今回は、ここ最近サムライでダイジェスト放送されたプロレスの試合で、心の琴線に引っ掛かった2つの試合について書いていきましょう…

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※PC版サムライホームページ



◆真霜拳號vsタイガースマスク(6・17 K−DOJO大阪大会)

TwitterのK−DOJOのハッシュタグ付きのツイートで、真霜右ヒジ負傷の第一報が流れたこの試合。

蹴りを放つ回数をセーブせざるを得ない状態になったヒザはともかく、それ以外で真霜が負傷するなんて記憶にないから、

もちろん結果はわかってはいましたが、それでもちょっとドキドキしながら映像を観てしまった。

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ほんでもって。

負傷自体はアクシデントだから、誰も責めるべきではないのかも知れませんが、レフェリーの動きはちょっと…ね。

自分だけで真霜にレフェリーストップをかけていいのかを判断できなかったなら、

それはそれで仕方ないからセコンドに頼んで、バックステージに居た筈のTAKA…さんを表に呼んできてもらって、

判断を丸投げすべきだったんじゃないかと凄く思う(マイクさんでも判断は難しかった気はするし)

もしくは、セコンドが独自で判断してほしかったというか。

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TAKA…さんはTAKA…さんで、南条隼人の自主興行のメインに出た時に、試合中に肩を脱臼してストップをかけられた事があったから、

もし今回の真霜の姿を至近距離で見たら思うところがあった筈やし。

更に今回マズかったのは、ヒジを痛がる真霜を観てパニクっているのが観客に悟られてしまった点。

仮に和田京平さんとかならば、絶対悟られない事を意識しながら裁いていたと思うので、あれではレフェリーのパニクり方に対する厳しい野次も出ますよね。

真霜の試合を裁いた事が無かったのならば、まだ同情の余地がありますが…

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この日は、真霜と客の両方を掌に乗せるつもりだったであろう筈なのに、真霜のヒジの状態を意識しまくっていたタイガースもかなり気の毒だった。

真霜の負傷度合いがわからないから、最後ブレーンバスターで持ち上げられた時は普段よりも怖かった筈だから、受け身を失敗しなくてよかった。

とにかくこのカードはK−DOJOでも大阪でもいいから、早急に再戦を実現させて両者とレフェリーの中でのけじめをつけてほしいです。

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あと、真霜vs大石については割愛させていただきます。

25分越えのじっくりとした試合をダイジェストで観てあーだこーだ書くのは、無粋なんじゃないかと思う次第で。

ただ、フィニッシュで旗揚げ戦での両者のシングルのリバイバルをやってしまうのセンスは大したもんだ。

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K−DOJOに関してはもう一つだけ思う事を書けば。

真霜vs関本…

そりゃまぁ、インディーにおける今年屈指の大一番なのは間違いない。

でもやっぱり新宿フェイスでやるのははもったいない。

関本のスケジュールが合わなかったのかなぁ?

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ぶっちゃけた話、新宿フェイスならば真霜vs旭をやってほしかったんですよね。

旭は旭で、真霜に対しては絶対思うところがある筈。

敢えて大石の後のタイミングでその思いを発散させる事ができたら、かなりのドラマが作れたのになぁ…

ついでに書けば、これ以上ないぐらいにじっくりとしたレスリングで30分越えは確実、

両者のコンディションがよければ60分フルタイムも有り得るし、いっその事アイアンマンマッチでもいいでしょう!?

あぁ、今からでもカードを変更してくれないものか…カード変更が無理なら、

真霜vs関本の勝者に旭が挑戦するストーリーを見せてくれないものか…

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◆ファイアーデスマッチ 山川竜司vsアブドーラ・小林(大日本 7・8札幌大会)

マイミクのイガさんが密航してまで観戦した、山川最後のシングルマッチにしてファイアーデスマッチ。

僕の中で大日本=蛍光灯マッチになってから大分経ちますし、

ファイアーデスマッチの映像自体を久々に観たのもありますが、あの炎の勢いと煙の量は怖かったなぁ。

四方向全て点火され、大橋レフェリーが煙に耐えきれずエスケープしてしまったシーンは凄くリアリティーを感じた。

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炎が消えてからも、ファイアーちゃんばらを筆頭に、二人ともやれるだけの攻防はやったと思うし、大きな負傷もなく終わってよかった。

唯一このデスマッチで残念だったのは、リングに水を撒き過ぎて、終盤転ぶシーンが目立ったところになるんかなぁ。一瞬緊張感が途切れた。

両者+大橋レフェリーの事を考えたら仕方ないけど、要らん負傷をする可能性がかなり高くなる事を考えたら…

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これは次回ファイアーデスマッチをおこなう時の課題になるんでしょうね。

それでも。

日韓レフェリーと関本が不在でも、若手選手総動員で両者+大橋レフェリーをフォローをする事で、

不確定要素多すぎのファイアーデスマッチを無事に終えた事は評価すべきですね。

おつかれさまでした(一礼)

無事に引退をした山川については、また日を改めて書きますかね…


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