先日は、近場では上映されておらず片道一時間以上車を運転してまでして、

映画『てぃだかんかん 〜海とサンゴと小さな奇跡〜』を観てきました…

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《以下ネタバレ注意》

岡ちゃん本人は

『松雪さんや他の役者さんに凄く助けられた』

と言うてましたが“ムービースター”としてよく頑張ってましたね。

岡ちゃんが、何回も何回も何回も海に潜りに行っていたのって、実はこの映画の役作りの為で、

オファーはだいぶ昔から来ていたんじゃないか?と疑うぐらい。

肝心の撮影がハードスケジュールだったのも多々あるのでしょうが、

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岡ちゃんもいわゆるアラフォーを迎えた事で、

収録現場に矢部が居ない独特の、戸惑いからくるテンションの高さとギラつき感が適度に抜けていて、

例えば宮迫と比べたら遥かに芸人さんっぽく無かった感じ。

話の舞台が沖縄で、現地の風景を織り交ぜながら淡々と進む映画なので、岡ちゃんもそれに合わせたと言えばそれまでですが、

僕としては、ムービースターおよび今度の一人舞台でのアクターモードの岡ちゃんは、あれぐらいの濃さがちょうどいい。芸人病からも脱却できそうで、良かったし。

あれだけやってくれたら、命を削ってまでプロモーションをやったとしても、やり過ぎにはならないぐらいでしょう。

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そりゃ、本物の金城さんの純粋さと頑固な生き方が現実離れし過ぎている関係で、

終盤の表彰式のシーンを筆頭に、どーしても不自然に見えた・浮いていた場面も確かにありましたが(苦笑)、

関西の訛りも見せず沖縄の方言…

というか、本物の金城さん喋り方を自分の物にしていたのは、評価しなきゃいかんでしょう。

特に、岡ちゃんは僕同様独りもんなのに、家族とのシーンはどれも観ていて感じるものがあって、それは感心しました。

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でも悲しいかな、李監督や岡ちゃん本人の意向なのかはわかりませんが(パンフも売り切れで未見)、

ストーリーの中の要所要所で、母親とかに岡ちゃんが頭を思い切りはっぱたかれるシーンがあるんですけど、

そのシーンでの叩き方や効果音、そして殴られた直後の岡ちゃんの哀しげな表情がコントの定番みたいな感じだったんですよね。

実際、他のお客さんから小さな笑いが起きるところもあった。

しかし、どーせならそーいう形で細かく笑わせようとするシーンも極限まで減らして、代わりに物に当たって…

みたいな演出をしていた方が、淡々とした中にももう少しメリハリがついて、

のどかなだけでは終わらない様な、心に染みる映画になっていたのかもなぁ、とは思いました。

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ほら、中盤以降は夢が挫折しかけて奥さんに励まされるシーンが複数あので、

それに加えてひっぱたかれるシーンも入っていたもんで、ちょっとゴチャゴチャしていた様に見えたんですよね。

これは完全に好みの問題なんですけど…。

岡ちゃんはこれぐらいにして、ここからはストーリー等について。

僕が『ほぉ〜』と思ったところがありまして。

それはですね、夜の養殖サンゴの産卵シーンを敢えて山場にしていたところですね。

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ドキュメンタリーならともかくそうじゃない分、構成としては地味ですが、

映画って、無条件で目立つシーンをクライマックスにする必要も無いやろーと僕は考えているので、あれはあれで良かったんじゃないでしょうか。

あとは…

サンゴ養殖のプロジェクトが成功しかけたり挫折しかけたりする度に、コロコロ態度が変わる役所の人と、

それを醒めた目で観る金城さんの両方の立場の描き方であったり、

金城さんに近づく怪しい人たちの姿の描き方は、沖縄風味?にアレンジされていてそこは巧いなぁ、と。

もしまだ観られていない方がおられたら、そこはちょっとだけお薦めしときます(爆)

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最後に、この映画で僕が一番心に引っ掛かったところを書いておきます。

それは矢部が一瞬たりとも出演しない…

ではなく、渡部篤郎さんの扱いですかね。

幾ら特別出演だからって、立派な役者さんである渡部さんを、森本さんのキャラをベースに…

ではなく、そのまんま森本レオさんにする必要はないやろ?と。何やねんアレ?

万が一渡部さんからのゴリ押しならば多少は割り切りますが、あれは不快やったなぁ〜という事で。

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