昨夜は、経営規模を縮小した関係で、受付&映写を1人のスタッフで回しているホール・ソレイユ2に行きまして、
“ミスター”鈴井さんが監督を務めた映画『銀色の雨』を観てきました。
感想としてはですね…
※PC版ホームページ
《以下ネタバレ注意》
“ミスター”鈴井さんが監督を務めた映画『銀色の雨』を観てきました。
感想としてはですね…
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《以下ネタバレ注意》
主演の賀来くんは、ストーリーが徐々に重くなっていく割には、アクの強さが致命的に足りなかった感はあるけど頑張っていたのは伝わっていたし、
前田なにがし…
もとい前田亜季も、おねーちゃんがあーいう形で幸せになった後にしては、
変なキャラ作りをされていたのはかわいそうでしたが、かわいかったと言っていいでしょう。
『スナックLOVE』を『LONE』にしたシーンであるとか、
エンディング間際に虹に対してぼそっと呟くシーンは心に残った。
相変わらず濱田マリさんはいい味を出していたし、
サンドウィッチマンの二人も、機会があればまた映画で演技をしてほしい。
でも…
この映画は、スパイダーマンが素晴らしかった。これに尽きる。
もしこの映画にスパイダーマンがいなかったら、と思うとゾッとするぐらい。
『レッドクリフ』など外国で上映されるスケールがデカい作品で活躍したスパイダーマンが、
それらと比べたらスケールがコンパクトな、あたかも土日の昼間に放送される地方局制作のテレビドラマ…
と錯覚しそうなこの映画に出たら、ここまで存在感が際立ってしまうものなのか!?と。凄かった。
(ある程度歳をとった競馬ファンにしかわからないでしょうが)
エルコンドルパサーの渡邊オーナーが、実行委員会の働きかけに心を動かされて、もしも99年末の東京大賞典に出走していたら、これぐらいオーラの違いが見えていたのかなぁ、みたいな。
それはともかく。
この映画の中のスパイダーマンは、ジムからは引退を迫られていたボクサーが帰省をしていろんな人に謝っていく、というキャラだったので、
ボクサーながらも殺気を見せない様にしていたんですけど、
普段からあまり喋らない上に、大事な人と向かい合った時にはそこから更に口数を減らして目で演技をしていたというか。
スパイダーマンの演技に反比例する様に、スパイダーマンの青年時代の役者さんや、バイクで事故ったスパイダーマンの連れの演技は青年時代も大人になってからも、全く話にならなかったのは残念でしたが、そこはええかな。
とにかく作品の題名通りに、やたら雨が降って、これでもかというぐらいずぶ濡れになる姿もカッコ良かった。
劇場版セカチュウのロケ地に住む者的には、
鳥取県&島根県が全面バックアップをして各地でロケをしているのに、夜のシーンが多い上にやたら雨が降るのって、
観光戦略のイメージ的にはそれはど〜なん?とは正直思いましたが、
雨が降っていないシーンの風景はどれも奇麗でしたね。
白バラ牛乳も美味しそうやったし(笑)
まぁ、風車はちょっとクドかったかも知れんけど。
それ以外は…
まぁ、これはこれでいいんじゃないでしょうか。
ホンマにねえ、細かいところを気にしていけば、ありっあらゆる…に近いぐらいにツッコミを入れれてしまう映画だった訳ですが、
水曜どうでしょうが好きなので、敢えて生暖かくスルーしておきます(爆)
それでもちょっとだけ書けば、パンフレットの鈴井監督のインタビューを読むと、浅田次郎先生の許可を得て
『原作から大幅な脚色を加えている』
という事が書かれていたんですけど、
もしも鈴井監督が、脚本は別の方に依頼をして、原作を忠実に映像化していたら、
どんな雰囲気の映画になっていたのかなぁ、とは凄く思いました。
もし原作通りに、スパイダーマンの役柄がボクサーではなく反社会勢力の方を演じていたらと思うと…
鈴井監督による、主要キャストの三人の近付き過ぎず離れすぎない距離感の描き方は、個人的には好きだっただけに余計に…ねぇ。
どっちにしても、雨は降り続いていた気はしますけどね。
とりあえず、観る側が本編開始前に
『これは、原作よりもスポンサー重視なんだ』
という先入観を持ってしまう様な映画は、今後はできるだけ事前に察知して、避ける様にしていきたい。
今後の教訓になりました…。
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前田なにがし…
もとい前田亜季も、おねーちゃんがあーいう形で幸せになった後にしては、
変なキャラ作りをされていたのはかわいそうでしたが、かわいかったと言っていいでしょう。
『スナックLOVE』を『LONE』にしたシーンであるとか、
エンディング間際に虹に対してぼそっと呟くシーンは心に残った。
相変わらず濱田マリさんはいい味を出していたし、
サンドウィッチマンの二人も、機会があればまた映画で演技をしてほしい。
でも…
この映画は、スパイダーマンが素晴らしかった。これに尽きる。
もしこの映画にスパイダーマンがいなかったら、と思うとゾッとするぐらい。
『レッドクリフ』など外国で上映されるスケールがデカい作品で活躍したスパイダーマンが、
それらと比べたらスケールがコンパクトな、あたかも土日の昼間に放送される地方局制作のテレビドラマ…
と錯覚しそうなこの映画に出たら、ここまで存在感が際立ってしまうものなのか!?と。凄かった。
(ある程度歳をとった競馬ファンにしかわからないでしょうが)
エルコンドルパサーの渡邊オーナーが、実行委員会の働きかけに心を動かされて、もしも99年末の東京大賞典に出走していたら、これぐらいオーラの違いが見えていたのかなぁ、みたいな。
それはともかく。
この映画の中のスパイダーマンは、ジムからは引退を迫られていたボクサーが帰省をしていろんな人に謝っていく、というキャラだったので、
ボクサーながらも殺気を見せない様にしていたんですけど、
普段からあまり喋らない上に、大事な人と向かい合った時にはそこから更に口数を減らして目で演技をしていたというか。
スパイダーマンの演技に反比例する様に、スパイダーマンの青年時代の役者さんや、バイクで事故ったスパイダーマンの連れの演技は青年時代も大人になってからも、全く話にならなかったのは残念でしたが、そこはええかな。
とにかく作品の題名通りに、やたら雨が降って、これでもかというぐらいずぶ濡れになる姿もカッコ良かった。
劇場版セカチュウのロケ地に住む者的には、
鳥取県&島根県が全面バックアップをして各地でロケをしているのに、夜のシーンが多い上にやたら雨が降るのって、
観光戦略のイメージ的にはそれはど〜なん?とは正直思いましたが、
雨が降っていないシーンの風景はどれも奇麗でしたね。
白バラ牛乳も美味しそうやったし(笑)
まぁ、風車はちょっとクドかったかも知れんけど。
それ以外は…
まぁ、これはこれでいいんじゃないでしょうか。
ホンマにねえ、細かいところを気にしていけば、ありっあらゆる…に近いぐらいにツッコミを入れれてしまう映画だった訳ですが、
水曜どうでしょうが好きなので、敢えて生暖かくスルーしておきます(爆)
それでもちょっとだけ書けば、パンフレットの鈴井監督のインタビューを読むと、浅田次郎先生の許可を得て
『原作から大幅な脚色を加えている』
という事が書かれていたんですけど、
もしも鈴井監督が、脚本は別の方に依頼をして、原作を忠実に映像化していたら、
どんな雰囲気の映画になっていたのかなぁ、とは凄く思いました。
もし原作通りに、スパイダーマンの役柄がボクサーではなく反社会勢力の方を演じていたらと思うと…
鈴井監督による、主要キャストの三人の近付き過ぎず離れすぎない距離感の描き方は、個人的には好きだっただけに余計に…ねぇ。
どっちにしても、雨は降り続いていた気はしますけどね。
とりあえず、観る側が本編開始前に
『これは、原作よりもスポンサー重視なんだ』
という先入観を持ってしまう様な映画は、今後はできるだけ事前に察知して、避ける様にしていきたい。
今後の教訓になりました…。
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