先日は、映画『宇宙兄弟』を観てきました。今回はその感想を。

俺は…………どれだけ引っ張るねん…………UFOを見た事がある!

e553bf06.jpg

※公式ホームページ

≪以下ネタバレ注意≫



例によって原作をチェックしていない状態で観た関係で、原作との比較はできません。

でも、良くも悪くも漫画を実写化した映画やったなぁ、と。

これが第一印象ですかね…って、なんやそれ(苦笑)

前にも書きましたが、観る前には

『予告編でストーリーはほぼ晒されているから、実際のところどないなもんなんかなぁ〜』

と不安半分ではありましたが、

0f92c916.jpg


いざ観てみたら、想像以上に宇宙開発の歴史&先駆者に対するリスペクトが感じられて(まさか屋上で座っていたお爺さんが本物のパイロットだったとは!?)、

今作がきっかけで子供が宇宙に興味を持ってもおかしくないと思った。

空飛ぶ円盤こそ出てこなかったものの(笑)ロケット発射シーンのCGの迫力と月面の映像美、

そしてロケ地のリアリティは『はやぶさ』3部作を上回っていた様に思うし、

ストーリーの面でも、中盤の舞台になる閉鎖環境ボックスでの密室劇が何気に完成度が高かったり、

5dcdd904.jpg


予告編での煽り方以上に、子供の頃から宇宙への壮大な夢を抱く部分と、兄弟の絆が強調されていたので

『何や、まだまだ手の内隠しとったんや』

って思った(笑)

設定自体は先週観た『テルマエ・ロマエ』に匹敵するぐらいにぶっ飛んでいながらも、

ムッタとヒビトのキャラやストーリーは、ぶっ飛んだ設定の中ではありえそうな範囲で収まっていたから、安心して観ていられた。

変な話、コメディなのを差し引いても、強烈なまでに針を吹っ切っていたテルマエ・ロマエを観ていなければ、物足りなさがあったのかも知れませんが…

a9bdfb31.jpg


まずは不満点から。

原作が現在も連載中だからか、オリジナルのストーリーであろう月のクレーターで遭難したヒビトが生還するまでの過程が雑過ぎたのは引っ掛かりましたねぇ。

薄れゆく意識の中で、ムッタの声が聞こえただけでマイナス60度の世界を耐えれるもんではないでしょう?ねぇ?

小栗くん演じるムッタは『まぁ、あんなもんじゃないすかね』と思いましたが、

岡田くん演じるヒビトは、あないに雑というか軽いのに宇宙飛行士試験に合格されても説得力に欠けるやろ?って思った。

基本悪い人であったり私利私欲に走る人が出てこないだけに、余計に軽く見えたのは残念。

あれなら別に岡田くんじゃなくても…ね。

折角、若いのに相当器用な役者さんである濱田岳くんをキャスティングしながらも、思わず

『あーいう役やったら、別に濱田岳くんやなくて山本太郎でええやん』

とツッコみそうになってしまったのは、あまりにももったいなかった気がする。

2fff3742.jpg


パンフレットでは1ページで特集されていた犬のアポにしたって『アーティスト』の名犬・アギーと比べたら、演技が達者には見えなかったのも減点材料かなぁ…

以下、良かったところを。

兄弟の物語から始まり、ムッタの試験の流れとヒビトが月に行く流れとが進行しながら、

何やかんやあって兄弟の話に戻ってきて、オーラスでは兄弟で月面に日の丸の旗を立ててハッピーエンドに収まる…というまとめ方は、

いつの日か訪れるであろう原作版の最終回よりも、おそらく余韻は良いでしょう。個人的には大好き(笑)

8056ea13.jpg


また、先にも書きましたが閉鎖環境ボックスのやりとりも良かったなぁ。

なかなかの曲者揃いながらも、観ていて眠くなりそうなぐらいに淡々としそうなのが、グリーンカードによって一気にドロドロの人間関係になり、

B班の三人に至っては(パンフによると)30分長回しのアドリブ演技を収録するぐらいに作り込まれた台詞の応酬を経て、

最終的にはムッタがきっかけになってドロドロの人間関係から一回りして、各人が爽やかに宇宙への想いを語っていくという…

この流れも大好き(笑)

もっとも、どーせなら六人全員の夢を語らせてほしかったけど…

そんなこんなで、今回はこんな感じで。最後に一言。

あなたは宇宙飛行士として命をかける覚悟はありますか?

42eb6f3f.jpg


人気ブログランキングへ
こちらの人気ブログランキングにエントリーしております。よろしければクリックをお願いします…