…という訳で『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』を観てきました。

死ぬ気になれ、その時だけ生きられる…

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《以下ネタバレ注意》
まずは総括を。

制作発表があってから、ず〜っと不安視していた

『あぶない刑事が復活した時みたいに、全盛期を観ていた分、年齢を重ねた出演者達の現在進行形の姿を観ると、辛い思いをするパターンなんちゃうのん?』

という思いはモロに当たってはいましたね(爆)

本店と所轄の対立のシリアスさが軸になっていた一番最初のドラマ版と比較すると有り得ないぐらいに

『それは無いわ〜』

というところが満載の、少なくとも今年観た邦画の中では一番のバカ映画でした。

僕が笑ってしまった場面は、スリーアミーゴスがしっかりとメイクをして記者会見に臨んでいたシーンぐらいでしたが、それでもバカ映画としてなら許しましょう。

そう自分に言い聞かせなきゃ(以下略)

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そもそも、いかりやさんが亡くなり、水野美紀が踊るシリーズからバーニング!された以上、当時の雰囲気を再現するのは不可能な訳で。

織田裕二に見合うバカ映画(と錯覚をするぐらいのもの)に意識的にしたのは、苦肉の策ながらも僕は有りだと思います。

最後まで見終わって、そこら辺が気になったのでパンフを読んだら、亀山氏は

『OD3は新・踊る大捜査線という意味合いが強い。いつ作るかって断定はできませんがこれが最後だとは思ってない』

とコメントしていた。

どうやら狙ってあそこまでやってたっぽい。

そーいう意味では、ドラマ版で得た評価と独自の価値観を、ヤケクソ気味にブチ壊していたので

『してやったり!』

の心境なんでしょうね。

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フジテレビ側が、ここまでバカ映画色の強い踊る〜を望んでいたのか?と、

更なる続編制作のGOサインが出るか否かのポイントになる、観客動員面での高いノルマをクリアできるのか?は怪しいところですが、

少なくとも我々観る側は、あまり期待をせずに

『踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損々』

の言葉を胸に抱いてみれば、そこまで酷い映画でもないのではないしょうか、という事で。

どーせだったら、幾らバカ映画であってもオープニングはいつものアレにこだわっていてくれたら、もうちょっと心地よく踊れたのになぁ…

さてさて。

前半は、引っ越しがキーワードだったストーリーの面では、いちいち細かいところにツッコミを入れるのも、面倒臭くて嫌になるレベルの完成度だったというかですね。

ただ、諸般の事情があって、あんまりあちこちでロケができなかったり撮影日数が確保できなかったから、

クライマックスにあまり関わらない役者さんは、旧湾岸署と新湾岸署のセットの中に皆ブチ込んどけ!

というノリで行くなら、もっと密室劇っぽい要素も観たかったなぁ、なんて思ったりなんかして。

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ネットを利用した犯罪にしても、制作者側がそこまで匿名掲示板やネット犯罪の現状をリサーチしていないっぽいし、

話の後半に異質な存在感をアピールする小泉今日子の怪演も、バーニングの周防さんが怒った時の方が数段恐ろしいのを知っているから、イマイチ怖く思わなかった…

それでもですね。

僕が一番引っ掛かったところを書くとですね、超法規的措置という言葉の扱いでしょうか。

こんなバカ映画でこれだけ大層な言葉がクローズアップされるのって…ど〜なんでしょうね?

政治的背景があるにせよ、あのパターンで検討されるものなのか?

僕の中では違和感がありました。

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出演者について。

織田裕二とふかっちゃんはあれはあれでいいんじゃないですかね?良かったと思います。

踊る〜が始まってあれだけ年数が経っているのに、二人の距離感に変化が無いのは気持ち悪かったし、

織田裕二とギバちゃんの共演シーンは、合成臭くてざわつくものがありましたが、まぁいいでしょう。

それよりも、真下ことユースケの浮き具合とラストの就任挨拶の『オイーッス!』が不自然で不自然で。

少なくともスピンオフの劇場版であれだけ頑張ってたんから、あの扱いはかわいそうですよねぇ。

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脚本の第一稿では、小泉なにがしのポジションに真下が入っていたっぽいけど、

いつの間にか思い切りメインストーリーから外されたのか?とか思いました。

もし踊る〜の更なる続編があるなら、ユースケがバーニング!されていないかどうかが心配になるところです。はい。

最後に、どーでもいい範囲の気になった事を。

本編が始まって1時間5分ぐらいが経過してからの新湾岸署の入口のシーンで、作業をしている引っ越し業者のメンバーの中に、

確かに沼ちゃんはいたんですけど、その横に野橋太郎みたいなヒゲ面の人が映っていたんですけど、あれは野橋じゃなかったのかなぁ…

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