今更感はありますが、スマッシュ22のサムライ中継を観た感想を…
※PC版スポナビより
※PC版スポナビより
メインの試合内容に関しては、あの組み合わせなら及第点。
スタバとTAJIRIの手が合うのは昨年の時点でわかっていたから、
攻防に新鮮味は無かったけどフィニッシュには説得力があったから、トーナメントの集大成とすれば十分でしょう。
矢郷さん組vs藤波組は、藤波さんをリスペクトする矢郷さんの姿は本当しみじみできたし、
意図的に一歩引いていた真霜のカッコ良さが味わい深かった。
この二人、タッグとしてまたスマッシュに来てほしいものです。
しかし。
交流する範囲がかなり広くなり、ブッキングされる選手の数も増えて試合数が増えて、興行全体の時間もどんどん長くなっている関係で、
テレビで放送される際には1試合に割り振られる時間が短くなっているので、
アンダーカードではますますコメントし辛くなってきたなぁ〜
また同時に、リアリティーのある人間臭いドラマが軽視されてきてるよなぁ〜
と感じたのが1つと、
順調かどうかは別にして、後楽園でのショーを中心にせざるを得ないぐらいにスマッシュの規模が大きくなってしまい、
TAJIRIがメインに近い順番で試合をしたり練習生の指導をしながら、
ポールEやキニョネスさんの仕事を担当してやりくりしていくのは、限界に来ている様に見えたのが1つ。
このままでは、スマッシュ自体は団体として大きくなるにつれて、金銭以外の面でもシンドくなっていきそうな印象が残りました。
具体的に書けば、
共演している紫雷のおねーちゃんや、獅子王と比べて表現力にはどうしようもないぐらいの差があるのにストーリーが継続しているキトタクであるとか、
フナキの弟子・ヨーヘイのプッシュであるとか、
女子の4WAY戦であるとか、あと白いリン・バイロン復活のシーンなんて、
TAJIRIが要点だけ説明して流れは選手に丸投げして、リハーサルもチェックしてないんとちゃうか?
また仮にチェックしていても、この程度の完成度になるのは普通にアカンやろ?
って疑ってしまったというか。
そりゃ、スマッシュ以外のプロレスをあまり観ていない客層だけで後楽園が埋まる目処がつく団体になってれば問題ないんでしょうけど、平日にしか後楽園を開催できないとなるとそれは難しい。
それなのにアンダーカードでは、他団体も観ている客層をリピーターにするのは困難にしか思えない試合をやっているのは…ね。
あくまで、フィンレーを呼んでプッシュする事自体に全く異論はありませんが…
と前置きをしてから書けば、
ベネノを通しての恐怖の大王のストーリーをトーナメントと同時進行でやられて、フィンレーの名前を決勝戦の試合直前に発表!なんてされたら、
『じゃあトーナメントは一体何なんだ?ベルトは何なんだ?』
ってテンションが下がってしまった。
普通なら、試合終了→ベルト授与→場内暗転→フィンレー紹介のVTR→VTRが終わって明るくなってからコバック乱入
って台本にしますよねぇ?
ストーリーを重視している筈のスマッシュで今回の様な事をやったらダメでしょう。
ついでに書けば『恐怖の大王』というストーリー有りきでフィンレーをその役に当てはめていくのって、
ストーリー上どーしても『恐怖の大王』の役を作るのわ最優先して、どーしてもフィンレーを呼びたかったという訳ではない、とか思えず…
フィンレーに対して失礼なんちゃうか?
そらまぁ、最終的にはTAJIRIが梶原一騎先生の劇画の世界みたいな特訓をしてからフィンレーに勝つんでしょうけど、
とんでもなく強くて怖いボスキャラを倒してからはどういうストーリーを作るのよ?って話で。
ストーリーの作り方がゼロワンばりに浅く&甘く見えて仕方がない、というか。
もしフィンレーとの交渉が上手くいかなかったらゼロワンばりに“無かったこと”扱いにされるんちゃうか?とまで思った。
繰り返しになりますが、
トミードリーマーやサブゥーを招聘する時に、そんなハッスルでのエスペランサーみたいなストーリーを準備したか?
フィンレーを倒したら、スマッシュのストーリーは終わるのか?って話で。
実際に、昨日フィンレーがスタバを相手に異様なまでに説得力があるところを見せたらしいので、違和感を通り越して不快感がありますね…
散々愚痴った後にこの日のベストバウトを書きますと、やっぱりセミになりますかね。
雫あきが“プロレスファンへの知名度は無いのに、背負っているものは本人の中では非常に大きい”事を最大の武器にして、
自分のやれる事を最大限に見せていて、華名がそれを引き出していた。
この日を迎えるまでに、一部で批判をねちねちされていたところも含め、
雫がこの日脚光を浴びるまでの人間臭いストーリーは大好きだし、
華名も雫とは初めての絡みなのに、あれだけ受け止めるなんて大したもんだ。
このカードを、藤波さんらを差し置いて敢えてセミに持ってきて、それが当たってしまうというTAJIRIの博打好きには困ったもんだ(苦笑)
近藤がキックボクシングでの試合との掛け持ちになるならば、
今後の女子部門は、雫が相手によっては挫折をしていきながら見せていくであろう、成り上がりストーリーに注目をしていきたいですね…
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スタバとTAJIRIの手が合うのは昨年の時点でわかっていたから、
攻防に新鮮味は無かったけどフィニッシュには説得力があったから、トーナメントの集大成とすれば十分でしょう。
矢郷さん組vs藤波組は、藤波さんをリスペクトする矢郷さんの姿は本当しみじみできたし、
意図的に一歩引いていた真霜のカッコ良さが味わい深かった。
この二人、タッグとしてまたスマッシュに来てほしいものです。
しかし。
交流する範囲がかなり広くなり、ブッキングされる選手の数も増えて試合数が増えて、興行全体の時間もどんどん長くなっている関係で、
テレビで放送される際には1試合に割り振られる時間が短くなっているので、
アンダーカードではますますコメントし辛くなってきたなぁ〜
また同時に、リアリティーのある人間臭いドラマが軽視されてきてるよなぁ〜
と感じたのが1つと、
順調かどうかは別にして、後楽園でのショーを中心にせざるを得ないぐらいにスマッシュの規模が大きくなってしまい、
TAJIRIがメインに近い順番で試合をしたり練習生の指導をしながら、
ポールEやキニョネスさんの仕事を担当してやりくりしていくのは、限界に来ている様に見えたのが1つ。
このままでは、スマッシュ自体は団体として大きくなるにつれて、金銭以外の面でもシンドくなっていきそうな印象が残りました。
具体的に書けば、
共演している紫雷のおねーちゃんや、獅子王と比べて表現力にはどうしようもないぐらいの差があるのにストーリーが継続しているキトタクであるとか、
フナキの弟子・ヨーヘイのプッシュであるとか、
女子の4WAY戦であるとか、あと白いリン・バイロン復活のシーンなんて、
TAJIRIが要点だけ説明して流れは選手に丸投げして、リハーサルもチェックしてないんとちゃうか?
また仮にチェックしていても、この程度の完成度になるのは普通にアカンやろ?
って疑ってしまったというか。
そりゃ、スマッシュ以外のプロレスをあまり観ていない客層だけで後楽園が埋まる目処がつく団体になってれば問題ないんでしょうけど、平日にしか後楽園を開催できないとなるとそれは難しい。
それなのにアンダーカードでは、他団体も観ている客層をリピーターにするのは困難にしか思えない試合をやっているのは…ね。
あくまで、フィンレーを呼んでプッシュする事自体に全く異論はありませんが…
と前置きをしてから書けば、
ベネノを通しての恐怖の大王のストーリーをトーナメントと同時進行でやられて、フィンレーの名前を決勝戦の試合直前に発表!なんてされたら、
『じゃあトーナメントは一体何なんだ?ベルトは何なんだ?』
ってテンションが下がってしまった。
普通なら、試合終了→ベルト授与→場内暗転→フィンレー紹介のVTR→VTRが終わって明るくなってからコバック乱入
って台本にしますよねぇ?
ストーリーを重視している筈のスマッシュで今回の様な事をやったらダメでしょう。
ついでに書けば『恐怖の大王』というストーリー有りきでフィンレーをその役に当てはめていくのって、
ストーリー上どーしても『恐怖の大王』の役を作るのわ最優先して、どーしてもフィンレーを呼びたかったという訳ではない、とか思えず…
フィンレーに対して失礼なんちゃうか?
そらまぁ、最終的にはTAJIRIが梶原一騎先生の劇画の世界みたいな特訓をしてからフィンレーに勝つんでしょうけど、
とんでもなく強くて怖いボスキャラを倒してからはどういうストーリーを作るのよ?って話で。
ストーリーの作り方がゼロワンばりに浅く&甘く見えて仕方がない、というか。
もしフィンレーとの交渉が上手くいかなかったらゼロワンばりに“無かったこと”扱いにされるんちゃうか?とまで思った。
繰り返しになりますが、
トミードリーマーやサブゥーを招聘する時に、そんなハッスルでのエスペランサーみたいなストーリーを準備したか?
フィンレーを倒したら、スマッシュのストーリーは終わるのか?って話で。
実際に、昨日フィンレーがスタバを相手に異様なまでに説得力があるところを見せたらしいので、違和感を通り越して不快感がありますね…
散々愚痴った後にこの日のベストバウトを書きますと、やっぱりセミになりますかね。
雫あきが“プロレスファンへの知名度は無いのに、背負っているものは本人の中では非常に大きい”事を最大の武器にして、
自分のやれる事を最大限に見せていて、華名がそれを引き出していた。
この日を迎えるまでに、一部で批判をねちねちされていたところも含め、
雫がこの日脚光を浴びるまでの人間臭いストーリーは大好きだし、
華名も雫とは初めての絡みなのに、あれだけ受け止めるなんて大したもんだ。
このカードを、藤波さんらを差し置いて敢えてセミに持ってきて、それが当たってしまうというTAJIRIの博打好きには困ったもんだ(苦笑)
近藤がキックボクシングでの試合との掛け持ちになるならば、
今後の女子部門は、雫が相手によっては挫折をしていきながら見せていくであろう、成り上がりストーリーに注目をしていきたいですね…
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