ビッグコミックオリジナルで水島伸司先生の『あぶさん』の最終回を読みましたので、今回はその感想を書いていきましょう。
コミックナタリー 「あぶさん」最終回!水島新司「無我夢中の毎日でした」
さらば、90番の大河ドラマ
≪以下ネタバレ注意≫
コミックナタリー 「あぶさん」最終回!水島新司「無我夢中の毎日でした」
さらば、90番の大河ドラマ
≪以下ネタバレ注意≫
連載カウントダウンが始まってからドクター吉松チームとの草野球ネタが続いて…
とは言え草野球ネタがあったが故に、サチ子の酒しぶきというよく考えてみれば死角になっていたプレミアシーンが観れたのは嬉しかった(笑)
プレミアはともかく、このまま草野球が最後まで続いて、オーラスは監督・あぶさんが代打で出てきて、
当然の様にサヨナラホームランを打ってあぶさんが胴上げされて終わってしまった日にゃあ、
あまりの捻りの無さにリアクションに困るなぁ、とちょっと心配をしていた部分もある。
ところが、草野球ネタと大虎メンバーを切り捨てた上でガラッと舞台を変えて…
って、草野球の続きは単行本に描きおろしで掲載されてそうな気はしますがそれはそれとして…
とにかく あぶさんがお世話になった人達に『ユニフォームを脱ぐ事になった』報告をしに行く旅という形で、
野球の漫画なのに淡々と大団円を迎えたのは良かったんじゃないすかね。
あーいう奇のてらい方は僕は好きです。
そらまぁ、武藤酒造→恋の宿→万代橋経由の新潟の実家というオフシーズンではお馴染みのルートの旅ならば
『だったら酒の店にも行っときましょうよ』
というツッコミは入れそうになりましたが、
水島先生が41年という長期連載の最後の最後の最後に あぶさんが野球を始めるきっかけのエピソードを紹介したかったのならば、もう仕方ない。編集の方もきっと黙認したんでしょう。
もちろん
『何で あぶさんの恩人の名前が、よりによってスポーツ嫌いの有野課長と同じ名字やねん!?』
という意味で心に引っ掛かるものはありましたが、読んでいてちょっとだけながらも、グッと来るものはありましたから…ね(笑)
あとは、最後のコマの次のページの水島先生からのラストメッセージも良かったなぁ。
あぶさんにおける有野さんばりに、あぶさんの連載前に水島先生がお世話になったノム(野村克也)さんが、
物語のカウントダウン中に出番が無かった辺りは、南海ホークスとノムさん夫妻のシビアな関係を物語っている様な印象は受けましたが、
もしノムさんの『代打ならば…』のアドバイスが無ければ連載当初から水島先生のスイッチが入って あぶさんがトンデモ系の成績を残してしまい、
無理矢理連載を続けたとしてもせいぜい南海ホークスの身売りがキッカケになり、ホークスが優勝する事なく連載が終了していた様な気がしてならない訳で。
クリエーターにとって何が人生のターニングポイントになるかはわからんもんだ、としみじみさせられました。
そーいや水島先生、そのラストメッセージを『またいつの日かお会いしましょう』で締めてましたね。
やっぱりそう来たか(笑)
大半の方が予想している通り、近い将来 あぶさんが水島先生の別の漫画に堂々と出演するパターンになりそうですね…おめぇはそれでいいや!?
とにかく、おつかれさまでした(一礼)
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とは言え草野球ネタがあったが故に、サチ子の酒しぶきというよく考えてみれば死角になっていたプレミアシーンが観れたのは嬉しかった(笑)
プレミアはともかく、このまま草野球が最後まで続いて、オーラスは監督・あぶさんが代打で出てきて、
当然の様にサヨナラホームランを打ってあぶさんが胴上げされて終わってしまった日にゃあ、
あまりの捻りの無さにリアクションに困るなぁ、とちょっと心配をしていた部分もある。
ところが、草野球ネタと大虎メンバーを切り捨てた上でガラッと舞台を変えて…
って、草野球の続きは単行本に描きおろしで掲載されてそうな気はしますがそれはそれとして…
とにかく あぶさんがお世話になった人達に『ユニフォームを脱ぐ事になった』報告をしに行く旅という形で、
野球の漫画なのに淡々と大団円を迎えたのは良かったんじゃないすかね。
あーいう奇のてらい方は僕は好きです。
そらまぁ、武藤酒造→恋の宿→万代橋経由の新潟の実家というオフシーズンではお馴染みのルートの旅ならば
『だったら酒の店にも行っときましょうよ』
というツッコミは入れそうになりましたが、
水島先生が41年という長期連載の最後の最後の最後に あぶさんが野球を始めるきっかけのエピソードを紹介したかったのならば、もう仕方ない。編集の方もきっと黙認したんでしょう。
もちろん
『何で あぶさんの恩人の名前が、よりによってスポーツ嫌いの有野課長と同じ名字やねん!?』
という意味で心に引っ掛かるものはありましたが、読んでいてちょっとだけながらも、グッと来るものはありましたから…ね(笑)
あとは、最後のコマの次のページの水島先生からのラストメッセージも良かったなぁ。
あぶさんにおける有野さんばりに、あぶさんの連載前に水島先生がお世話になったノム(野村克也)さんが、
物語のカウントダウン中に出番が無かった辺りは、南海ホークスとノムさん夫妻のシビアな関係を物語っている様な印象は受けましたが、
もしノムさんの『代打ならば…』のアドバイスが無ければ連載当初から水島先生のスイッチが入って あぶさんがトンデモ系の成績を残してしまい、
無理矢理連載を続けたとしてもせいぜい南海ホークスの身売りがキッカケになり、ホークスが優勝する事なく連載が終了していた様な気がしてならない訳で。
クリエーターにとって何が人生のターニングポイントになるかはわからんもんだ、としみじみさせられました。
そーいや水島先生、そのラストメッセージを『またいつの日かお会いしましょう』で締めてましたね。
やっぱりそう来たか(笑)
大半の方が予想している通り、近い将来 あぶさんが水島先生の別の漫画に堂々と出演するパターンになりそうですね…おめぇはそれでいいや!?
とにかく、おつかれさまでした(一礼)
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