今回は、一昨日の夜ロフトプラスワン・ウエストにて開催された、過去の角川映画を語り倒すトークイベント『スケキヨナイト』のユーストリーム配信分のアーカイブを観た感想を書いていきましょう。
※ユーストリーム イベント「スケキヨナイト 〜懐かしの角川映画を語ります!〜」 on 関西ウォーカーTV 01(Kansai Walker TV 01)
※ジョニー暴れん坊デップの部屋 【スケキヨナイト】ロフト・プラスワン・ウェストにて
≪以下ネタバレ注意≫
※ユーストリーム イベント「スケキヨナイト 〜懐かしの角川映画を語ります!〜」 on 関西ウォーカーTV 01(Kansai Walker TV 01)
※ジョニー暴れん坊デップの部屋 【スケキヨナイト】ロフト・プラスワン・ウェストにて
≪以下ネタバレ注意≫
事前にはですね。
角川映画云々よりもまず、シンプレのナベちゃんと平野先生という、サイキック青年団に縁がある御二人が映画関連のイベントで共演するという珍しさで関心を持っていましたが、
いざトークの様子を観たら、平野先生のハッタリをカマし気味のトーク&シンプレのナベちゃんの暴走のトークを上手くまとめていた中川先生の解説も素晴らしく、
タイトルの書体で『これでもか!』の勢いでゴシック体を使いまくりだった頃の、過去の角川映画にも興味を持ってしまいました。関西ウォーカーの元編集長の玉置さんの思うつぼやな、こりゃ(笑)
このイベントの主人公だった中川先生。
オープニングからして
『はて…この方、どっかで観た事がある様な無い様な…』
という感じで惹き付けられてましたが、イベントが進むごとに気づいた。
基本暴言は吐かないけし髪型も違うし衣装も違ってたけど、中川先生って声の質や喋り方が『あまちゃん』のヒビキ一郎に似てたよなぁ?そうですねぇ?(笑)
生業がクラシックではなく、また取材対象がもし角川3人娘ではなく“大金をかければブレイクする”と信じられていた時代に活躍していたグループ系アイドルだったならば、まんまヒビキやったと思う(笑)
中川先生って、著書でもおそらく同じスタンスなんでしょうけど、角川映画を取材するきっかけは ふわふわっとしていたものの、
イベント後半では、角川映画は撮影スタジオを所有していなかった事の解説からの『つまらない作品も本当に多かった』のコメントをきっかけにして、
角川映画は春樹氏のワンマン体制だったが故に“功と罪”の両方が存在していた事を力説していて魅了された。
その上で『トラック野郎』『男はつらいよ』シリーズに軽く毒を吐いた上で
『もし角川映画の成功がなければ、永遠に5社体制のままの日本映画は何てつまらないものになっていただろうか』
とまとめたのは拍手もんだった。
もし差し支えが無いならば…
シンプレのナベちゃんが横に居るのに平野先生と二人で、未だに5社体制の名残が見られる日本アカデミー賞も酒の勢いを借りて切り捨ててほしかったけど、
そもそも春樹氏はそーいう方面の名誉欲とは別の次元の…
まずは『映画きっかけで角川書店の本を売りたい』という欲ありきだった筈の意識が行っていたやろーからなぁ…
またですね。
イベント前半の様にベスト5を決める程、僕は昔の角川映画を沢山は観ていないのですが、
それでも松田優作さんの『蘇る金狼』は確実に入るので、松田優作さんの話はもっと聞きたかった。
まぁ、それは著書を読めや!って話ですが、いざ読んだとしても終盤にチラッと話されていた、
春樹氏と優作さんの繋がりはずっと続いていて『天と地と』で渡辺謙さんが倒れた時にも…
のエピソード以上の事は無いかも知れないし…これはしゃーないかな。
ここからはシンプレのナベちゃんと平野先生について。
正直、御二人の掛け合い・ないしは汚れた英雄の頭髪以外のネタの 被せ合いはもうちょっと観たかったなぁ。
これは当イベント唯一の不満かな?
平野先生に関しては、玉置元編集長と中川先生の顔を立てていたというよりも、
『雑誌・バラエティーは無いけど他のお宝グッズ紹介でオイしいところは持っていけるから、前半は戦国自衛隊の尋常でないカッコ良さについてある程度喋れたら別にええかな』
的な引いたスタンスが見えてしまったというか。
もちろんですね。
過去に市川崑監督に話を聞いたエピソードを公開しつつ、中川先生へ『監督が市川崑だと客が来ん!』の名フレーズを引き出すハイレベルなパスを送ったり、
市川崑監督によるリメイク版『犬神家の一族』を激しく微妙なリアクションという形で無言で切り捨てた話術はさすがやとは思いましたけどね(笑)
かたやシンプレのナベちゃん。
まだシラフ状態&イベントの掴みなのに『2代目はクスリちゃん』のフレーズを準備していた段階で、
こりゃ、このイベントに向けて気合い入りまくりなんやろーなぁ…
とワクワクさせられた直後に『蒲田行進曲』の映画泥棒系ミスが発生してツッコミ倒して、それからは何回も披露された畳み掛けは
『さすがナベちゃん!』
ってなったなぁ(笑)
ほんでもって、これは最初から狙っていたのか偶然なのかわかりませんが、
照明が落とされていて、ランク入りしなかった範囲の過去の角川映画の予告編をBGMに流していた休憩中に炸裂した、まさかの妄想ネタ…
あんなファンタジー溢れる爆弾をよりによって休憩中に投下するなんて、仮に自分が主催するイベントだったとしてもやり過ぎですよ!?
後半中川先生が見事にリカバリーしたからエエようなものの…
また、爆弾自体は無茶苦茶面白かったものの…ねぇ(笑)
さてさて。いい加減長くなってきたのでこの辺で終わらせますかね。
最後に、前記の個人的に角川映画のランク付けをするならば…で、1位にしてしまうであろう『犬神家の一族』の予告編と、
この角川映画ネタの記事の題名を決めるキッカケになった作品の予告編を貼り付けておきます。ただし詳細は書けません(苦笑)
犬神家〜は、市川崑監督があの名曲をあまりお気に召していなかったという話で結構衝撃を受けたのもありまして…
ほいじゃほいじゃ!
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角川映画云々よりもまず、シンプレのナベちゃんと平野先生という、サイキック青年団に縁がある御二人が映画関連のイベントで共演するという珍しさで関心を持っていましたが、
いざトークの様子を観たら、平野先生のハッタリをカマし気味のトーク&シンプレのナベちゃんの暴走のトークを上手くまとめていた中川先生の解説も素晴らしく、
タイトルの書体で『これでもか!』の勢いでゴシック体を使いまくりだった頃の、過去の角川映画にも興味を持ってしまいました。関西ウォーカーの元編集長の玉置さんの思うつぼやな、こりゃ(笑)
このイベントの主人公だった中川先生。
オープニングからして
『はて…この方、どっかで観た事がある様な無い様な…』
という感じで惹き付けられてましたが、イベントが進むごとに気づいた。
基本暴言は吐かないけし髪型も違うし衣装も違ってたけど、中川先生って声の質や喋り方が『あまちゃん』のヒビキ一郎に似てたよなぁ?そうですねぇ?(笑)
生業がクラシックではなく、また取材対象がもし角川3人娘ではなく“大金をかければブレイクする”と信じられていた時代に活躍していたグループ系アイドルだったならば、まんまヒビキやったと思う(笑)
中川先生って、著書でもおそらく同じスタンスなんでしょうけど、角川映画を取材するきっかけは ふわふわっとしていたものの、
イベント後半では、角川映画は撮影スタジオを所有していなかった事の解説からの『つまらない作品も本当に多かった』のコメントをきっかけにして、
角川映画は春樹氏のワンマン体制だったが故に“功と罪”の両方が存在していた事を力説していて魅了された。
その上で『トラック野郎』『男はつらいよ』シリーズに軽く毒を吐いた上で
『もし角川映画の成功がなければ、永遠に5社体制のままの日本映画は何てつまらないものになっていただろうか』
とまとめたのは拍手もんだった。
もし差し支えが無いならば…
シンプレのナベちゃんが横に居るのに平野先生と二人で、未だに5社体制の名残が見られる日本アカデミー賞も酒の勢いを借りて切り捨ててほしかったけど、
そもそも春樹氏はそーいう方面の名誉欲とは別の次元の…
まずは『映画きっかけで角川書店の本を売りたい』という欲ありきだった筈の意識が行っていたやろーからなぁ…
またですね。
イベント前半の様にベスト5を決める程、僕は昔の角川映画を沢山は観ていないのですが、
それでも松田優作さんの『蘇る金狼』は確実に入るので、松田優作さんの話はもっと聞きたかった。
まぁ、それは著書を読めや!って話ですが、いざ読んだとしても終盤にチラッと話されていた、
春樹氏と優作さんの繋がりはずっと続いていて『天と地と』で渡辺謙さんが倒れた時にも…
のエピソード以上の事は無いかも知れないし…これはしゃーないかな。
ここからはシンプレのナベちゃんと平野先生について。
正直、御二人の掛け合い・ないしは汚れた英雄の頭髪以外のネタの 被せ合いはもうちょっと観たかったなぁ。
これは当イベント唯一の不満かな?
平野先生に関しては、玉置元編集長と中川先生の顔を立てていたというよりも、
『雑誌・バラエティーは無いけど他のお宝グッズ紹介でオイしいところは持っていけるから、前半は戦国自衛隊の尋常でないカッコ良さについてある程度喋れたら別にええかな』
的な引いたスタンスが見えてしまったというか。
もちろんですね。
過去に市川崑監督に話を聞いたエピソードを公開しつつ、中川先生へ『監督が市川崑だと客が来ん!』の名フレーズを引き出すハイレベルなパスを送ったり、
市川崑監督によるリメイク版『犬神家の一族』を激しく微妙なリアクションという形で無言で切り捨てた話術はさすがやとは思いましたけどね(笑)
かたやシンプレのナベちゃん。
まだシラフ状態&イベントの掴みなのに『2代目はクスリちゃん』のフレーズを準備していた段階で、
こりゃ、このイベントに向けて気合い入りまくりなんやろーなぁ…
とワクワクさせられた直後に『蒲田行進曲』の映画泥棒系ミスが発生してツッコミ倒して、それからは何回も披露された畳み掛けは
『さすがナベちゃん!』
ってなったなぁ(笑)
ほんでもって、これは最初から狙っていたのか偶然なのかわかりませんが、
照明が落とされていて、ランク入りしなかった範囲の過去の角川映画の予告編をBGMに流していた休憩中に炸裂した、まさかの妄想ネタ…
あんなファンタジー溢れる爆弾をよりによって休憩中に投下するなんて、仮に自分が主催するイベントだったとしてもやり過ぎですよ!?
後半中川先生が見事にリカバリーしたからエエようなものの…
また、爆弾自体は無茶苦茶面白かったものの…ねぇ(笑)
さてさて。いい加減長くなってきたのでこの辺で終わらせますかね。
最後に、前記の個人的に角川映画のランク付けをするならば…で、1位にしてしまうであろう『犬神家の一族』の予告編と、
この角川映画ネタの記事の題名を決めるキッカケになった作品の予告編を貼り付けておきます。ただし詳細は書けません(苦笑)
犬神家〜は、市川崑監督があの名曲をあまりお気に召していなかったという話で結構衝撃を受けたのもありまして…
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コメント
コメント一覧 (2)
絶対見たら眠れなくなる。
「この子の七つのお祝いに」はトラウマを払拭しましたが…
というほど、角川映画のCMは子供にとってはトラウマになるぐらい怖かった訳です。
「野生の証明」のCMでさえ怖かったからなぁ……。
そんなわけで私の角川映画一位は私も「犬神家の一族」です。二位は「悪霊島」、三位は「戦国自衛隊」です。
『湯殿山麓呪い村』!!いいじゃないですかーw
「語るなかれ、聞くなかれ、観るなかれ」ですか?え、違う?