今回は、土曜プレミアム特別企画として放送されたスペシャルドラマ版『リーガル・ハイ』を観た感想を書いていきましょう。
男子中学生のほとんどはバカだがね…
※公式ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫
男子中学生のほとんどはバカだがね…
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連ドラ版第1シーズン…
って、いや〜連ドラの続編の放送が正式に発表されたからこーいう言い方ができるのは実に喜ばしい(笑)
…失敬。
僕の中では、連ドラ版第1シーズンの肝であった“全体的なテンポの良さ”を、
古美門先生が圧倒的な劣性に追い込まれた上に、法廷でヒロスエに暴言をカマして監置されて、
ストーリーから一旦フェードアウトさせるという大波乱を中盤に混ぜる事で横においやってしまい、
その代わりに2時間10分の枠の中に、テンポの良さ以外の連ドラ版を象徴する様な要素をぎゅうぎゅう詰めしていた様な感じでしたね。
(人差し指を立てながら)面白かったのは面白かった!それは間違いない!
しかしながら
『リーダーなんていなかったのだ』
という深いオチは唸らされたのに、
飛び降りたガキの記憶が曖昧だった事に必要以上に頼っていた点を筆頭にして、序盤&中盤で張られた伏線の回収の仕方はなーんか甘かった感じがする。これは残念。
また、学校への潜入調査前後のコントや、ガッキーの怪力ネタや、鈴本こと偽鈴木先生等の細かい遊びの部分が滑り気味に見えた。
そんな細かい遊びを複数入れるんやったら、
うっかり八兵衛が証人として法廷で うっかりするのとか、
古の時代劇へのオマージュしまくりのオープニング&エンディングとかの、
非常に気合の入った遊びの部分をもっとアピールしてほしかった。
それにですねぇ。
ラストの古美門先生&服部さん&蘭丸による一連の種明かしの時間が思ったより長かった上に、
折角途中でガッキーが化けていたのに、種明かしの時のガッキーのリアクションがいつものパターンだったもんだから、
裁判のシーンでジュリー古沢さんが、古美門先生であるとか藤井みなみ先生というアクの強いキャラに思いきり憑依して、
学校教育の現状と、自らのいじめに対する考えの大演説してした事への壮大な“照れ隠し”にしか見えなかった。
これは減点材料にせざるを得ないでしょう。
それでも僕が(人差し指を立てながら)面白かった!と言い切れるのは、
メインテーマは大津のどっかの中学校の いじめ問題の学校側の対応の不味さを無茶苦茶意識していて超シリアスなのに、
ぬふよしさんをはじめとする役者さんが、ジュリー古沢さんの毒っ気が炸裂しまくりの脚本のもと、演技の面で無茶苦茶やっていて、
ダメ押しの如くクラス全員34人が証人として出廷するという、現実にはまず有り得ない逆転の一撃を持ってくり事で、
超シリアスなテーマを、後味は悪い筈なのに痛快というかカタルシスがあるエンターテイメントまでに昇華させていた事に尽きるんじゃないですかね。
本当これは素晴らしい(笑)
まぁ、肝心の ぬふよしさんに関しては平常運転ではありましたが(あれが平常運転かよ 笑)、
古美門先生が監置されてからのガッキーの八面六臂の活躍はびっくりした。
特に授業中の教室に乱入して
『人間は醜い生き物です』
から始まる長台詞を見事に喋りきったのは拍手もんだった、うん。大したもんだ。
そうそう。
榮倉奈々が演じていた、笑顔がやたら薄気味悪い、それこそ古美門先生に負けないぐらいにクセのある先生も良かったなぁ…
逆に、ヒロスエさんと、里見さんと絡む以外のシーンの北大路さんは、
多分ギャラは相当高かったやろーから、もうちょっと弾けても全然良かったと思うんやけど…
まぁ、ええか。
ここからは第2シーズンについて。
とりあえず、第1シーズンで既に冤罪やらストーカーやら公害やらの、主要な重い題材のカードを使っている上に、ぬふよしさんが新婚さんの間は時期柄不倫やら離婚やらのネタは使いにくい筈(苦笑)
ジュリー古沢さんは九つないしは十のエピソードを準備できるのか?
楽しみではあるけど、ジュリー古沢さんが追い込まれて狂言自殺とかをやらかさない事を願うばかりです、ということで。
指揮棒を振っている者が、指揮をしているとは限らない…
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って、いや〜連ドラの続編の放送が正式に発表されたからこーいう言い方ができるのは実に喜ばしい(笑)
…失敬。
僕の中では、連ドラ版第1シーズンの肝であった“全体的なテンポの良さ”を、
古美門先生が圧倒的な劣性に追い込まれた上に、法廷でヒロスエに暴言をカマして監置されて、
ストーリーから一旦フェードアウトさせるという大波乱を中盤に混ぜる事で横においやってしまい、
その代わりに2時間10分の枠の中に、テンポの良さ以外の連ドラ版を象徴する様な要素をぎゅうぎゅう詰めしていた様な感じでしたね。
(人差し指を立てながら)面白かったのは面白かった!それは間違いない!
しかしながら
『リーダーなんていなかったのだ』
という深いオチは唸らされたのに、
飛び降りたガキの記憶が曖昧だった事に必要以上に頼っていた点を筆頭にして、序盤&中盤で張られた伏線の回収の仕方はなーんか甘かった感じがする。これは残念。
また、学校への潜入調査前後のコントや、ガッキーの怪力ネタや、鈴本こと偽鈴木先生等の細かい遊びの部分が滑り気味に見えた。
そんな細かい遊びを複数入れるんやったら、
うっかり八兵衛が証人として法廷で うっかりするのとか、
古の時代劇へのオマージュしまくりのオープニング&エンディングとかの、
非常に気合の入った遊びの部分をもっとアピールしてほしかった。
それにですねぇ。
ラストの古美門先生&服部さん&蘭丸による一連の種明かしの時間が思ったより長かった上に、
折角途中でガッキーが化けていたのに、種明かしの時のガッキーのリアクションがいつものパターンだったもんだから、
裁判のシーンでジュリー古沢さんが、古美門先生であるとか藤井みなみ先生というアクの強いキャラに思いきり憑依して、
学校教育の現状と、自らのいじめに対する考えの大演説してした事への壮大な“照れ隠し”にしか見えなかった。
これは減点材料にせざるを得ないでしょう。
それでも僕が(人差し指を立てながら)面白かった!と言い切れるのは、
メインテーマは大津のどっかの中学校の いじめ問題の学校側の対応の不味さを無茶苦茶意識していて超シリアスなのに、
ぬふよしさんをはじめとする役者さんが、ジュリー古沢さんの毒っ気が炸裂しまくりの脚本のもと、演技の面で無茶苦茶やっていて、
ダメ押しの如くクラス全員34人が証人として出廷するという、現実にはまず有り得ない逆転の一撃を持ってくり事で、
超シリアスなテーマを、後味は悪い筈なのに痛快というかカタルシスがあるエンターテイメントまでに昇華させていた事に尽きるんじゃないですかね。
本当これは素晴らしい(笑)
まぁ、肝心の ぬふよしさんに関しては平常運転ではありましたが(あれが平常運転かよ 笑)、
古美門先生が監置されてからのガッキーの八面六臂の活躍はびっくりした。
特に授業中の教室に乱入して
『人間は醜い生き物です』
から始まる長台詞を見事に喋りきったのは拍手もんだった、うん。大したもんだ。
そうそう。
榮倉奈々が演じていた、笑顔がやたら薄気味悪い、それこそ古美門先生に負けないぐらいにクセのある先生も良かったなぁ…
逆に、ヒロスエさんと、里見さんと絡む以外のシーンの北大路さんは、
多分ギャラは相当高かったやろーから、もうちょっと弾けても全然良かったと思うんやけど…
まぁ、ええか。
ここからは第2シーズンについて。
とりあえず、第1シーズンで既に冤罪やらストーカーやら公害やらの、主要な重い題材のカードを使っている上に、ぬふよしさんが新婚さんの間は時期柄不倫やら離婚やらのネタは使いにくい筈(苦笑)
ジュリー古沢さんは九つないしは十のエピソードを準備できるのか?
楽しみではあるけど、ジュリー古沢さんが追い込まれて狂言自殺とかをやらかさない事を願うばかりです、ということで。
指揮棒を振っている者が、指揮をしているとは限らない…
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コメント
コメント一覧 (1)
ネタ切れ地獄と壮絶に闘った末に生み出されるであろう「シーズン2」には、大いに期待したいところです〜♪