今回は、プロレスの話をふたつ…

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※19時女子プロレス公式ホームページ

★タイトル戦がおこなわれる前に、GENTAROが『腕立て伏せ百回』云々を『ぬるいね!』と切り捨てていた、19時女子プロレス・第71戦を観た感想を…

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マッドマックスとつくしちゃん。

小さい二人によるタイトル戦自体は良い試合だったんじゃないすかね。

真琴が比較的あっさり敗れた大阪でのタイトル戦よりは、数段良かった。

小ささを感じさせない事を意識していたっぽいし、ベタに飛び技を頼らなかったのは好印象。

アイスリボンでの真琴とエースがやり玉にされて云々の流れに若干霞んでいた感があるのは、勿体ないよなぁ。

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試合としては、タックルから始まるグラウンドレスリングの攻防は、期待通りに緊張感があったし(もっと長時間観たかったぐらい)、

弓矢固めを巡る攻防がひとつの山場になるかと思っていたら、

マッドマックスが、実はこっちが本命だったっぽい変形フェイスロックで仕留めにかかったシーンは、力が入りました。

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でも、またも技のバリエーションを広げたらしい今のつくしちゃんを撃破するには、

曲者キャラならではというか、曲者キャラなりのもう一押しが足りなかったのかもしれない。

まぁ、後楽園に続いてタイトル戦で負けても、独自に築き上げたポジションには何ら影響が無いっぽいし、

すかさず真琴に噛みついてもツッコまれないのは、曲者キャラの賜物なんでしょうけど…ね。

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かたや つくしちゃん。

いつもの様に、20時のタイムリミットが気になって気になって仕方がなかったけど、

放送席のメンバーによる必死の巻きが入った甲斐もあり(笑)、タイムリミットまでに無事に試合が終わって冷静に思い返してみれば、安定感も増してきた感じ。

実際は見た目以上にスタミナを消費した筈の、中盤の自らロープに走ってのボディアタックを19回連続(!)で放ったシーンは『おおっ!』と思ったし、

そんな流れがありながらも終盤のブリッジもきれいやったねぇ(しみじみ)

アイスリボンに限らず、タイトルによってはその管理が随分あやふやな物もあるプロレス業界において、

ノーギャラの試合なのに律儀に月一ペースの防衛戦を守っているだけでも大したもんだし、後楽園で敗れたらモチベーションが下がりそうなものなのに…偉いよなぁ。

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ここから来月の19時〜一周年興行までは、どう自分からストーリーを煽っていくかは見ものではありますね。

大体つくしちゃんも、やるだけの事はやってるんだから、真琴に情をかけるよりも先にですね、

あくまで夏の後楽園大会へのストーリーのひとつでしかないっぽい基礎体力がどーこうの流れの方が、ファンの興味を明らかに集めている現状に対して、

不快感をちらっと見せりゃあ輪をかけてインパクトがあって面白くなるんだから、試しにやってみたらいいんですよ、みたいな感じです。

※PC版DDTホームページ

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★先週のDDT中継で、大将vsワイド石川の無差別級戦を観ました。

最終的にはワイド石川が、体格差とパワーで大将のキャリアを押しきってベルトを奪い、

夜のユニオンと六月の後楽園大会にも繋がっていくという、良いエンディングになってましたね。

大将からすれば、前哨戦がほとんどなかったのと、デカい相手とやり慣れていない事が裏目に出て、

それに加えてアクシデントにより負傷をした事で、

中盤では引退発表以降では初めて見せる苦し気な表情を見せていたのは、衝撃的でした。

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それでも終盤では悲壮感を見せずに、真っ向勝負で石川を切り崩そうとした姿は感心させられました。

ついでに書けば、きれいなフォームでの蹴りを連発して場内をどよめかせたり、

相手を普段とは違う角度に寝かせてセントーンを放ったり、奇襲のウルトラウラカンラナを放ったりと、

ファンに『敗れても尚強し!』を印象付けた、大社長ばりの大人げなさには、ある意味ため息が出ました。

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よって、石川からすればやっとこさでベルトを奪ったものの…

という感じだったのではないでしょうか。

でなきゃ、団体のトップとしてはよろしくない。

具体的に書けば、大将のそんな大人げなさに対して、いっときの四天王プロレスばりに、

頭から落とす技に頼りきりだった(様に見えた)点に関しては、

折角大将からベルトを禅譲してもらうという、DDTの歴史においても屈指の重要なポジションでありながらも非常に如何なものか?と思った。

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クロスアーム式のスプラッシュなんて、今後は今回の大将級の大一番&相手じゃなきゃ使っちゃダメですよ。いやマジで。

でも…

こうなったら石川には、六月の後楽園も両国でもメインで勝ち進んで『大将に勝った』という重い十字架を背負い続けてもらって、

適当なタイミングでバキューン!に恩返しをした後で、次のユニオン後楽園大会では、昨年の対決時よりも更に怪物化している関本を挑戦者に迎えてほしい。

石川とユニオンを通して、そんな夢を見たくなったというか…

とにかく、頑張れよ!

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