昨夜は劇場版『SPEC 〜結(close)〜 爻ノ篇 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿』を観てきましたので、今回はその感想を書いていきましょう。

ダメ元上等…

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※僕が漸の篇を観た感想

※公式ホームページ

≪以下ネタバレ注意≫



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エンケンさんがユダだった!で始まり、

エンケンさんに肉体を乗っ取られた状態の渡辺いっけいさんがゲッツ!でエビぞりになって殺されて、

漸の篇で引っ掛かった『シンプルプランのウイルスで何故SPECホルダーだけが死ぬのか?』の疑問がインフルエンザがどーこうだけで片付けられて

『じぇじぇじぇ!?』

となりーの。

遂に当麻がSPECを使ってカラスがスクリーンを埋め尽くしてとなって以降はほぼ警視庁の屋上のセットだけが話の舞台に絞られていながらも や〜っぱり・さ〜っぱり訳がわからなかったんですけど、

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向井理&大島優子にはまるで似合わない…

人間がどーこうやら、欲欲欲欲やら、ガイアがどーこうやら、ソロモンの鍵がどーこうやらの難しそうな単語と説教臭い台詞が雑多に並べられていた事で、

エヴァンゲリオンの旧劇場版の『Air/まごころを君に』のぐちゃぐちゃさ度合いを思いだし、

『あー、これはこーいう方向で突き抜けていて、作り手側も徹底してやりきっているもんなんやと割りきらないかんのやね。悪くも悪くも悪くも・堤さんらしいやねぇ』

と変に納得させられた。

あーいう突き抜け方をしていてライトな客層を突き放していても、絶賛する濃いSPECファンが居るのは間違いないんやから、

堤さんとTwitterのSPECの公式アカウントの中の人は幸せ者やと思いますよ。僕は全くリスペクトはできませんが。

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でもなぁ。

単に、さ〜っぱり訳がわからないだけなら僕の中で免疫が多少はできていたんですけどねぇ。

警視庁の屋上の周囲の、崩壊していくセカイがCG処理で真っ赤っかになっていたのに始まり、

当麻の顔と体がグロテスクに変化しまくったと思ったら口から嘔吐物っぽくカラスが出たり、

脳味噌みたいなグロテスクな物体によって冥界に飲み込まれそうになったり、

大して意味もなくキル・ビルのねーちゃんの左腕が切断されたり。

挙げ句の果てに当麻が瀬文に介錯されて一段落つくのかと思ったら、

確保しに来た刑事達に瀬文がリンチされるところが、昔のスーパーササダンゴマシンによる『マッスル』以上の時間をかけたスローモーションで描かれていたりして…

とにかく、ビジュアル面で気分が悪かったなぁ。

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目も疲れてもーたし、ちょっとしたトラウマにもなりそうなぐらい。

訳わからん台詞のやりとりとの二本立てなんて、本当勘弁してほしかったです。

ひょっとしたら映画館のスクリーンじゃなくテレビ画面で観ていたらそこまで酷くは感じなかったのかも知れないし、

もしかしたら芸術面での完成度が無茶苦茶高かった『かぐや姫の物語』を観たばかりだったからこそ、

余計に中二っぽかったりキモく見えたのかも知れませんが、

どーせやったら細かいギャグと同時進行でエロの要素を少量でも織り混ぜていたら、

エロ!グロ!ナンセンス!の三拍子が揃っていて、近年公開されたカルトムービーとしては記録的な観客動員の数字を残していたのに…みたいな(笑)

でも皮肉なもので、それだけグロテスクな映像が継続的に見せられ続けた反動で、

当麻が浮遊霊になってから、佐野元春さんの『彼女』をBGMにして過去のSPECの各場面にあらわれる安っぽい合成シーンが無駄に長時間流れていた時には

『あー、何かこれってこーいうスタイルの映像アートとしては完成しているのかも?』

と思ってしまった。

しかも、それを経て当麻の浮遊霊の腕を、投獄された瀬文が掴んだ日にゃあ多少は癒されたし、それこそちょっと感動してしまったぐらい。

今にして思えば僕は瞬間的ながらも病んでた(汗)

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さてここからは、そんな爻の篇で良かったところを書きますとですね。

本編とは関係ない範囲の、裏(?)のランキング1位から挙げるならば、

それはぶっちぎりでエンドロールの当麻の習字メドレーになりますね。

前記の様な映像アートまがい(?)の物を観た直後だったのもあるし、過去のダイジェスト映像がメドレーで流れるのはSPEC零でやっていたから、

もうひとつのSPECの歴史、総集編を観た様な満足感がありました、はい。

続きましては正規(?)のランキング1位はと言いますと、そらもう戸田恵梨香の熱演ないしは怪演しかないでしょう。

キャラクターの設定としてはチームSPECのリーダーを通り越して、それこそ神にも近いポジションに居た筈なのに、またCMにいっぱい出ている若い女優さんなのに、

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CGで顔が醜く・グロテスクにボコボコしまくっているのにGOサインを出している事からして、そのプロ根性は大したもんだ。

アレだけ徹底的にやってくれてたら『SPECが私の代表作』と言ってもいいでしょう。

あのインパクトを越えるのはかなり大変やと思いますが、アレだけやれるならば何とかなるかもしれない…

まぁ、彼女自身も爻の篇の完パケ版を観て驚いたかも知れませんけどね(苦笑)

もっとも、CG処理を除いてもあれだけ怒り、怒鳴り続けるヒロインなんて、男から観てもカッコ良かったもんなぁ。良いもん観れました。

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でもなぁ…

向井理&大島優子は敵の大ボスキャラやったからあんなもんなんでしょうけど、

その二人と当麻以外のキャラの扱いがあまりにも雑で、目も当てられないぐらいで…ねぇ。

卑弥呼の中身なんてゴリさんやと思っていたら何の脈略もなく北大路欣也さんで、結局回想シーンでしかゴリさんが出てこないし、

ゴリさんの代わりになるのかと思われたキッカワと、やっぱり単なる賑やかしだった平成仮面ライダー…

もといチームSPECの面々は、犬死にならぬ犬甦りみたいなフェードアウトの仕方だった事でガッカリさせられて、訳のわからなさとビジュアル面の次に不満が残ったなぁ…

瀬文にしても、何もかもを失い座禅で悟りを開くだけではない、もっと救いがある終わらせ方もあったやろーに。

僕なら、瀬文が志村を撃ってしまうアジト突入の前のタイミングで目が覚める夢オチにしてましたよ。ハイスクール!奇面組の次に長い長い夢オチ!

もちろん卑怯なのは卑怯なんですけど、観てる側はまだ救われましたよ(苦笑)

もっとも、エンドロールで流れたSPECのスピンオフなりパラレルワールドの制作を匂わせたあのメッセージは

『次も瀬文を軸にしますよ』

という風にしか思えず、本当に作られるならば瀬文をあーいう風に扱った事に意味が出てくるのかもしれない…

SPECのスピンオフなりパラレルワールドがあろうがなかろうが、

僕の中で爻の篇の訳のわからなさは変わる事は無いでしょうから、別にどっちでもいいんですけどね。

以上です…

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