してブラックではない割に、あそこまでゲスさにまみれた映画だったとは。
あまりのゲスさに呆れつつも、次第にそのゲスさがカッコ良くなってくる気がしたのは、なかなか不思議でした。
また、ゲスい言葉が圧倒に多いから、たまにまともな格言っぽい台詞があれば、思い切り心に響くというかですね…
そして冒頭から、SEX・ドラッグ・アルコール、そしてロックンロールは最高!みたいな煽り方をしまくりながらも、
話が進んでいくとドラッグとアルコールの色が薄くなり、
下ネタが必要以上に強調されていったところにまず驚きました。
大体あの予告編を観たら、一日の放送時間が極端に制限されていたのもあったとは言え、
何故イギリス国民の大半は、あそこまでポップ・ロックの音楽を聴きたがっていたのか?
という点がメインテーマの一つになっている、音楽が奇跡を起こす!系のファンタジー・お伽話やろーと推測しそうじゃないですか?
ところが、本編ではその点には殆ど触れないでやんの。
皆ロックを聴いて踊ったりするシーンはしょっちゅう流れるのに(苦笑)
♪意味など無いのさ、ただ好きなだけ〜
(by浜田省吾さん)
というだけで突っ走っていたのはアッパレだと思います。
観る側はそんなものを大して望んでいないと思われるのに…
17時間の結婚生活であるとか、
主人公・カールの父親がどーこうとか、
何やようわからん内に船上でチキンレースをはじめたりとか、
タイタニックを彷彿とさせるクライマックスを迎えていったりとか。
サイドストーリーが思ったよりも多い。
しかも、主要登場人物の光のあたり方が決して均等ではないんだ、これが(汗)
結果、このパイレーツ・ロックは2時間越えの作品になった訳ですが、
本数は大して多くはないんやけど、これまで僕が観てきた“音楽を積極的に扱った映画”よりも、
変わった構成だったのは印象に残ったなぁ(笑)
まぁ、そこら辺の変さも引っ括め、能天気さが突き抜けていて面白かった事は強調しておきますが、
当時の海賊放送局の現場を忠実に再現する事にこだわり過ぎて(?)、
ロックの名曲とゲスさだけしか観る側の記憶に残らなくなるのは、ちょっとまずいと思ったのか?
前記のサイドストーリーが、かなりの後付けっぽく描かれつつも、構成はともかく話自体はキチンとまとまっていたのは、
リチャード・カーティス監督兼脚本はようやりますわ。大したもんやで、と言わざるを得ない(笑)
また、それと同時に『おっぱいバレー』もゲスい題名やったし、
エイベックスも大概えげつない商売をやってきたんやから、
パイレーツ・ロックぐらいゲスい内容にしなきゃ話にならんやろ?って話です(無理無理)
話は戻って。
時代設定が1966年のイギリスで、登場人物の衣裳やビジュアルは古臭さを感じても仕方ない筈なのですが、
作品の舞台は海賊ラジオ局の船が大半を占めるという事で、ロックの名曲が流れまくるのと反比例する様に閉鎖的だったので、そこら辺は気にならなかった。
これは予想外でしたねぇ。
だからこそ、下ネタのオンパレードが際立ったのかも知れない。う〜ん、深い映画やなぁ!?
そんな能天気なパイレーツ・ロックにも関わらず、僕が一番感動したところを書きましょうか。
これは他の方もおそらくそうなんでしょうけど…
船が沈みつつあるのに伯爵(スペクターには非ず)は自らの死も恐れず、
器材が沈没するぎりぎりまで番組を続けて、最後の最後の曲の前にリスナーへメッセージを送るという、ラジオパーソナリティーとして熱い生き様ですかね。
国に睨まれていたが故の反骨精神は根底にあったと思われますが、にしてもあのシーンはシビれました。素晴らしい。
思い返せば昨年、リスナーには愛されながらも各方面からの圧力に屈して、
惨殺されたが如く番組が打ち切られた『サイキック青年団』と『アシッド映画館』。
この2番組のパーソナリティーは皆、普段はこの作品でのカヴァナみたいに、
深い事はたまに言うけど、基本はゲスくてどーしようもないトークをしていた。
でも、番組の最終回のエンディングでは、絶対あの時の伯爵に負けないぐらいに、リスナーへの感謝をこめた、熱いお別れのメッセージを電波に乗せて送りたかった筈なんですよ。
これはもう間違いないでしょう。
それなのに、嗚呼それなのに…ABCラジオよ、この恨みは一生忘れんぞ!
ハロルド、次は?
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ギャグは大してブラックではない割に、あそこまでゲスさにまみれた映画だったとは。
あまりのゲスさに呆れつつも、次第にそのゲスさがカッコ良くなってくる気がしたのは、なかなか不思議でした。
また、ゲスい言葉が圧倒に多いから、たまにまともな格言っぽい台詞があれば、思い切り心に響くというかですね…
そして冒頭から、SEX・ドラッグ・アルコール、そしてロックンロールは最高!みたいな煽り方をしまくりながらも、
話が進んでいくとドラッグとアルコールの色が薄くなり、
下ネタが必要以上に強調されていったところにまず驚きました。
大体あの予告編を観たら、一日の放送時間が極端に制限されていたのもあったとは言え、
何故イギリス国民の大半は、あそこまでポップ・ロックの音楽を聴きたがっていたのか?
という点がメインテーマの一つになっている、音楽が奇跡を起こす!系のファンタジー・お伽話やろーと推測しそうじゃないですか?
ところが、本編ではその点には殆ど触れないでやんの。
皆ロックを聴いて踊ったりするシーンはしょっちゅう流れるのに(苦笑)
♪意味など無いのさ、ただ好きなだけ〜
(by浜田省吾さん)
というだけで突っ走っていたのはアッパレだと思います。
観る側はそんなものを大して望んでいないと思われるのに…
17時間の結婚生活であるとか、
主人公・カールの父親がどーこうとか、
何やようわからん内に船上でチキンレースをはじめたりとか、
タイタニックを彷彿とさせるクライマックスを迎えていったりとか。
サイドストーリーが思ったよりも多い。
しかも、主要登場人物の光のあたり方が決して均等ではないんだ、これが(汗)
結果、このパイレーツ・ロックは2時間越えの作品になった訳ですが、
本数は大して多くはないんやけど、これまで僕が観てきた“音楽を積極的に扱った映画”よりも、
変わった構成だったのは印象に残ったなぁ(笑)
まぁ、そこら辺の変さも引っ括め、能天気さが突き抜けていて面白かった事は強調しておきますが、
当時の海賊放送局の現場を忠実に再現する事にこだわり過ぎて(?)、
ロックの名曲とゲスさだけしか観る側の記憶に残らなくなるのは、ちょっとまずいと思ったのか?
前記のサイドストーリーが、かなりの後付けっぽく描かれつつも、構成はともかく話自体はキチンとまとまっていたのは、
リチャード・カーティス監督兼脚本はようやりますわ。大したもんやで、と言わざるを得ない(笑)
また、それと同時に『おっぱいバレー』もゲスい題名やったし、
エイベックスも大概えげつない商売をやってきたんやから、
パイレーツ・ロックぐらいゲスい内容にしなきゃ話にならんやろ?って話です(無理無理)
話は戻って。
時代設定が1966年のイギリスで、登場人物の衣裳やビジュアルは古臭さを感じても仕方ない筈なのですが、
作品の舞台は海賊ラジオ局の船が大半を占めるという事で、ロックの名曲が流れまくるのと反比例する様に閉鎖的だったので、そこら辺は気にならなかった。
これは予想外でしたねぇ。
だからこそ、下ネタのオンパレードが際立ったのかも知れない。う〜ん、深い映画やなぁ!?
そんな能天気なパイレーツ・ロックにも関わらず、僕が一番感動したところを書きましょうか。
これは他の方もおそらくそうなんでしょうけど…
船が沈みつつあるのに伯爵(スペクターには非ず)は自らの死も恐れず、
器材が沈没するぎりぎりまで番組を続けて、最後の最後の曲の前にリスナーへメッセージを送るという、ラジオパーソナリティーとして熱い生き様ですかね。
国に睨まれていたが故の反骨精神は根底にあったと思われますが、にしてもあのシーンはシビれました。素晴らしい。
思い返せば昨年、リスナーには愛されながらも各方面からの圧力に屈して、
惨殺されたが如く番組が打ち切られた『サイキック青年団』と『アシッド映画館』。
この2番組のパーソナリティーは皆、普段はこの作品でのカヴァナみたいに、
深い事はたまに言うけど、基本はゲスくてどーしようもないトークをしていた。
でも、番組の最終回のエンディングでは、絶対あの時の伯爵に負けないぐらいに、リスナーへの感謝をこめた、熱いお別れのメッセージを電波に乗せて送りたかった筈なんですよ。
これはもう間違いないでしょう。
それなのに、嗚呼それなのに…ABCラジオよ、この恨みは一生忘れんぞ!
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コメント
コメント一覧 (3)
そうでなきゃ、この映画のようにパーソナリティがリスナーに愛されることなんてありえないですもん。
パーソナリティがいてリスナーがいる。
リスナーがいてパーソナリティがいる。
これですよね!
ちなみに北野誠兄貴がようやく復帰されるそうです。
これを機にアシッドも復活してくれないかな?
古きよき深夜ラジオの復興はもうあり得ないかもしれません。
毒舌エンターテイメントと単なる悪口の違いすらワカラン輩が多過ぎますから。
もう、時代はサイキックをネット番組に求めているんじゃないでしょうか…
でも、そんな政府もそのうち倒れまっせ、国民たち(リスナー)に見放されて・・・。