昨夜地上波で放送されていた、映画版『カイジ〜人生逆転ゲーム〜』を何とリアルタイムで観てしまいました。ようやるわ、俺(笑)
よって今回は、映画版カイジの感想を…
※PC版ホームページ
※携帯版ホームページ
《以下ネタバレ注意》
よって今回は、映画版カイジの感想を…
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《以下ネタバレ注意》
あくまで役者さんの演技を除いて…という言い方にはなりますが、
複数の要素で壮絶レベルでダメなところが目につき不快になってしまう、原作レイプ感満載の映画でした。
せめて三池崇史が監督をやってりゃあなぁ、とか思ったりなんかして。
あんなんだっら、タイトルを人生逆転〜ではなくカイジ・エボリューションにしといてほしかったです。
とにかくですね、原作版カイジの複数のエピソードから、真っ先に緊張感という“肝”を抜き取り、
残ったところもそこまで掘り下げる事もないまま、
何故にそこまで?というぐらいエピソードを詰め込み過ぎていて、
『単行本であれだけの長編になった作品を、映画化したらたった一作で起承転結を付けなきゃいけない』
という編集担当者のジレンマ・悲愴感が終始伝わってきた。
編集室の納期直前の時期は“地下の医務室”みたいになっていた様な気がしてならないですよ。
一応ややハッピーエンドにはなってましたが、エンディングがどうであれそんな映画にはカタルシスはないやろって話で。空回りもええところですよ。
冷静に考えてみればEカード対決の場面はまだ多少マシだったのかも知れませんが、
全体的にストーリーの展開が早すぎた為に、エゴむき出しの駆け引きやら裏のかきあい、カイジの葛藤やら心の声やら、
原作では見せ場になっているところがサクサク進行し過ぎていて、ペラッペラに薄くなっていた様な気がしてならない。
しかも、地上波版向けにあちこちがカットされていたという点も出てきたら、もう話にならないでしょう。
同じ金曜ロードショーで放送されたサマーウォーズでさえかなり編集されていたぐらいだから、
カイジレベルの作品がノーカット放送されるなんてハナからありえないのは確かですが…
どのみち、映画館で金を払って観なくて良かったと思いました。
あと、原作を読んでる人はたぶん皆言ってるんでしょうけど…
敢えてカイジを映画化して、自滅気味に中身が薄い作品になるならば、エスポワール号の章に絞って良かった。
だったら、例えばゲストの松ケンをもっといいポジションに持ってこれたやろーし。
昔のカイジはもう何年も読んでませんが、グー(だっかな)のカードの買い占めを画策したはいいけど、Xがどーのこーのと頓挫しかけたり混乱したり、
仲間に見捨てられたところを宝石強盗犯をハメて復活したり、等のくだりなんて映画になってもきっと耐えれたやろーに。
日テレに限った事じゃないけど、地上波がディープなところまで絡むとロクな事がないって事かなぁ。残念。
ここからは役者さんついて。
いつもの様に“いちご姫”香川さんの演技は素晴らしかったのですが(弥太郎のビジュアルとのギャップは笑った)、
千人斬りでおなじみの藤原竜也くんもなかなか良かったですね。
元々男臭さしかない世界観の作品の為に撮影現場には野郎しかおらず共演者は食えなかった筈なのに、
モチベーションも下がらずにいい演技をしていたんじゃないでしょうか。
顎のとんがり具合等ビジュアル面での説得力には欠けたけど、彼は彼なりに藤原竜也流のカイジ像を作って演じようとしていたっぽいですね。
万が一、エスポワール号の章の脚本の中に、原作と同じく裏切られて失格になり、別室でスッポンポンにされて股間にモザイクが入る描写が書かれていたとしても、
また、Eカードの章のセンサー付き耳ドリルを逆手にとる為に耳を引きちぎって〜のくだりも、
一応やってみましょうか?CGで何とかなるでしょ?
という構えは見せて、マネージャーに目線は送った様な気はする(妄想)
ここからは個人的なアレを書けばですね。
クライマックスのEカードで目をひんむいて、奴隷がどーのこーのと利根川に吠えるシーンなんて軽く鳥肌がたちましたね…
他には、何げに石田さんを演じた役者さんの完成度が高かったなぁ(笑)
最後に。
来年公開なのに内容がまるで見えてこない映画版の続編では、どの勝負が描かれるのかなぁ…
幾らボロカスに書いていても、とりあえずは気になってしまう自分が悲しい!?
とはいえ、続編だろうがテンポが一気にゆっくりとなる事はないでしょうから、あまり期待はしませんけどね(説得力ゼロ)
でもでも、そんな僕でももしもウシジマくんを演じている山田くんが沼のパチ屋の店長あたりを演じて、
藤原竜也くんとの真っ向勝負が実現するならばちょっと観てみたい…
って、スターダストと懇意なTBSが日テレの映画に貸す訳ないけど、一応書いておきます。
ついでに書けば、山田くんがダメならヒール道を突き進む稲垣ゴローちゃん希望(笑)
坂崎役は藤原組長か苅谷俊介さんで是非!?
それでは皆様、これから僕はちょっくらジャンプしてきます(笑)
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複数の要素で壮絶レベルでダメなところが目につき不快になってしまう、原作レイプ感満載の映画でした。
せめて三池崇史が監督をやってりゃあなぁ、とか思ったりなんかして。
あんなんだっら、タイトルを人生逆転〜ではなくカイジ・エボリューションにしといてほしかったです。
とにかくですね、原作版カイジの複数のエピソードから、真っ先に緊張感という“肝”を抜き取り、
残ったところもそこまで掘り下げる事もないまま、
何故にそこまで?というぐらいエピソードを詰め込み過ぎていて、
『単行本であれだけの長編になった作品を、映画化したらたった一作で起承転結を付けなきゃいけない』
という編集担当者のジレンマ・悲愴感が終始伝わってきた。
編集室の納期直前の時期は“地下の医務室”みたいになっていた様な気がしてならないですよ。
一応ややハッピーエンドにはなってましたが、エンディングがどうであれそんな映画にはカタルシスはないやろって話で。空回りもええところですよ。
冷静に考えてみればEカード対決の場面はまだ多少マシだったのかも知れませんが、
全体的にストーリーの展開が早すぎた為に、エゴむき出しの駆け引きやら裏のかきあい、カイジの葛藤やら心の声やら、
原作では見せ場になっているところがサクサク進行し過ぎていて、ペラッペラに薄くなっていた様な気がしてならない。
しかも、地上波版向けにあちこちがカットされていたという点も出てきたら、もう話にならないでしょう。
同じ金曜ロードショーで放送されたサマーウォーズでさえかなり編集されていたぐらいだから、
カイジレベルの作品がノーカット放送されるなんてハナからありえないのは確かですが…
どのみち、映画館で金を払って観なくて良かったと思いました。
あと、原作を読んでる人はたぶん皆言ってるんでしょうけど…
敢えてカイジを映画化して、自滅気味に中身が薄い作品になるならば、エスポワール号の章に絞って良かった。
だったら、例えばゲストの松ケンをもっといいポジションに持ってこれたやろーし。
昔のカイジはもう何年も読んでませんが、グー(だっかな)のカードの買い占めを画策したはいいけど、Xがどーのこーのと頓挫しかけたり混乱したり、
仲間に見捨てられたところを宝石強盗犯をハメて復活したり、等のくだりなんて映画になってもきっと耐えれたやろーに。
日テレに限った事じゃないけど、地上波がディープなところまで絡むとロクな事がないって事かなぁ。残念。
ここからは役者さんついて。
いつもの様に“いちご姫”香川さんの演技は素晴らしかったのですが(弥太郎のビジュアルとのギャップは笑った)、
千人斬りでおなじみの藤原竜也くんもなかなか良かったですね。
元々男臭さしかない世界観の作品の為に撮影現場には野郎しかおらず共演者は食えなかった筈なのに、
モチベーションも下がらずにいい演技をしていたんじゃないでしょうか。
顎のとんがり具合等ビジュアル面での説得力には欠けたけど、彼は彼なりに藤原竜也流のカイジ像を作って演じようとしていたっぽいですね。
万が一、エスポワール号の章の脚本の中に、原作と同じく裏切られて失格になり、別室でスッポンポンにされて股間にモザイクが入る描写が書かれていたとしても、
また、Eカードの章のセンサー付き耳ドリルを逆手にとる為に耳を引きちぎって〜のくだりも、
一応やってみましょうか?CGで何とかなるでしょ?
という構えは見せて、マネージャーに目線は送った様な気はする(妄想)
ここからは個人的なアレを書けばですね。
クライマックスのEカードで目をひんむいて、奴隷がどーのこーのと利根川に吠えるシーンなんて軽く鳥肌がたちましたね…
他には、何げに石田さんを演じた役者さんの完成度が高かったなぁ(笑)
最後に。
来年公開なのに内容がまるで見えてこない映画版の続編では、どの勝負が描かれるのかなぁ…
幾らボロカスに書いていても、とりあえずは気になってしまう自分が悲しい!?
とはいえ、続編だろうがテンポが一気にゆっくりとなる事はないでしょうから、あまり期待はしませんけどね(説得力ゼロ)
でもでも、そんな僕でももしもウシジマくんを演じている山田くんが沼のパチ屋の店長あたりを演じて、
藤原竜也くんとの真っ向勝負が実現するならばちょっと観てみたい…
って、スターダストと懇意なTBSが日テレの映画に貸す訳ないけど、一応書いておきます。
ついでに書けば、山田くんがダメならヒール道を突き進む稲垣ゴローちゃん希望(笑)
坂崎役は藤原組長か苅谷俊介さんで是非!?
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コメント
コメント一覧 (1)
ほんと、役者の無駄遣いだよっ!
観ている途中で、「なぜだ?なぜだ?」とリアルに心がざわつきましたワイ。ザワザワザワ。