はいはいはい、今日は さぬき映画祭2013のグランプリを受賞した『The lion dance しあわせ獅子あわせ』を観てきました。

まさかの?2日続けての映画ネタになりますが、さらさらっと感想を書いていきましょう…

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※PC版ホームページ

≪以下ネタバレ注意≫



さすがに『くちづけ』程感情を揺さぶるドギツさは無かったものの、

ローカル映画ならではの暖かさと方言(笑)、そして獅子舞という伝統芸能に対するリスペクトに溢れる良い作品だったんじゃないでしょうか。

ローカルだからこそこーいうリスペクトって大事ですよね、みたいに改めて思った。

かつて『庵治石の味』で描かれていた、石工職人の世界で師弟関係でどーこうというのと被りそうな部分はありますが、

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獅子舞のシーンの“華”の部分がいかにも映画向けだった上に、

地域が後継者不足に悩み、単体での獅子舞披露が危機にある事を、気が滅入りそうになるぐらいに丁寧に描く事で、

獅子舞が披露されるまでを引っ張れるだけ引っ張り…

まぁ、その割りに他地区の獅子との妥協点が比較的あっさり見つかって受け入れてもらえるのは、コケそうになったけど。

立花の獅子舞存続への熱意の表現の仕方は、ベタながらもこれはこれで良かったと思いますが、

田舎のお年寄りって大抵偏屈やから、結構大変な筈やと思うんですけどねぇ…

それは横に置いといて。

とにかく、獅子舞のシーンは決して安売りはしない…みたいな構成は良かったですね。

だからこそ、松じいさんの家の近所での獅子舞シーンは『じーん…』と来たし。

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振り返ってみれば。

主人公・ユウヤの少年時代を舞台にしていて、クライマックスに獅子舞のシーンになるまでは、地元の女の子と仲良くなって…

とかがあって、あまり捻りの無いストーリーで流れていくのかと思っていたら、

ユウヤの夢に獅子が出てきて おねしょを頻発してどーこうから始まり、

父親は浮気をして家を出て、片親の状態になって人見知りになってしまった影響もあって、

夏休みの宿題もせずにゲームボーイばーっかりやってて…

という、いまいち感情移入をしにくいキャラやったから『どないなるんやろ?』と思ったら、

獅子に『両親に復縁してもらう』という願いを叶えてもらう為に、

非常にわかりやすく改心して獅子頭の作成と練習に没頭する流れだった。

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浅い、ないしは緩いけど、1999年の時代設定よりも更に古いドラマを見ている感じで、変に懐かしかった。

僕、こーいうのは嫌いじゃない(笑)

…とか思って観ていたら、

父親は浮気相手との相手に子供ができて、復縁を意識し始めていた母親に電話で絶縁を告げてきてユウヤの願いがあっさり挫折したり、

松じいさんがユウヤを助けようとして事故に逢って足を骨折をして、入院していながらも傷からバイ菌が入って体調が急変して急死するという、

思わず『それは捻り過ぎやし無理矢理やろ!』とツッコミたくなったなぁ。

物語の中でのイベントのバランスはもうちょっと何とかしてほしかった(汗)

でも、釜次監督の好みのアレなのか?

寄り合いメンバーの飲み会も含めて食事のシーン自体は頻繁にありながらも、実際に うどんを食べるシーンが無いというのは新鮮に見えました。

釜次監督のこーいうひねくれ方も好きです。

万が一お会いする機会があれば、ビッグ握手をしてほしいぐらい(笑)

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最後に、この映画で一番残念だったところを書きますとですね。

メロディ梶のいっちょ噛みっぷり…

ではなく、僕は今日の14:35の回で観たんですけど、貸し切り状態だった事になるかなぁ。

高松市内の飲食店で何ヵ所かポスターが貼られてはいましたが、

東かがわ市が舞台となると、獅子に携わる様な方が平日に高松市内まで行くのは、かなりしんどいって事なのかなぁ。

土日は賑わっていてほしいけど…

もし祭りの時期に上映したらもうちょっと違うのかも知れないけど…

立花、そう思わんか.

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