スマッシュ4のサムライ中継を観ました。

この日の興行はメインに尽きるんでしょうね。

試合の感想の前に、まとめみたいな事から長々と書けば…

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※PC版スポナビより
華名が、いかにもその場の思い付きっぽいけど『死合』という重い言葉まで使いながら、

いざ初対決が終わってみれば昨年のKENTAvs中嶋ばりに短期間で再戦が組まれて、

結果、これまでの日本のプロレス界ではありがちのパターン通りに一勝一敗になり、

華名のスマッシュ以外のリングでのプロレス活動には影響が無いまま、二人の闘いには一区切りがついた。

一応来週の週刊プロレスに掲載されるとの事ですが、華名のアピールするマニフェストやらネクストステージやらって、

世間からは舐められず、格闘技に影響されない様な独自の価値観を持つ、古き良き時代のプロレスへの原点回帰を、現代風にアレンジします

みたいなアティチュードを、今のファンが幻想を抱きやすい言葉にアレンジしようとしてるだけなんちゃうのん?とか思ったり。

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そこまでデカい事を言うて、肝心の試合がショッぱかった時のリスクを回避する言い訳を考えるプロレス頭も含め、

口八丁手八丁カマすのもプロレスラーのセルフプロデュースだ僕は思うので、仮にそうだとしても、華名のやり方を否定はしませんし、

TAJIRIがその辺を容認した上でガンガン煽るのもわかる。

だって、そーいうデカい事を言う選手を煽ってけしかけて、その気にさせる方が観ている側も絶対面白いですから。

よその団体なら、そこまでやりながらハシゴを外す可能性もあるんでしょうけど、TAJIRIなら大丈夫っぽいし。

でもなぁ。マスコミやファンの方が、華名の言動にあそこまで反応するのって、僕は違和感があるんですよね。

近藤が、リアルか演技かはわかりませんが、華名との再戦をあからさまに嫌がったのもその辺が理由かもしれませんし。

とにかく、そこまでカマした後の試合をまず観てから語ってみましょうよ…というか。

これは凄く思います。


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華名はいろいろなスタイルの練習をしているそうですから、

最初から最後までUっぽいスタイルを押し通す、みたいな不粋な事はしないでしょう、たぶん。

でもどーせだったら、前記の『大一番のシングルは一勝一敗』のベタな世界観が、びびってたじろぐぐらいに刺激的な価値観を試合で見せてほしいですよ…

あ、でもオーちゃんvs破壊王の1・4みたいなのはマジで勘弁ですけどね。

僕の言い回しも大概ふわふわしてますが、何卒ご了承下さい(苦笑)

ちなみに。

高橋奈苗みたいにパッション!パッション!パッション!って常日頃から言うてても、

それ以外の言葉が決定的に不足しているから、試合のクオリティの高さの割には女子プロレス以外も観ているプロレスファンからはそこまで注目されてなくて、

本来ならば彼女の歴史に残るぐらいの大一番である筈のシュートボクシング参戦が

『あ、そう。ふ〜ん』

レベルの反応になっているのは理解できるのですが…

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そーいう印象があって、今回映像で観る前から興味が萎えた部分はあるんですけど、

それでも、この1回目の対戦は良い試合だったと思います。

試合後の近藤の涙は非常に感じるものがありましたし。

思い返せば、TAJIRIがマスコミも巻き込んで一ヵ月間煽りまくって、SUNAHOさんが前説で近藤にあーいうエールを送って、

メインとの色の違いをより鮮明にする為に、セミやセミ前にこれまで行なわれたスマッシュよりもどぎつい試合を持ってきて…。

かつて自らが絡んだタムラ様とのタイトル戦では、今回のTAJIRIばりにmixiを使って自分で煽りまくって名勝負を作ったアイスリボンの独裁者が、

自分が直接絡まない試合なのにそこまでやり切ったTAJIRIに対して(本心かどうかはわからないけど)ジェラシーを抱いたという発言をしたのもわかる。

ただ、ジェラシー云々を言う独裁者が(以下自粛)

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ここからはそんなメインについて。

近藤にしても華名にしても、これまでの感情の交錯をみたらありえない様な、クラシカルでシンプルなレスリングの攻防が中心になったものの、

観客の集中力を途切れさせなかったからこそ、あのハイキック一発!によるフィニッシュシーンが、高田vs北尾ばりに観客の心に残るものになったんやろーなぁ、と。

これまでは、二人ともそーいう試合ができるイメージは無かった。

特に近藤に関しては、例えば序盤のヘッドロック一つ・腕の固め方一つをとってみても、あの表情の良さをみたら

『このヘッドロックや腕固めだけで、その気になればもしかしたら試合が終わってしまうのではないか?』

的な説得力があるヘッドロックを魅せてくれそうで…

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TAJIRIが前にユーストリームの番組で言っていた『近い将来二極化されていく』女子のプロレスの流れの中で“こっち方面”の女子選手としてのセンスの良さを感じました。

だからこそ、余計に高く評価をしなきゃいかんでしょう。

素晴らしいし、カッコいい。

具体名を出してアレですが、今の櫛田ではあそこまでじっくりとしたレスリングで試合を組み立てて一撃必殺!の技でメインを締めるのは無理があると思うので、

そーいう意味では近藤にとってはこれまでのレスラー人生では皆無、かつ今後もやれるかどうか定かではないぐらいのベストバウトと言い切っていいと思います。

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ところで。

今の近藤のキャリアで、ストーリーの面も含めこれだけの名勝負を作ってしまうと、

燃え尽き症候群で、これまたこれまでの日本のプロレス界ではありがちのパターン通りに、スランプに陥ってしまいそうな気もしますが、

TAJIRIはJCBに向けて、スマッシュの女子の路線と近藤をど〜していくんでしょうねぇ、ジョンシナにはオファーを出すんでしょうかねぇという事で(シナは無理無理)

あっ、そうそう。

華名にとっては近藤戦がベストバウトかどうかはわからないので、そこはノーコメントで。

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ここからはセミについて。

ジェシカは既に別格扱いとして(笑)今回が初来日だったFCF勢は当たりでしたね。

首狩り族はキャラのインパクトの方がレスラーとしての印象を圧倒していたので、もう一回観ないと何とも言えない部分はありましたが、

原始人は、従来のプロレスのムーブと自らの非日常感溢れるキャラが引き立つムーブの、メリハリの付け方が巧くできていた。

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どーやら、前回のヴァレンタインの『とんだ一杯喰わせ物』感は、FCF全体ではなくヴァレンタイン限定みたい(爆)

最初にこのマッチメークを見た時には、

女子の選手がvs男子のシチュエーションで、急所蹴りに頼らない形でやり合わせる為に、

敢えてリン・バイロンが組み入れられたのかと思ってましたが、どーやらそこだけは違ったみたい。そこだけは残念ですね。

TAJIRIとジェシカの絡み自体は面白かったからプラマイゼロではありますが、一応書いておきます(笑)

さてさて。

もしかしたらスマッシュ旗揚げ以降だと、ストーリーやゲスト参戦選手の面子も含めて一番のサプライズ&ギャンブルかも知れないJCBホール大会の正式決定や、

大原はじめの思想面(?)でのスマッシュ本隊との対立に関してはまた別の機会に書くとして、今回はこんな感じで。

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