明後日3・16の営業を最後に、イオンシネマ宇多津が20年の歴史に幕を閉じるということで、今回は浅い思い出話を書いていきましょう…

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※PC版ホームページ

とりあえず、庵治町から行くには遠かったですよね。車で片道1時間10〜20分かかってたし。

思い出より何より、まずはこれは書いておかなきゃ(苦笑)

他の県にお住まいの方ならばですね、片道の移動時間だけでもお目当ての映画の本編の時間よりも長いというケースもザラなんでしょうけど、香川県として考えたら辛かった…

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それとは逆に、施設的なアレは特に無いかなぁ。

後からオープンした高松と比べたら年季が入ってるなぁとは思いましたが、それはそんなもんやろーし。

しかし、先週イオンシネマ宇多津に行った時にトイレに行こうとしたら、壁にでっかくオープンしてからの歴史と、

20年間の一年ごとの興行収益ベスト10が紹介されている看板?が掲示されていたのは、

『ホビット』が終わった後とあって、結構長い時間見いってしまった。

これだけの歴史があるならば『上京する前は通っていた』という本広監督が、さぬき映画祭で宇多津での上映作品にも気合を入れていたのも納得。

まぁ、本広監督的には自らが手掛けたアニメ映画『サイコパス』の全話一挙上映のチケットの売れ行きが苦戦したのに対して、

舞台挨拶に井上真央とムロツヨシさんを招いた『永遠の0』の上映のチケットが速攻で売り切れたのは複雑な心境かも知れませんが…

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てか、本広監督は横に置いといてやね(笑)

ここからは、宇多津で観た映画の思い出。

宇多津のみ上映される邦画が増えたのは5〜6年ぐらい前からかな?

『フラガール』も確か宇多津限定だった筈やけど、結局行けなかったし…

レイ・チャールズを取り上げた『レイ』に行った記憶はあるんですけど、それは例外で基本的には全くと言っていいぐらい行ってなかったんですよね。

ホール・ソレイユも健在でしたし。

そんな僕の価値観が変わったきっかけの一本が、ぬふよしこと堺雅人主演の『南極料理人』。

これがねぇ、宇多津ビブレに行くまで道に迷ってしまってですね。

行くまでは特に苦労をして、肝心の南極料理人があーいう緩めで楽しくて癒されておまけに腹が減る映画で…素晴らしかった(笑)

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変な話、南極料理人のお蔭で『いわゆる大作ではなくても、苦労して遠くまで行く価値がある映画は普通にある』いう事を学びました(きっぱり)

それ以降ちょこちょこと宇多津限定上映作品を観てはきましたが、この文章を書きながら頭に浮かんだのは、

昨年の僕の観た映画ベスト10の2位『横道世之介』、3位『BEATCHILD1987 ベイビー大丈夫か?』、4位『くちづけ』といったところか。

3つとも、宇多津のみの上映が本当勿体無い完成度があった。

特にBEATCHILDなんて、歴史を重ねて適度に傷んだイオンシネマ宇多津の建物と、1987年当時の映像のシンクロ度合いが完璧だったもんやから、

世間的にはBEATCHILDよりも数倍話題になっていた『そして父になる』にも行かないで2回も観に行ってしもーたし(笑)

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今後、宇多津のみで上映されそうな作品…

今にして思えば、日本の時代劇や東映が配給する作品で宇多津のみで上映されるケースがやたら多かった様な気はするけど…

そーいう作品が、これから高松と綾川とソレイユのどれに振り分けられていくのかはわかりませんが、何かの映画を見終わってから

『これは、宇多津があったら間違いなく宇多津オンリーの上映だったんかなぁ…』

としみじみする事で、僕は宇多津が無くなった寂しさを感じるのでしょう。

本来ならば感謝の言葉で締めるべきなんでしょうけど、そこら辺は頻繁にイオンシネマ宇多津に通われていた方にお任せするとして、僕としては『切ない』の一言ですね…

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