昨夜はイオンシネマ高松東で『ワールドプロレスリング3D 第8弾 1・4東京ドーム2014』を観てきました。

今回はその感想を書いていきます。

岩だけに…(笑)

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※PC版新日本プロレスホームページ


一番最初に思ったのは、試合映像に関してはうまいこと編集してましたね。

結果的には けれん味だけだった様に思うムタ絡みの試合を最初に持ってきたり、

前座の試合をできるだけ短くしていたのは良かったんじゃないでしょうか。

ももクロ演出の佐々木さんがアレしていた、選手入場時の派手な演出が しつこいぐらいに流されるのかと思っていたらそれほどでもなかったし、

本編開始前の棚橋の新日本道場の紹介コーナーも丁度いいぐらいの長さだったのも好印象。

そらまぁ、テレ朝のアナウンサーさんによる実況は生理的に僕には合わないし、煽りVTRはもうちょい短めでも良かった筈やから、その点では不満は残った。

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何より、テレ朝でも放送された引き気味の映像から、3D専用カメラによる選手の顔のドアップ映像に切り替わりが思ったよりも多くて、

これまでのプロレス3Dシリーズよりも目が疲れてしまったから、エンドロールの時みたいに『プロレス3D、最高!』とは言いにくいんですけど…ね。

天井の電気を消した新日本の道場のリングをスポットライトだけで照らした状態で、トップ選手がフィニッシュムーブを披露していくプロモ映像こそ新鮮でしたが…

ここからは試合について書いていきます。

ただし、この日のベストバウトだった後藤洋vs柴田勝頼は以前こんな感じでブログで取り上げているのでこの記事では割愛します。

そうなると、非常に印象に残ったのは かずちかvs内藤戦。

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何というのかなぁ。

現時点の内藤では、現時点の かずちかにはアクシデントが起きない限り到底敵わないという現実を、

かずちかが長時間晒していた感じで内藤がかわいそうで、観ているだけで心が折れそうになった。

僕は普段、新日本の中継はほとんど観ていないもので、二人が向かい合った時の体格差+醸し出すオーラの差は想像以上にデカく見えて、

その段階で試合順のファン投票の得票数の差にも納得できてテンションは下がったし、

試合展開も、内藤がプルマ・ブランカを試合のポイントにしようとしていたのは伝わってきたけど、

序盤戦で かずちかの首への攻撃という形での伏線が皆無(場外へのスイングDDTぐらいか?)でポイントにはなってなかったし、

その影響で『ここでスターダストプレスを出せば勝てる!』と思わせる流れを作れなかった(ですよね?)のは致命的だった。

かずちかの横綱相撲ペースを狂わせる為に、何ふり構わずノーモーションの頭突きを使った気持ちはわかるんやけど、

何ふり構わぬ、の割りには細かくスクールボーイを使ったり、レインメーカーの切り返しでは頭突きを狙わず張り手をカマしたりしたのは何かこう…違うねんなぁ。

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この試合では内藤が本当いろいろな技を出しましたが、かずちかが焦る事は無かった上に苛立ちを見せていたのも納得できたし…

一部のファンから反発を受けながらも貫いた内藤のストーリーの集大成がこうなってしまったとなると、

昨年のGIクライマックスから始まった内藤のプッシュは失敗だったんやろなぁ、と思った。

仮に、内藤にGIクライマックス優勝という箔がついていなければ&1・4が舞台じゃなければ

『幾ら内藤に勢いがあっても、今のかずちかが相手ならば、こうなるのも しゃーないかな』

と割りきれたんですけど…

これはもう、邪&外になるんですかね?

本格的な内藤のプッシュが始まった直後に、内藤よりもタッパがある飯伏が入団した上に、飯伏がジュニアに専念した点は差し引いたとしても、

内藤を過大評価した新日本のマッチメーカーなり編成が内藤本人よりも責任は重いと思う。

ここは素直に失敗を認めて、内藤をメキシコなりアメリカなりに長期で遠征させてリフレッシュさせて番付を一旦リセットして、改めてじっくりとプッシュしていってほしいなぁ…

かずちかもなぁ。

アレならば、本当25分まででまとめてほしかったなぁ…

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中邑vs棚橋。

試合としてはこちらの方が数段好きですね。

棚橋による中邑のヒザへの攻撃が軸になっていて、中邑も顔にはあまり出さないものの意地になってヒザ蹴りにこだわって…というシンプルな試合展開でしたが、

お互いがお互いの手の内を熟知している事がベースになっているから、この日の他の試合とは二人の意識の高さから来るレェヴェルが違うんやろーなぁって思いましたね。

広島での再戦のスカパー中継を録画もしなかったのは失敗だったかな…

最後に、この日に限らない範囲の新日本プロレスへの不満を書きますとですね。

先日Twitterで超獣だけの横道さんがノーモーションの頭突きの連発に対する違和感を指摘をしてましたが、

その指摘を聞いて前もって想像していた以上に、今の新日本って観る側がヒヤリとするレベルの危険な攻防が多いよなぁ、と。

さすがに四天王プロレス系の頭から落とす投げ技を連発するシーンは無いけど、単発でそーいうレベルの危険な技が何回も出ていたのは、観ていて引っ掛かるものがあった。

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ジュニアタッグの4WAY戦での、場外で選手が待っていたとは言え思いきり場外へブン投げた雪崩式ブレーンバスターしかり、

真壁vsファレでの、場外に設置された真壁による長机へのパワーボムでファレが受け身を失敗して頭を打ったシーンしかり、

前期の かずちかvs内藤で 下に居た かずちかのコーナーに座る内藤へのドロップキックで、内藤がヒザを痛めたシーンしかり…

編集された範囲でこれだけあるのならば、じゃあノーカットだと…ねぇ。

また、リングドクターの林さんが最前列で観ていながらも、ファレや内藤が場外でダウンした場面で、チェックに入る素振りも無かったのはどん引きしたなぁ。あれじゃお飾りですよね…

既に何回かはありましたが、大アクシデントが起きてからじゃ本当遅いんやから、

この手の危ない技に頼らない かずちかなり棚橋なり中邑がしっかりとトップに居る間に、こーいう嫌な流れに歯止めがかかってほしいのですが…ということで。

それでは今回はこんな感じで終わりましょうかね。

愛してまぁーす(笑)

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