一昨日は映画『ひまわりと子犬の7日間』を観てきました。今回はその感想を書いていきましょう。

まずは自己紹介。カンザキ ショウジです…

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≪以下ネタバレ注意≫

縛りやトーマスさんが言うところの『ロクなのが無い(笑)』松竹制作の犬映画として、はじめからハードルを下げて観たら

『良くも悪くもこんなもんなんじゃないすかね』

という評価に落ち着く作品だった様に思います。

やっぱり咬まない犬は可愛いし、心に残る台詞は幾つかあったし、堺雅人さんは すっげぇよなぁ〜とは思いましたけどね。

しかし、定番である人間と犬の絆よりも、保健所による犬の命の期限と殺処分の方が長い時間強調されているストーリーだと思っていなかった事もあり、

個人的にここ最近は非常に“重い”テーマの映画を続けて観ていた関係で、

できたら見終わった後に深い事を考えなくて済む、もう少し軽めの映画であってほしかったというかですね…

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とにかくねぇ、本編の早い段階で別の犬が殺処分されてしまい供養しているシーンを見せられて

その後に ひまわりと名付けられる野良犬が、オードリー若林の麻酔吹き矢による狙撃(!)により捕獲されて、保健所の檻に入れられたところを観てしまうと、

極端な話人間の冤罪・死刑をテーマにした映画を観ているのと似た様な感覚に陥り、気持ちが沈んでしまい、

それ以降の堺雅人さんと娘さんや中谷美紀さん演じる獣医さんとのやりとりはあまり頭に残らなかったなぁ…

あと思ったのは、

・犬を捨てるな
・犬をいじめるな
・犬をもっと大事にしろ
・犬を含めてペットは人間のパートナーだ

的な、以前の松竹の犬映画でも出てきたであろう、メッセージ性ないしは説教臭い台詞が、

後半にもっともっと多ければまだバランスがとれていた様には思うんですよね…

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あくまで実話がベースになっているから実現する訳無いとはいえ、

堺雅人さんが周囲の制止を押しきって、開催中の議会にいきなり乗り込んで、議員さん達に犬の殺処分の期限について

『野良犬になりたくてなったんじゃない、人間が野良犬にしたんだ!』

という感じで訴える!みたいなシーンを僕なら入れてた。

少なくとも、堺雅人さんの涙で ひまわりが心を許す…というのは、犬の命を扱う作品のクライマックスとしては綺麗過ぎたと思うし、

想像全開の犬のプロファイリング(苦笑)よりは、人間が人間に対して犬の命について訴える方が、観ている人の心に響いたと思うんやけど…

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まぁ、堺雅人さんを主演に据えたという事は、ハナからそういうところが前面に出る映画にしたくなかったって事なのかもしれませんが、

だったら、基本軽い口調でも半端でなく重みがある台詞を使いこなす でんでんさんという役者の起用なんて“宝の持ち腐れ”やんけ!ともなる。

そうでなくてもでんでんさんって、そこそこ重要な役どころだったのに出番は少な目だったから、不満が残ったのに…ね。

そこら辺の作り込みの甘さ(?)が、松竹の犬映画を象徴してるって事なんやろなぁ、多分。

松竹としては、当然子供連れのお客様を主に動員していかなきゃいけないんでしょうけど、

『ドラえもん』と同じ時期に上映したら、この内容だと大半の子供連れは『ドラえもん』を選ぶ筈。

もっと何とかならんかったんかなぁ…

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ここからは堺雅人さんについて。

この作品でのいつもの表情+宮崎弁バリバリの演技を観たら、来月放送される『リーガル・ハイ』の一夜復活スペシャルが非常〜に楽しみになりましたねぇ。

序盤、堺雅人さんが娘さんや中谷美紀さんに犬について優しい口調で喋る台詞を言う度に

『リーガル・ハイの小美門先生ならば、きっとこーいうひどい事を言うのだろう』

的な邪推をしてしまい、思わずニヤリとしてしまった。

そう。リーガル・ハイを観てきた方には、輪をかけてこの映画はお薦めしておきましょう(笑)

最後に、オードリー若林。

とりあえず、やる気の無い職員を頑張って演じてたんじゃないすかね。

役者としてのオファーが再びあるかどうかはわかりませんが、まさかの吹き矢ムーヴは変に面白かったから、機会があればまた観たいです!?

大丈夫大丈夫って言ってたけど、ちっとも大丈夫じゃなかったね…

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