昨夜はですね、ドキュメンタリー映画『ベイビー 大丈夫かっ BEAT CHILD1987』(9日ぶり二度目)を観てきましたので、その感想を書きます。

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※PC版ホームページ

≪以下ネタバレ注意≫



一度観て感想をこんな感じで書いた後に二度目を観に行こうと決めましてですね。

一度目は予備知識はほとんど無い状態だったので、二度目は前もってヤフー映画でのレビューを一通り読んだり、グーグルやTwitterで今作の題名で検索をしまくったり。

更には、本当に六平さんに取材をしていた『スッキリ!』やユー何とかにUPされていたニコ生の『ロック兄弟』や、

8月に行われた復活祭の映像もチェックして、僕にしては怒涛の勢いで復習&予習をしていたつもりでしたが、

来年2月をもってクローズとなるイオンシネマ宇多津に行くまでの間に渋滞に巻き込まれて、本編のオープニングには間に合わないという実に残念な事に…

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慌てて自分の席に座ったらすぐに六平さんが見切れるシーンがあって、直後に暗い館内を見渡したら客席がそれなりに埋まっていた事に驚かされた。20人ぐらい居たと思う。

1日一回の上映やとはいえ二週目の金曜日という事を加味すれば、集客面での健闘を受けて上映期間が1週間延長される事になったのも納得ですね。

一瞬、RGチックに三度目の鑑賞も頭によぎったし(笑)

それで、二度目の感想。

ライヴの映像はどれも素晴らしかったですね。

どこかのコラムで書かれていた、豪雨に打たれるアーティスト達の後ろ姿を、ステージの後ろからのカメラ撮ってる映像なんて特に素晴らしかった。これはもう間違いない。

バックステージの映像もやっぱり説得力があった。

僕の中ではですね。

@OZI_elliott 坂田知之 11/8
@BEATCHILD_movie 泉谷しげるさん、画面の白井貴子さんに向かって「お前が大丈夫かっ!」最高!! #あさイチ
11/8 9:30 Re RT 詳細

というやりとりも昨日あったらしい(笑)白井貴子さんが、

伝説のステージを終えてスイッチoffモードで、出番を終えたハウンドドッグの鮫島さんを笑顔で『おつかれさま〜』と労う一瞬のシーンで泣かされそうになったし、

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それこそ生き急いでいるかの様なパフォーマンスを見せ続けた尾崎豊さんの姿には、一度目以上に魂が揺さぶられた。

佐野元春さんの出演シーンを改めてじっくり観たら…

ステージはもちろんのこと、リハーサル中やすっかり修羅場と化していた会場に入る時の姿、

出番を終えた渡辺美里さんを労う姿までもが、極端な話後光が差していた様に見えたもんなぁ…

そうそう。

ダイヤモンド・ユカイ氏の強烈なまでの晴れ男っぷりが自称ではない事も実感した(笑)

いやー、どれもこれもいいもん観れました。

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しかしなぁ。

多くの方が厳しい言い方で指摘していた、

佐野元春さんのSOMEDAYの演奏が終わって以降は…

必要以上にナレーションが…

プロデューサーさんの謝罪が…

エンディング曲が…

エンドロールの後に…

に関しても概ね『それもその通りやなぁ〜』と思った。

具体的なアレは割愛しますが、既に免疫ができているが故に前記の事項のいずれかでも結構な不快感があったのも事実。

とにかくねぇ。

7万人の大観衆はもちろん、スタッフや大半のアーティストが豪雨にうたれ続けてパッと見いは『何じゃこりゃ!?』状態でカッコ悪かったけど、

そーいうところが一回りをして逆に皆カッコいい!という状態だったのに、前記の人達までがアーティストの皆さんに張り合うかの様にカッコ付けなさんなって。

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26年経とうが、あの時『ロックンロールの夜明け』に立ち会った人たちのカッコよさにはかなわないんやから…ね。

最後に、今後のBEAT CHILDについて。

とりあえず4年後…ライヴから30年を経過した辺りでひっそりと前言撤回をしてもらって、

あの日アスペクタのステージに立ちながらも劇場版ではカットされたアーティストさんの出演シーンを、

ボーナストラック扱いででもいいから追加した形の、DVDかブルーレイのソフト化をしてほしいですね。

時代的にはVHSビデオなんでしょうけどさすがに無理があるので(苦笑)

その頃には大人の事情も多少は緩和されているかも知れないですし、

CD販売面での音楽業界の不況もちょっとはマシになっているかも知れないですし…ね。

LOVE&THANKS、あの日のみんな…

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