ガオラで放送されたバージョンの8・29全日本両国大会の中継で、みのるvs諏訪魔の三冠ヘビー級選手権を観ました。

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※PC版 全日本プロレスホームページ

ここだけの話、この両国大会はメインしか観れていないのですが、

これだけのメインが観れたんだから、他の試合はもし見忘れても別にええかな、と。

それぐらい試合内容のハードさ・凄さが突出していた様に思いました。

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いや、何せ長かったので観ているだけできつさもある試合だったのは確かなんですけど、みのるがあくまで地味な技を中心に様々な引き出しをあけて…

具体的に書けば、久々に見たクロックネックシザーズから、

お互い座り込んで、間を溜めて&叫び合いからの頭突き合戦まで、その幅は広かった。

そんな風に手を変え品を変え、諏訪魔をおちょくる事なく首を一点集中攻撃をする形でリードして、

お互いほとんどフォールの体勢に入らずに、44分間もの試合を作った訳で。

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ムトちゃんが言うところの作品としての“美しさ”も、

ギスギス・ドロドロとした画風ながらも(笑)かなり高いレベルに達していたんじゃないでしょうか。

しかしまぁ何ですかね。

そんなみのるの世界に付き合った諏訪魔のスタミナというか基礎体力は凄いわ、ありゃ。

あれだけ長時間の試合になりながらも、みのるが半けつを出されるのを嫌がったのか?

定番のラストライドがフィニッシュにならなかった事で、ラストライドの一撃必殺の説得力はほとんど落とさず、

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その代わりにフィニッシュになったバックドロップホールドは、

見るだけで悲鳴があがるぐらいエグかった、後楽園でのチャンカン公式戦でみのるに放った時のそれとは違い、美しさの面で普通に見ていられるフォームだった。

そして、試合後にみのるがダウンしたまま動けなかったのに、諏訪魔はマイクでしっかり喋っていたところなんて、圧倒されたというかですね…

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しかし。

小佐野さんからは何回も『昔から全日本プロレスの大ファンだ』といわれていた諏訪魔なのに、

現在の全日本のレギュラー外国人選手では諏訪魔に基礎体力の面で太刀打ちできないっぽいのは、ストーリーの面で考えたら致命傷になりそうで非常によろしくない。

この試合で何回か使った、見よう見まねの曼陀羅捻りっぽい足を抱えての投げなんて危なっかしくて仕方なかったし、

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この三冠戦の直後にマイク投げ事件をやらかしてしまう等、

諏訪魔vs船木を高評価していたブラックアイ2の杉さんが言うところの不安定極まりない全日本プロレスの主人公・諏訪魔ではありますが、何とかしてジャンボさんの様な王者を目指し…

ていっても、あの域にたどり着くのは性格的に難しいかな?

そーいう安定した王者像への期待はIWGPのコジに丸投げしときましょうか!?

全日本にこだわるならば、諏訪魔がやっぱりダメだったならまたまたみのるに三冠を託すという手も無くは無いですし!?

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わんぱくでもいい…

の昔のCMやないけど(笑)不安定でもいいから、当たりはずれの幅ができるだけ縮まる様にはなってほしいですねぇ。

ここからはちょっと話はそれて。

僕は、2010年の上半期はこんな感じでベストバウトやらを選んでいたんですけど、

下半期に関してはこの試合が群を抜いている、というのが今の素直な気持ちですかね。


ちなみに、次点はワイド石川vsアブ小あたりか?

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杉浦も、ノアの現状にあがきながら必死でやっているのは認めますが、

ノアの試合スタイルの傾向がアレなのを差し引いても、

ノア内でストーリーを作って頂上決戦ムードを高めていくのはいいけど、

秋山戦なんて特にそう思いましたし、潮崎戦もそうだったかなぁ。

いかんせん杉浦が頑丈過ぎて、みのるvs諏訪魔戦程の一進一退感が感じられずにですね…

でも、同情票の意味合いをこめて、MVP部門の何位にするかは別にして、杉浦には票は入れるつもりですが…

さてさて。

残り2ヵ月で日本のプロレス業界は、どれだけ凄い、熱い、誇れる様な試合を見せてくれるのでしょうか…

とこの文章を締めさせておきます。

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