先週の金曜日は、映画『だいじょうぶ3組』を観てきました。
今回はその感想を書いていきます。
赤尾先生の体はヘンだと思いますか?
ヘンだけどダメじゃない…
※公式ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫
今回はその感想を書いていきます。
赤尾先生の体はヘンだと思いますか?
ヘンだけどダメじゃない…
※公式ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫
@Hirano_Hideaki
『だいじょうぶ3組』が素晴らしすぎる!近年これほどまでに子供たちを活き活きと映し出した日本映画があっただろうか。運動会と下校=非日常と日常の相反する空気を長回しで対比させる演出はお見事。小さな事件で泣かせ一番予想できる感動をサラっと描く構成も大好き。説教臭くない教育論も心に響いた
3/23 15:19 Re RT 詳細
平野先生のこのツイートを鵜呑みにして観てきましたが、
この作品を観る3日前に観た『みなさん、さようなら』と比べてしまうとですね…
『みなさん、さようなら』の冒頭に、中学校の先生役で出演していた安藤玉恵さんが、全く同じキャラでこちらにも冒頭から出てきたのはびびった(苦笑)
もとい、それはともかく…
『だいじょうぶ3組』は良かった事は良かったけど、平野先生がそこまで絶賛する程の映画ではなかったかな?というのが率直なところになりますかね…
先生モードの乙武さんは確かに素晴らしかったですよ。
演技がどーこう以前に、乙武さん自身が人前で喋り慣れてるのはよく伝わってきた。こーいうのは大事なんやろなぁ。
そんな中で金八っつぁんみたいにガンガンガンガン前に出て説教をしていく訳ではなく、
生徒達と適度な距離を取りながら『できる事とできない事』を教えながら時間をかけてお互いを分かりあおうとして、
しかも観る側を無理に感動させようとはしないスタイルは僕は好きですね。
終業式ではなく、上履きが盗まれてどーこうが決着する授業シーンを山場に持ってくる辺りは、意表をつかれて『そう来たか!』と感心させられた。
もっとも、僕の周りのお客さんの多くはその場面で泣いてたみたいやから、
感心したという僕のリアクションはよろしくはよかったねかも知れませんが…
まぁ、ええか(笑)
とにかく、これぐらいあっさり目の学園ものの映画なりドラマは今だと新鮮に見えそうなので(今は学園もの自体を作りにくいのもあるけど)、もうちょっと存在してもいいのにね…みたいな感じです。
でも…
仮にこの劇中に登場する小5前後の子供達が実際にこの『だいじょうぶ3組』を観たら、
乙武さん&国分さんの台詞よりも乙武さんのビジュアルしか印象に残らないんじゃないか?とは思いました。
乙武さんを含む制作サイドが、あくまでそーいう事を考えるきっかけを与えるのを重視しているならば、それはそれで有りだとは思いますが、
きっかけ以上の事を観る側に伝えたかったならば、各イベント毎の生徒達の演技にメリハリを付けるとかの形で、もう一捻りほしかった。
また、一応出演者クレジットの順番では国分さんが一番上に来ているのに、
運動会はともかく、それ以外乙武さんの移動とかではない、内面からサポートする場面はびっくりするぐらい少なく乙武さんから励まされる事の方が多く、
だめ押しの様に、aikoよりもタッパがある彼女との関係が掘り下げられる訳でもなく…
もちろん、一年を通して教育者として生徒と接する時の自信は取り戻したとは思うんですけどそーいう事を強調する台詞もなく…
そこまで魅力的には描かれず、乙武さんの教育スタイルばりに比較的あっさりと扱われてたのも不満。
原作もこんなんだったんかなぁ?
そらまぁ、国分さんの前の主演作『しゃべれども しゃべれども』にしても、
クライマックスでは桂枝雀師匠の完全コピーをする子供のキャラであるとか、松重さんの存在感に食われ気味だった様な気はしますが、
廣木監督も乙武さんも、もうちょっと配慮があってもええのにねぇ。
最後に、平野先生がポイントにあげている生徒達の演技について…
ん〜…
乙武さんと初対面した時の、究極レベルで自然なリアクションを初っぱなに観てしまうと、これまた思ったよりもあっさり目だったかなぁ。
これは僕が事前に期待をし過ぎていたのが良くなかったのかも知れませんが。
遠足のエピソードでの余貴美子さん演じる校長先生とのやりとりも、
署名を集めて職員室に乗り込むまでは結構ワクワクさせてくれたのに『ん…?』レベルやったし。残念。
もちろん、この記事の題名にもした、私は[ ]だけど〜の長回しの場面の子供達の演技は確かに良かったけど、
是枝監督の『奇跡』に出てた子供達の方がイキイキしていたと思うねんなぁ…
作品の舞台の違いもあるけど…
何といいますか。
乙武さんが今回の様な形で演技をする事があるのかどうかはわかりませんが、nextがあるならば、もう少しこってり目でお願いします、という事で。
本当は勝ちたいけど、勇気がないんじゃないの?
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『だいじょうぶ3組』が素晴らしすぎる!近年これほどまでに子供たちを活き活きと映し出した日本映画があっただろうか。運動会と下校=非日常と日常の相反する空気を長回しで対比させる演出はお見事。小さな事件で泣かせ一番予想できる感動をサラっと描く構成も大好き。説教臭くない教育論も心に響いた
3/23 15:19 Re RT 詳細
平野先生のこのツイートを鵜呑みにして観てきましたが、
この作品を観る3日前に観た『みなさん、さようなら』と比べてしまうとですね…
『みなさん、さようなら』の冒頭に、中学校の先生役で出演していた安藤玉恵さんが、全く同じキャラでこちらにも冒頭から出てきたのはびびった(苦笑)
もとい、それはともかく…
『だいじょうぶ3組』は良かった事は良かったけど、平野先生がそこまで絶賛する程の映画ではなかったかな?というのが率直なところになりますかね…
先生モードの乙武さんは確かに素晴らしかったですよ。
演技がどーこう以前に、乙武さん自身が人前で喋り慣れてるのはよく伝わってきた。こーいうのは大事なんやろなぁ。
そんな中で金八っつぁんみたいにガンガンガンガン前に出て説教をしていく訳ではなく、
生徒達と適度な距離を取りながら『できる事とできない事』を教えながら時間をかけてお互いを分かりあおうとして、
しかも観る側を無理に感動させようとはしないスタイルは僕は好きですね。
終業式ではなく、上履きが盗まれてどーこうが決着する授業シーンを山場に持ってくる辺りは、意表をつかれて『そう来たか!』と感心させられた。
もっとも、僕の周りのお客さんの多くはその場面で泣いてたみたいやから、
感心したという僕のリアクションはよろしくはよかったねかも知れませんが…
まぁ、ええか(笑)
とにかく、これぐらいあっさり目の学園ものの映画なりドラマは今だと新鮮に見えそうなので(今は学園もの自体を作りにくいのもあるけど)、もうちょっと存在してもいいのにね…みたいな感じです。
でも…
仮にこの劇中に登場する小5前後の子供達が実際にこの『だいじょうぶ3組』を観たら、
乙武さん&国分さんの台詞よりも乙武さんのビジュアルしか印象に残らないんじゃないか?とは思いました。
乙武さんを含む制作サイドが、あくまでそーいう事を考えるきっかけを与えるのを重視しているならば、それはそれで有りだとは思いますが、
きっかけ以上の事を観る側に伝えたかったならば、各イベント毎の生徒達の演技にメリハリを付けるとかの形で、もう一捻りほしかった。
また、一応出演者クレジットの順番では国分さんが一番上に来ているのに、
運動会はともかく、それ以外乙武さんの移動とかではない、内面からサポートする場面はびっくりするぐらい少なく乙武さんから励まされる事の方が多く、
だめ押しの様に、aikoよりもタッパがある彼女との関係が掘り下げられる訳でもなく…
もちろん、一年を通して教育者として生徒と接する時の自信は取り戻したとは思うんですけどそーいう事を強調する台詞もなく…
そこまで魅力的には描かれず、乙武さんの教育スタイルばりに比較的あっさりと扱われてたのも不満。
原作もこんなんだったんかなぁ?
そらまぁ、国分さんの前の主演作『しゃべれども しゃべれども』にしても、
クライマックスでは桂枝雀師匠の完全コピーをする子供のキャラであるとか、松重さんの存在感に食われ気味だった様な気はしますが、
廣木監督も乙武さんも、もうちょっと配慮があってもええのにねぇ。
最後に、平野先生がポイントにあげている生徒達の演技について…
ん〜…
乙武さんと初対面した時の、究極レベルで自然なリアクションを初っぱなに観てしまうと、これまた思ったよりもあっさり目だったかなぁ。
これは僕が事前に期待をし過ぎていたのが良くなかったのかも知れませんが。
遠足のエピソードでの余貴美子さん演じる校長先生とのやりとりも、
署名を集めて職員室に乗り込むまでは結構ワクワクさせてくれたのに『ん…?』レベルやったし。残念。
もちろん、この記事の題名にもした、私は[ ]だけど〜の長回しの場面の子供達の演技は確かに良かったけど、
是枝監督の『奇跡』に出てた子供達の方がイキイキしていたと思うねんなぁ…
作品の舞台の違いもあるけど…
何といいますか。
乙武さんが今回の様な形で演技をする事があるのかどうかはわかりませんが、nextがあるならば、もう少しこってり目でお願いします、という事で。
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コメント
コメント一覧 (1)
「万能キレ芸女優」とでもお呼びしましょうかーーw
『だいじょうぶ3組』の不登校女子が、もし玉恵さんのクラスの子だったら、家に押しかけて強引に理由を問いただそうとして、墓穴を掘ってたかもしれんなぁーーー、などと、妄想たくましくしちゃいました♪