一昨日は、映画『ステキな金縛り』を観てきました。

今回はその感想を…

♪ア〜ルプス 一万尺〜…

5e2bc17d.jpg

※公式ホームページ

≪以下ネタバレ注意≫




三谷さんの作品らしく、有名な役者さんが『これでもか!』というぐらいに沢山出られていて、

その役者さん達を交通整理していただけでも満足してる部分があるのに、

いわゆる法廷物だったのをど忘れするぐらい(劇中それを指摘する台詞もあった 笑)に、いろんな要素を『これでもか?』と詰め込んでいた。

作品冒頭の何気ないやりとりも伏線になっていたのは感心させられたし。

c7bf96c4.jpg


しかし、いずれの要素もリアリティーの面での説得力が低く、また全体的にかなり軽い映画だったので、

その世界観が合う・合わない&好き・嫌いは観る側の好みによって分かれそうな気はしますが…

僕は大好きですねぇ。

いわゆるシュールな台詞のやり取りは無かったのに、無茶苦茶面白かった(笑)

一番笑ったのは、怒った六兵衛さんが法廷で中井貴一さんを斬り捨てながらも法廷内の大半の人には見えず、

それでも法廷画家さんがその様子を細かく描いていて翌日の新聞の一面になったところ(笑)

その次は、村西とおる監督作品の、気持ちよければ貝殻の笛を吹いて…のネタのオマージュにしか思えない(嘘)、

笛のラムネやハーモニカを使って『幽霊が見えない人達』とコミュニケーションをとるところ。

ラストの、誰もいない法廷で…のやりとりはズルいわ(苦笑)

344095d0.jpg


何となく邦画を中心に映画を観ている僕ですが、今年の邦画では迷わず上位に入れなきゃいけない。

先週、雰囲気がとにかく重かった『一命』を観てきた反動もあるのかも知れないんですけど、それでも面白かった。

『モテキ』の時の大根監督やないんですけど、

劇場映画はあくまでエンターテイメント。普段映画を観ない客も映画館まで足を運ばせてナンボなんじゃ!

と割りきった上で、オリジナルストーリーを作りあげる三谷監督の姿勢は、僕は有りだと思いますね。

c55531c5.jpg


ここからは役者さんについて。

竹内結子が出番の数の割にオイしい役を演じていた事もあり、

主役・ふかっちゃんのコメディモードの演技は、三谷さんがあそこまで絶賛する程良かったとは、僕は思わないんですよねぇ。

仕事では失敗続きの天然系の割には

『いやいやいや、部屋綺麗やん!髪もぼさぼさとちゃうやん!これなら綾瀬はるかに演技指導を受けといてほしかったわ!』

って思ったし。キャラの作り込み方が全体的に甘く見えた(爆)

もっとも、シリアスな役との演技の振り幅の広さは高評価しなきゃいんでしょうけどね。

299dc997.jpg


また、前にも書きましたが西田局長の六兵衛さんも、三谷監督が西田局長のアドリブ対策の脚本を書いていたにも関わらず(それもおかしな話やけど)、

アドリブも含め好き勝手にやり過ぎに見えて、序盤のファミレスの場面等笑うどころか萎えた部分もある。

いざ見終わって数日経って考えてみれば、作品のメインテーマ(?)だった

『もしも現代に、見える人が非常に少ない状態で落武者の幽霊が現れたら?』

のコントを、あくまでコントとして完遂しつつ最終的には ふかっちゃんには見えなくなる切ない存在にする為には、

あれぐらいの軽いキャラにしなきゃいけなかったのかも知れませんが…

44041dd3.jpg


あっ、でもアベちゃんが演じたボスは好きですよ。

徹底して三の線のキャラだったのはまだいいとして、

意味なく本格的なタップダンスをやらされたり、驚くぐらい簡単に殺されたり。

今のアベちゃんのポジションであーいういじられ方をされるのは新鮮だった。

さすがにもう出ないとは思いますが(苦笑)三谷監督の作品にまた出てほしいものです。

90ce9f35.jpg


そうそう。

今作における、漫才のボケとツッコミでいうところのツッコミの役を担当した中井貴一さんの演技は良かったですね。

やっぱり中井さんはビチーッと背広を着てナンボ。

大阪でお好み焼きを焼いてるなんて似合わないですね(爆)

…あぁ、本来ならばTKO木下やバラモン・カツヒサさんについても書きたいところですが、キリがなくなるので今回はこの辺で。

それでは…

0b47336c.gif


人気ブログランキングへ
こちらの人気ブログランキングにエントリーしております。よろしければクリックをお願いします…