昨日は映画『しあわせのパン』を観てきました。今回はその感想を。

私もね、無理して笑うことあるんです…

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※公式ホームページ

≪以下ネタバレ注意≫


パンフレットによると、水どうのミスターの奥様・鈴井亜由美さんが企画したそうですが、よくぞまぁ、ここまで心が癒される…

いや、心が清らかになるという言い方の方が相応しいかな?

そんな、清らかになる映像美に溢れる素晴らしい映画を作ってくれたもんだ、と。

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『パンのメーカーがスポンサーに付いているのか?』

と邪推をしてしまう様な題名で、予告編を観たら『食堂かたつむり』みたいな雰囲気の映画なんかなぁ、と思ってましたが、

蓋をあけてみれば主要登場人物は少ないのに、食堂〜の様に人間関係がギスギスしたところは見せず、

驚くぐらいに穏やかで朗らかで喜怒哀楽はあまり見せない。

あたかも、題名にもなっているパンでさえも脇役にしてしまった、北海道・月浦のおとぎ話みたいな風情のある風景と月、そしてパンカフェ・マーニのセットに合わせるが如く…。

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なにぶん僕はシネコンで観た関係で、時々となりのスクリーンの音が漏れ聞こえてくるぐらいに静かで、淡々と時が流れていく映画なので、

体調が悪いと高い確率で睡魔に襲われそうなのはアレですが、そうじゃない方にはある程度の自信を持ってお薦めしたいですね。

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しかしこの映画。

風景やセットも良い意味で反則レベルのズルさを感じたけど、原田知世さんの透明感はもっとズルかった(笑)

原田知世さん信者の、サイキック青年団の板井さんのトークが電波に乗らなくなって以降、

コーヒーのCM以外で原田知世さんを観たのは何年ぶりかわからないぐらいご無沙汰だったのもある訳ですが、

薬師丸ひろ子さんが、おっかさんキャラを開拓して女優としての深みを見せたのと逆に、

永遠的にこーいう ふわ〜っとした演技を魅せてくれるんやろなぁと思った。

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かたや大泉先生。

ん〜、正直ちょっと微妙やったかな?

大前提としてCUE有りきの映画だから興業的にコケる訳にはいかないからか、CUEの看板・大泉先生に全てを託したのはわかるけど、

水縞くんはヤスケンが演じるの方がハマってたんちゃうかなぁ、多分(苦笑)

水縞くんは、パンを焼くシーンと りえさんを暖かく見守るシーンが多くて、

台詞も過去の大泉先生の出演作とはまるで比較にならないぐらいに少なく、

また喋らないなら喋らないで代わりに表情で魅せる様なシーンも少なかったので、

収録現場ではフラストレーションが溜まってたんちゃうか?とも思った。

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まぁ、そーいう方向で不満はありましたが、作品の雰囲気に合う事を相当意識していたであろう脚本が良かったから、あまりごちゃごちゃ書くのも野暮になるかな。

不満点はこれまでにしときましょう。

他に印象に残った点。

この二人の脇を固める役者さん達も、よくぞまぁここまで ふわ〜っとした月浦の風景に合う演技を魅せれるもんだと思った。

しれっと『運命じゃない人』の中村さんが居たり、前記の食堂かたつむりにも出ていた余貴美子さんが居たり、光石研さんが居たり…

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あっ、忘れるところでしたが、あがた森魚さんもズルかった!(笑)

競馬番組における井崎センセイみたいなポジションのままかと思っていたら(ストーリー上それでも問題なかったし)、

秋のエピソードで、あの場面で笑顔でアコーディオンを奏で始めるなんて反則ですよ。あそこは涙ぐんでしまったなぁ。

そんなこんなで。

皆さんも何らかの形で『しあわせのパン』を観て、心が清らかになる事を願いながら、この文章を締めさせていただきます…

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