今回はガッキーのドロップキックから始まった(嘘)ドラマ『リーガル・ハイ』の第4話を観た感想を書いて行きましょう。

台湾なんていかがです?円高ですし…

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※公式ホームページ

≪以下ネタバレ注意≫


前回ぬふよしさんが、ガッキーと検事の法廷でのやりとりを『空中戦』と例えていましたが、

今回は裁判にする事なく如何にして示談に持ち込むかのぎりぎりの攻防。

この時点では

『お〜、裁判がクライマックスならないとは斬新な展開やねぇ』

と感心してましたが、示談に至るまでの過程は正に『ゲリラ戦』だったという…

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ぬふよしさんが密偵・蘭丸を反対派に潜り込ませて以降、人の弱味に付け込みじわじわじわじわ反対派の結束を切り崩していく流れは、エグいの一言。

ぬふよしさんはどんだけひどい奴なんだって話で(苦笑)

本来ならばエグいとしか言い様が無いのに、いつもの様にテンポが良い事に加え、

ぬふよしさんが工務店絡みの創作話を交えつつ、いつも以上に強烈な言葉で“朝ドラ”ガッキー独自の正義論を看破していくもんだから、すげー見ごたえがあった。

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いや、見ごたえどころか、あくまでドラマの台詞ながらも、弁護士は正義ではなくクライアントありきやと言い切ってしまうなんて、

誰か頭の堅い弁護士からクレームが来るんちゃうか?と心配になったぐらい。

もっともガッキーが常に反対派寄りの心情で動いていき、また反対派に属しながらも反対派の行動を疑問視する村井美樹の存在があるからこそ、

物語としてバランスがとれていて完成度は高かったものの、壮絶な切り崩し工作の末に村井美樹が集団の論理に流されてしまうと、気分はブルーになってしまった。

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また、大和田伸也の演技を見て

『プロの活動家って、メディアで報じられない範囲ではこーいうスタイルで市民を煽動していくんやなぁ』

と変に勉強させられたのに、ぬふよしさんから物凄い挫折感を与えられて救いが無いままフェードアウトしてしまうのも…ね。

結論。

面白かったけど、カタルシスは無かった。以上。

ちなみに今回のガッキー。

ラストの決意表明こそあったものの、前回の様な喜怒哀楽は少なく困惑の表情ばかりであまり可愛くはなかったかな?次回に期待。

大泉先生チックな田中真紀子のモノマネはようわからんけど…

って、ガッキーのモノマネはともかくとして、次回は次回で輪をかけてエグいストーリーになりそうですね。

蘭丸もピンチになるみたいやし。

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ところで、このリーガル・ハイ。

第一話が殺人事件の冤罪、二話が著作権・知的財産、三話がストーカーの冤罪&野球場の野次(笑)、

四話がマンション建築の日照権と来て、五話が収監前の政治家からの依頼。

最終回は当然生瀬さんとの裁判での一騎討ちになるとして、一体どんな裁判になるんや?

まさかの、里見さんorガッキーが被告になったりするんかなぁ?気になる…

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