昨夜開催分の、19時女子プロレス第4戦の中継を観ました。
今回はその感想を。
神実況コンビならぬ神進行といっていいGENTAROのお陰で、番組としての完成度は確実に上がってはいたものの…
※ユーストリーム内・公式チャンネル
※アイスリボン公式ホームページ
今回はその感想を。
神実況コンビならぬ神進行といっていいGENTAROのお陰で、番組としての完成度は確実に上がってはいたものの…
※ユーストリーム内・公式チャンネル
※アイスリボン公式ホームページ
今回の相手は、真琴曰く“独裁者”こと さくらえみ。
何でも、GENTAROの解説によるとさくらはキャリアは15年だとか。
これは『えっ!?』と思った。
FMWの末期の首の負傷やガトクーがどーのこーので表舞台からフェードアウトしていた期間があったりして、
おまけに書けば昨夜は15年というより若手チックな
『今年も東スポの女子プロレス大賞を狙っています!』
宣言があったりした関係で、体型以外はさほどベテラン臭さを感じさせない気がするのは僕だけか?
それはさておき。
帯広ちゃんからすれば、恩人であり師匠でもある さくらが相手という事で、萎縮しては話にならないと強く意識していたのか、ゴング前にドロップキックを放つという幕開け。
ところが、そのドロップキックの当たりが不十分だったので、あとはあっさりさくらにペースを握られてしまったんですよね。
先週の、序盤から容赦なく攻めこまれて5分ちょっとでタップをしたちぃ戦の反省をして、思い切りアクセルを踏み込んで行ったのでしょうが、
ドロップキックでさくらを倒せなかったのが結果的に致命傷になったのかもしれない。
奇襲の失敗以降は『さくらは攻め疲れるのでは?』と視聴者が疑う隙もないぐらいに、何回か間をとりながら、13分間の試合の大半を攻め続ける。
帯広ちゃんも、肩の負傷を感じさせない様なテンションで、彼女なりに食らい付いていこうとはしましたが、体重差もあって反撃がどーしても点から線にならない。
しかも終盤には、スタミナ切れで足元がおぼつかない姿も見せてしまう。
もし、下手なレスラーなら、そんな帯広ちゃんの姿を見てもロープワークをやらせようとしたり、
危ない角度から落として受け身をとらせようとしたりして、事故が起きていた様な気がするぐらい。
そーいう意味では さくらの帯広ちゃんに配慮した介錯の仕方は評価しなきゃいかんのでしょうね。
同じベテランでも伊藤薫じゃ絶対あーいう仕事はできない筈。
よって、さくらが体重を詐称しまくっていても多少は許す(笑)
そりゃ、跳び箱を飛び越える時の要領で、帯広ちゃん自らさくらの腰に飛び付き、前方回転エビ固めを決めたシーンは、
もしかしたら帯広ちゃんの今後の売りの一つになるのでは?という意味で目を引きましたし、
さくらの弱点である腰を、逆エビ固めで固めた時はさくらに傷跡を残した様には見えました。
でも、冷静に振り返ってみれば『大ベテランvsど新人の闘い』というシチュエーションで、
ファンが想像する大まかなイメージを払拭できなかったのは残念。
試合後は、ほとんど喋れず番組も締めれないぐらいに泣き崩れていた帯広ちゃんの姿を見たら『現状では仕方ない』と言わざるを得ないんでしょうけど…
なおここからは、参考までに、さくらが帯広ちゃんにダメージを与えた技を覚えている範囲で羅列して書いておきます。
・脱臼したばかりの帯広ちゃんの右肩を痛め付ける事を意識していた、サーフボード風メキシカンストレッチ
・これまで、帯広ちゃんが何回も苦しめられてきた新人殺しの逆エビ固め
・旧全女のかわいがりチックな、思い切り叩きつけるボディースラムの連発
・男子プロレスか?と錯覚するぐらい迫力のある音が、無観客の道場内に鳴り響いた逆水平チョップ
・見栄えがいい割に滅多に観られなくなったジャイアントバックブリーカー
・京子風の腰降りパフォーマンスに三田ばりのブレイジングチョップ
・そしてフィニッシュはダブルアームの構えから持ち上げてから腰から落とす、説得力のバックブリーカー。
う〜ん…
この日のチャット画面でどなたかがコメントしてましたが、
普段女子プロレスを観ない、19時〜が開拓中の視聴者層および、
アイスリボンに『プロレスってあまり痛くないんですよね?』と問い合わせをしてきた方に対して、
プロレスの厳しさが画面越しに伝わりやすい点を意識して選んだって事でしょうね…。
ここからは、今後の19時〜の展開について。
さくらも参戦した事で、蕨在住組が一通り帯広ちゃんの相手を務めた訳ですが、僕の本音を書けば…
19時参戦に関する問い合わせをしてくる他団体やフリーの選手が、実際はどれぐらい居るのかはわからないけど、
今の帯広ちゃんはまだ、さくらが安心してアイスリボン以外の選手を当てれるところまでは成長していないんやろーなぁ、と思いました。
話は少しそれて。
とある男子選手が、デビューしたての新人選手とシングルで当たった後に
『やたら料理に関する知識はあるけど、包丁握るの今日が初めてです!みたいな料理人と一緒に料理を作ったみたいな感じでした。
プロレスラーに基礎体力が大事なのはわかるけど、プロレスがまるでできてないんじゃ意味がない、みたいな』
とオフレコでコメントをしていたそうですが、
極端な話、基礎体力もまだまだ不十分なレベルの今の帯広ちゃんでは、
幾ら無料で告知ができると言っても、
平日の夜に蕨まで移動してもらって、帯広ちゃんに気を遣わせながら試合をしてもらい、しかもノーギャラとなると、
さくらの中ではは申し訳ないみたいな感情は、問い合わせをしてきた選手に対してあるんじゃないですかね?
とりあえずは、蕨在住組4人が帯広ちゃん相手を務めるパターンが一回りしたら、
その都度さくらが『アイスリボンの外の選手と当てれるところまで成長したか?』を見極める様にしてほしいなぁ、と思いました。
最後に、神進行・GENTAROについて。
いじりやすいさくらが参戦していたからなのか?
先週よりは遥かに口数が多かったという真琴も、なかなか声をかけれないぐらいにヘロヘロになっていた帯広ちゃんに対して、
基本的にダメ出しが非常にキツい彼なりに、最大級に情をこめて帯広ちゃんにエールを送っていたのは、
帯広じゃなくても19時を観る人ならば感じるものがかなりあったのではないでしょうか。
今日の姿は、あくまで日によってトークのスタイルを微妙に変えるレパートリーの中の一つなんやろー、とはわかっていながらも、
僕自身『GENTAROって、もしかしたら良い人なのか?』と思いましたし…
そんな、ノーギャラなのに『ワールドプロレスリング』の実況アナではかなわない様なハイレベルの仕事っぷりを見せるGENTAROの為にも、
さくらは明日の中継からはフリーダムズの後楽園大会の告知をさせてあげてね、という事で。
それが無理なら、ノーギャラでフリーダムズに出てあげてね(笑)
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何でも、GENTAROの解説によるとさくらはキャリアは15年だとか。
これは『えっ!?』と思った。
FMWの末期の首の負傷やガトクーがどーのこーので表舞台からフェードアウトしていた期間があったりして、
おまけに書けば昨夜は15年というより若手チックな
『今年も東スポの女子プロレス大賞を狙っています!』
宣言があったりした関係で、体型以外はさほどベテラン臭さを感じさせない気がするのは僕だけか?
それはさておき。
帯広ちゃんからすれば、恩人であり師匠でもある さくらが相手という事で、萎縮しては話にならないと強く意識していたのか、ゴング前にドロップキックを放つという幕開け。
ところが、そのドロップキックの当たりが不十分だったので、あとはあっさりさくらにペースを握られてしまったんですよね。
先週の、序盤から容赦なく攻めこまれて5分ちょっとでタップをしたちぃ戦の反省をして、思い切りアクセルを踏み込んで行ったのでしょうが、
ドロップキックでさくらを倒せなかったのが結果的に致命傷になったのかもしれない。
奇襲の失敗以降は『さくらは攻め疲れるのでは?』と視聴者が疑う隙もないぐらいに、何回か間をとりながら、13分間の試合の大半を攻め続ける。
帯広ちゃんも、肩の負傷を感じさせない様なテンションで、彼女なりに食らい付いていこうとはしましたが、体重差もあって反撃がどーしても点から線にならない。
しかも終盤には、スタミナ切れで足元がおぼつかない姿も見せてしまう。
もし、下手なレスラーなら、そんな帯広ちゃんの姿を見てもロープワークをやらせようとしたり、
危ない角度から落として受け身をとらせようとしたりして、事故が起きていた様な気がするぐらい。
そーいう意味では さくらの帯広ちゃんに配慮した介錯の仕方は評価しなきゃいかんのでしょうね。
同じベテランでも伊藤薫じゃ絶対あーいう仕事はできない筈。
よって、さくらが体重を詐称しまくっていても多少は許す(笑)
そりゃ、跳び箱を飛び越える時の要領で、帯広ちゃん自らさくらの腰に飛び付き、前方回転エビ固めを決めたシーンは、
もしかしたら帯広ちゃんの今後の売りの一つになるのでは?という意味で目を引きましたし、
さくらの弱点である腰を、逆エビ固めで固めた時はさくらに傷跡を残した様には見えました。
でも、冷静に振り返ってみれば『大ベテランvsど新人の闘い』というシチュエーションで、
ファンが想像する大まかなイメージを払拭できなかったのは残念。
試合後は、ほとんど喋れず番組も締めれないぐらいに泣き崩れていた帯広ちゃんの姿を見たら『現状では仕方ない』と言わざるを得ないんでしょうけど…
なおここからは、参考までに、さくらが帯広ちゃんにダメージを与えた技を覚えている範囲で羅列して書いておきます。
・脱臼したばかりの帯広ちゃんの右肩を痛め付ける事を意識していた、サーフボード風メキシカンストレッチ
・これまで、帯広ちゃんが何回も苦しめられてきた新人殺しの逆エビ固め
・旧全女のかわいがりチックな、思い切り叩きつけるボディースラムの連発
・男子プロレスか?と錯覚するぐらい迫力のある音が、無観客の道場内に鳴り響いた逆水平チョップ
・見栄えがいい割に滅多に観られなくなったジャイアントバックブリーカー
・京子風の腰降りパフォーマンスに三田ばりのブレイジングチョップ
・そしてフィニッシュはダブルアームの構えから持ち上げてから腰から落とす、説得力のバックブリーカー。
う〜ん…
この日のチャット画面でどなたかがコメントしてましたが、
普段女子プロレスを観ない、19時〜が開拓中の視聴者層および、
アイスリボンに『プロレスってあまり痛くないんですよね?』と問い合わせをしてきた方に対して、
プロレスの厳しさが画面越しに伝わりやすい点を意識して選んだって事でしょうね…。
ここからは、今後の19時〜の展開について。
さくらも参戦した事で、蕨在住組が一通り帯広ちゃんの相手を務めた訳ですが、僕の本音を書けば…
19時参戦に関する問い合わせをしてくる他団体やフリーの選手が、実際はどれぐらい居るのかはわからないけど、
今の帯広ちゃんはまだ、さくらが安心してアイスリボン以外の選手を当てれるところまでは成長していないんやろーなぁ、と思いました。
話は少しそれて。
とある男子選手が、デビューしたての新人選手とシングルで当たった後に
『やたら料理に関する知識はあるけど、包丁握るの今日が初めてです!みたいな料理人と一緒に料理を作ったみたいな感じでした。
プロレスラーに基礎体力が大事なのはわかるけど、プロレスがまるでできてないんじゃ意味がない、みたいな』
とオフレコでコメントをしていたそうですが、
極端な話、基礎体力もまだまだ不十分なレベルの今の帯広ちゃんでは、
幾ら無料で告知ができると言っても、
平日の夜に蕨まで移動してもらって、帯広ちゃんに気を遣わせながら試合をしてもらい、しかもノーギャラとなると、
さくらの中ではは申し訳ないみたいな感情は、問い合わせをしてきた選手に対してあるんじゃないですかね?
とりあえずは、蕨在住組4人が帯広ちゃん相手を務めるパターンが一回りしたら、
その都度さくらが『アイスリボンの外の選手と当てれるところまで成長したか?』を見極める様にしてほしいなぁ、と思いました。
最後に、神進行・GENTAROについて。
いじりやすいさくらが参戦していたからなのか?
先週よりは遥かに口数が多かったという真琴も、なかなか声をかけれないぐらいにヘロヘロになっていた帯広ちゃんに対して、
基本的にダメ出しが非常にキツい彼なりに、最大級に情をこめて帯広ちゃんにエールを送っていたのは、
帯広じゃなくても19時を観る人ならば感じるものがかなりあったのではないでしょうか。
今日の姿は、あくまで日によってトークのスタイルを微妙に変えるレパートリーの中の一つなんやろー、とはわかっていながらも、
僕自身『GENTAROって、もしかしたら良い人なのか?』と思いましたし…
そんな、ノーギャラなのに『ワールドプロレスリング』の実況アナではかなわない様なハイレベルの仕事っぷりを見せるGENTAROの為にも、
さくらは明日の中継からはフリーダムズの後楽園大会の告知をさせてあげてね、という事で。
それが無理なら、ノーギャラでフリーダムズに出てあげてね(笑)
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コメント
コメント一覧 (3)
>>さくらの中ではは申し訳ないみたいな感情
万が一本当にそういう思惑があるのだとしたら
そんな選手をデビューさせて団体の顔にさせる人間には指導者としての資格はゼロだと思います。
さすがに試合数の少ないIジャ出身だから余計にベテランに感じないのでは?