今回は8・18 DDT両国2DAYS 2日日・両国ピーターパン2013のサムライ中継を観た感想を…

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まずは総括めいた事から書きますと。

存在自体がアウトだった(笑)アキヒロは別枠にすればですね。

多国籍軍興行ならではの楽しさ満載だった前日とは打って変わり、

後半の試合はどれも事前にイメージしていたよりも一進一退感が少ない試合展開になり、

しかも勝者と敗者のコントラストがはっきりとしていて、DDTらしくない…

って事は無いんですけど、あくまで前日と比べたら、シリアス度合いが桁違いに高いビッグショーになっていて、これはこれで満足させていただきました。はい。

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ここからは主な試合の感想を。

★赤井沙希のデビュー戦

19時女子〜でエキシビション+ズンドコラップを披露した時は、

ドラマの役柄のままヒール寄りのキャラだったのとは逆に、今回はバリバリのベビーだった訳ですが、

まぁタッパはあるしスタイルは良いし華はあるしと素晴らしい素材やなぁ、と。

また、赤井が今の自分ができる技をわかっていて、ちゃんとそーいう試合をしていたんやから、赤井を指導した高梨とおチェリーさんももっと評価されてほしい。

今回に関しては、あれだけ受け身をとりながらも中盤休めた辺りからして、周りの面子にかなり恵まれたとはいえ、

既に桜花よりも説得力がありそうなビッグブーツと、

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しっかりとしたフォームでクロスボディーを魅せてくれたら、あーだこーだ言う事も野暮になりますよね。

オスカー側が、VIP待遇か?はたまた剛力さんばりに知名度の割りにリーズナブルなのか?

どれぐらいのギャラを吹っ掛けるのかにもよりますが、この日のインパクトが薄れる前にまた試合をしてほしいですね。

しかし、DDTは問題無いとして他の右肩下がりの女子の団体や関係者は、現時点では定期的に試合をする保証の無い赤井に頼らない様にしてほしい。

愛川ゆずポンなんて冗談抜きで例外中の例外なんだから、赤井にあまり期待をかけて救世主呼ばわりされたら、赤井もしんどくなるやろーし…

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★KO−Dタッグ戦

坂口のスタミナが切れてたっぽいのは引っ掛かりましたが、それでも坂口&光留は強かったとは思う。怖かったし。

でも、勝ちパターンに持ち込む時は毎回寝技で…

いや、寝技は別にいいんですけど、カットプレーが終盤坂口がスリーパーを決めた時と比べたら、

明らかに不十分だったりロープ際だったりして極めきれないのを見せられて、

今回の試合の様な、イサミがスリーパーで大ピンチに…から始まる、タッグ屋ならでは!ともいえるのフィニッシュまでの流れを見てしまうと、

『ここまで役者が違っていたとは…』

となってしまった。残念。

二丁拳銃は、百回防衛をする前に一度アジアタッグ辺りを狙いにいって下さい(笑)

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★飯伏vsかずちか

序盤の、かずちかがエプロンからDDTで飯伏の頭を床に突き刺してから かずちかがペースを握り、

それ以降は飯伏が場外へのカンクーンとスクールボーイからブン投げたシーンで、見事に観客のハートを掴む形で飯伏らしく攻めても、

慌てず騒がず、最後までペースを譲らなかったのは確かに『レベルが違う』って思った。巧いよなぁ。

何でGIクライマックスで優勝戦にさえ残れなかったんやろ、みたいな(苦笑)

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そらまぁ、かずちかに対してはフェニックス〜をスカしたのは仕方ないにしても、

一応DDTのリングだったんやから槍投げぐらいはきっちり受けてあげて、

お返しに掟破りの槍投げを狙うぐらいのサービス精神はあってほしかった的物足りなさはありますし、

飯伏に対しても、かずちかが相手である事を意識して、掟破りのレインメーカーを狙うタイミングをもっと引っ張って、

しょっぱなは、まさかのプロレスごっこモードでいくとか、打撃でバーッ!と行ってたら、

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ひょっとしたら今回とはまるで違う試合展開になっていたんじゃないか?

という違和感?はあるので2013年のベストバウト!とは言いにくいけど、

大社長が交渉をしてGIクライマックスの直後のタイミングでやった甲斐はありましたね。

でも変な話、かずちかが結果的にあの飯伏が相手でもあれだけ見事に自分の世界を貫かれてたら、

今後 かずちかを呼ぼうとする他団体はほぼ皆無になりそうなのは複雑な気持ちになりますが…

またいつの日か、この二人にはシングルで闘ってほしいですね。

もしかしたら飯伏との再戦まで かずちかの日本国内の他団体の参戦は無いかも知れないですし(爆)

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★入江vsHARASHIMA

前日オーケンと対面をして燃え尽きていたのか、過度な緊張をしていたのか、はたまた相性が悪いのか?入江がHARASHIMAに呑まれていた感じ。

HARASHIMAの爽やかな底なし沼感は凄かったけど、これまたベストバウトとは…という感じ。

HARASHIMAが入江の猛攻を受けきるのは何となく想像できましたが、

そんなHARASHIMAが相手であっても、入江がエルボーという名のぶちかましで、HARASHIMAという壁を破る様な雰囲気が見れなかったし…

いや、実際そーいう様な雰囲気があったとしても、試合後のHARASHIMAの満面の笑顔を見てしまったら、そーいう雰囲気はかき消されていたというか。

これは無茶苦茶悔しいやろーけど、入江はまだまだ未来があるんだから頑張れよ、という事で。

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最後に、この日のエンディングについてちょっとだけ。

一番最初の両国ピーターパンでの生エンディング→次回両国大会の予告も素晴らしかったけど、

今回の、HARASHIMAがバックステージで皆に称えられながら控室へと歩いていくエンディングも、

ミッキー・ロークの映画『レスラー』の中で、試合を終えてボロボロになったランディーが、

控室に戻ったら選手達に拍手で迎えられて称えられるシーンを思い出して、ジーンと来た。

アレを場内のスクリーンでも流すなんて素晴らしいですよね。

オープニングの肛門爆破コーナーは無くなりましたが、一味違ったエンディングは是非継続していってほしいです。

今回は、こんな感じで…

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