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≪一応以下ネタバレ注意≫
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…という訳で今回は、レンタルDVDでドキュメンタリー映画『がんばっぺ フラガール! 〜フクシマに生きる。彼女たちのいま〜』を観た感想を書いていきましょう。
最初に、この作品を観るに至ったきっかけから。
昨年の大震災の直後、我らがエガちゃんが いわき市に支援物資を運んだエピソードを自らの番組で語っていた時に
『俺が大好きな常磐ハワイアンセンターの営業が再開したら、俺が一番風呂に入りにいくぞ!』
と宣言していたのがいかにもエガちゃんらしくて、このエガちゃんの伝説と共に、スパリゾートハワイアンズ(以降、スパ〜と略します)の事が心に引っ掛かってましてですね…
(※その時の僕の感想はこちら)
もしも、福島発のニュース映像の画面の隅に、エガちゃんが見切れていたら更なる伝説にはなるけど、
多忙なエガちゃんがスパリゾート〜に行ったかどうかは確かめようが無い・仮に行っていたとしても自分からは絶対言わん筈やろし…
てな感じで考えていた後、一部営業再開のニュースがあり、更に後にこの映画の存在を知り、エガちゃんが行ったかどうかの代わりの如く気になっていた。
ほんでもって、フィルムはフラガールの皆さんの全国キャラバンばりに日本各地の単館系の劇場を回りながらも、
残念ながら香川県ので上映される事はなく、この時期にレンタルで観る事になった次第です。
さて本題。
避難していた皆さんをはじめに、大森さんや下山田支配人の喜怒哀楽と、
一部営業再開の日のステージを迎えながらも炎は使えなかったファイアーナイフダンサーの皆さんの無念。
幾らでも盛り上げどころにする要素はあった訳で、観る側が泣けるドキュメンタリーフィルムには絶対できた筈なのに、
ちびっ子&動物を重点的に取り上げる等の、テレビ向けor映画ならではの演出の要素は少なく…
シンプルな蒼井優のナレーションととハワイ感満載の緩いBGMぐらいか。
起承転結の振り幅もあまりなく淡々と写していて、
その事によって皆の笑顔をポイントにしようとしていた事は印象に残った。
観る人によって好みは大分わかれるんでしょうけど、
個人的にはあれぐらい淡々としていたからこそ、一応のクライマックスだった一部営業再開のフラガールのステージを観て深く感動できたし、
100万回の「I love you」であれだけ泣けたんやろーなぁ、とは思った。
変な話、作中取り上げられた方の中でも、時が経てば
『これだけ淡々としていて、当時のスパ〜周辺の様子が伝わったのだろうか?』
と疑問視する方もいる様な気もしないでもないのですが、
あくまでテーマは震災直後の福島の姿というよりもスパ〜とフラガールの姿で、あまり重々しく描かれるのもスパ〜&フラガールらしくない。
そう考えたら、スパ〜はもちろん、ハワイなりフラダンスなりが我々に与える、明るいイメージの偉大さも実感させられた。
とは言え、避難していた千田さんが作った複数のピエロの人形であるとか、
自腹を切って準備した防護服を着た大森さんが一時帰宅のシーンであるとか、
スパ〜の一部営業が再開を決めるのはいいけど、もしスパ〜が受け入れている広野町の方用の仮設住宅の建築が間に合わなければ…
を話し合う場面は十分重かった訳で、
できる事なら外国の方にも今作を観てもらって、感想を聞いてみたいところですが…
あと強調しておきたいのは、スパ〜の一部営業再開から約一ヶ月後に上映された点と、
約30分間のDVD版特典映像として、今春の時点の今作の登場人物達の様子をきちんと取材していたところかなぁ。
映像は淡々としていながらも、一部営業再開までのスパ〜の姿を早く伝えたいという思いと、
一部営業再開以降も、着実に復興に向けて確実に前進している様子を伝えたいという思い。
今の制作サイドの二つの思い…いや、熱さもあったから意地は伝わってきた。
素晴らしいんじゃないすかね。
まぁ、特典映像に関してはですね。
よその原発再稼働の件も含め、放射能の問題の収束にはまだ膨大な時間がかかるというシビアな現実を忘れそうになるぐらいに、
皆があそこまで穏やかに見えたのって演出が過剰だったのかも…とは思った。
これ考え過ぎですけど(汗)
とりあえず。
いつの日か機会があれば、スパ〜なりモノリスタワーには行って、皆があれだけ穏やかに、笑顔になれる理由を確かめてみたいですね…
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最初に、この作品を観るに至ったきっかけから。
昨年の大震災の直後、我らがエガちゃんが いわき市に支援物資を運んだエピソードを自らの番組で語っていた時に
『俺が大好きな常磐ハワイアンセンターの営業が再開したら、俺が一番風呂に入りにいくぞ!』
と宣言していたのがいかにもエガちゃんらしくて、このエガちゃんの伝説と共に、スパリゾートハワイアンズ(以降、スパ〜と略します)の事が心に引っ掛かってましてですね…
(※その時の僕の感想はこちら)
もしも、福島発のニュース映像の画面の隅に、エガちゃんが見切れていたら更なる伝説にはなるけど、
多忙なエガちゃんがスパリゾート〜に行ったかどうかは確かめようが無い・仮に行っていたとしても自分からは絶対言わん筈やろし…
てな感じで考えていた後、一部営業再開のニュースがあり、更に後にこの映画の存在を知り、エガちゃんが行ったかどうかの代わりの如く気になっていた。
ほんでもって、フィルムはフラガールの皆さんの全国キャラバンばりに日本各地の単館系の劇場を回りながらも、
残念ながら香川県ので上映される事はなく、この時期にレンタルで観る事になった次第です。
さて本題。
避難していた皆さんをはじめに、大森さんや下山田支配人の喜怒哀楽と、
一部営業再開の日のステージを迎えながらも炎は使えなかったファイアーナイフダンサーの皆さんの無念。
幾らでも盛り上げどころにする要素はあった訳で、観る側が泣けるドキュメンタリーフィルムには絶対できた筈なのに、
ちびっ子&動物を重点的に取り上げる等の、テレビ向けor映画ならではの演出の要素は少なく…
シンプルな蒼井優のナレーションととハワイ感満載の緩いBGMぐらいか。
起承転結の振り幅もあまりなく淡々と写していて、
その事によって皆の笑顔をポイントにしようとしていた事は印象に残った。
観る人によって好みは大分わかれるんでしょうけど、
個人的にはあれぐらい淡々としていたからこそ、一応のクライマックスだった一部営業再開のフラガールのステージを観て深く感動できたし、
100万回の「I love you」であれだけ泣けたんやろーなぁ、とは思った。
変な話、作中取り上げられた方の中でも、時が経てば
『これだけ淡々としていて、当時のスパ〜周辺の様子が伝わったのだろうか?』
と疑問視する方もいる様な気もしないでもないのですが、
あくまでテーマは震災直後の福島の姿というよりもスパ〜とフラガールの姿で、あまり重々しく描かれるのもスパ〜&フラガールらしくない。
そう考えたら、スパ〜はもちろん、ハワイなりフラダンスなりが我々に与える、明るいイメージの偉大さも実感させられた。
とは言え、避難していた千田さんが作った複数のピエロの人形であるとか、
自腹を切って準備した防護服を着た大森さんが一時帰宅のシーンであるとか、
スパ〜の一部営業が再開を決めるのはいいけど、もしスパ〜が受け入れている広野町の方用の仮設住宅の建築が間に合わなければ…
を話し合う場面は十分重かった訳で、
できる事なら外国の方にも今作を観てもらって、感想を聞いてみたいところですが…
あと強調しておきたいのは、スパ〜の一部営業再開から約一ヶ月後に上映された点と、
約30分間のDVD版特典映像として、今春の時点の今作の登場人物達の様子をきちんと取材していたところかなぁ。
映像は淡々としていながらも、一部営業再開までのスパ〜の姿を早く伝えたいという思いと、
一部営業再開以降も、着実に復興に向けて確実に前進している様子を伝えたいという思い。
今の制作サイドの二つの思い…いや、熱さもあったから意地は伝わってきた。
素晴らしいんじゃないすかね。
まぁ、特典映像に関してはですね。
よその原発再稼働の件も含め、放射能の問題の収束にはまだ膨大な時間がかかるというシビアな現実を忘れそうになるぐらいに、
皆があそこまで穏やかに見えたのって演出が過剰だったのかも…とは思った。
これ考え過ぎですけど(汗)
とりあえず。
いつの日か機会があれば、スパ〜なりモノリスタワーには行って、皆があれだけ穏やかに、笑顔になれる理由を確かめてみたいですね…
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