今回は、ドラマ『リーガル・ハイ』の第3話を観た感想をさらさらっと書いていきましょう…

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※公式ホームページ

≪以下ネタバレ注意≫

テンポの良さも劇中の硬軟のバランスの良さも素晴らしく、本当よくできたエピソードでしたね。

(観てないけど)オダジョーのドラマを放送しているのと同じフジテレビ制作とは思えないですよぉ!?

人差し指の使い方がいよいよもって鋭さを増してきた ぬふよしさんのキャラの作り込み方も凄かったけど、

ぬふよしさんの非道さだけが際立たない事を意識したであろう構成で、これなら口コミで横ばい状態の視聴率も上がるんちゃうか?と思った。

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まずは、ガッキーが担当する“ダスティン・ホフマンはストーカーだったそうだよ!”裁判について思う事を。

実際にストーカー絡みの刑事裁判で、どうやら冤罪の可能性が高いケースがあるのか否か?は阿蘇山大噴火さんにでも聞かなければわかりませんが、

検事を演じる役者さんに ぬふよしさん程の色気は感じなかったものの(苦笑)ガッキーの学生時代のエピソードとのリンクのさせ方は『あ〜、そーいうやり方もあるんや』と感心させられた。

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だからこそ、被害者の似顔絵がどーこうのエピソードをじっくりと掘り下げながらも、

最終的には冒頭で無罪を主張した被告が自ら有罪を望んだ事で、切なさ・虚しさを増幅させ観る側の気持ちを

どよーん(´Д`|||)

と落ち込ませるという。

狙ったのかどうかはわかりませんが、冤罪絡みでシャバに戻る第1話の事件とは真逆の着地点だった事も巧かったなぁ。うん。

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かたや、ダスティン・ホフマン裁判?の重さを際立たせる球場でのヤジ裁判の、空中戦だかゲリラ戦何だかよくわからなくなる でたらめっぷりったらもう…(笑)

一瞬Iジャババアを彷彿とさせられる原告のオバチャンの酷さも含め、

あそこまで口八丁手八丁で不利な情勢をひっくり返してしまう酷い裁判を魅せられたら、

クライマックスであるダスティン・ホフマン裁判の前に十分カタルシスを感じて満足してしまったぐらい。

大体、ぬふよしさんのキャラの爆裂っぷりとテレビ取材のシーンを更に膨らませておけば、

ダスティン・ホフマン裁判とヤジ裁判で、それぞれ1話分を作れたのに、それを敢えてしてないなんてどこまで贅沢なドラマやねんって。

ぬふよしさんとガッキーは言うに及ばずですが、これだけ作り込める技量があるスタッフは、もっと報われてほしいなぁ、と思いましたね。

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話はちょっとそれて…

個人的に変に印象に残ったのは、ぬふよしさんが担当する裁判官の事をがっちりと下調べをした上で、泣き落としで懐柔していくところでしょうか。

思い返せば。

シャバに居た頃の田原セイキさんが、池添がアレしたトールポピーのオークス(詳細は各自調査)の後にブログで

『騎手はレースの審議委員が誰で、どんな性格かを把握した上でレースに乗ってる』

とシュートな解説をしてましたが、自ら刑事事件で被告になった経験があり弁護士にも世話になっていただけに、

この解説もセイキさんが原作を書いた法廷が舞台劇画も、今回のドラマの裁判官の懐柔のされっぷりも、説得力があったんじゃないすかね?

悲しいかな、そんな田原セイキさんは複数回弁護士の世話になっている訳ですが、それはまた、別の、話で…

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最後に。

今回もガッキーはかわいかったなぁ。レプロはガッキーをもっと大事にしていかなあきませんで。

ぬふよしさんに『断る!』と一言で片付けられた直後にいろんな感情が入り交じった表情や、トムヤンクンを食べて涙を流すシーンはもちろん、

ストーンコールドみたいにカメラに向かって(モザイク付きで)中指を立ててもかわいいなんて、ぬふよしさんの酷さ以上に反則ですよ、ということで(笑)

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