今回は女子プロレス方面のネタをひとつ書いていきますが…

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※2014.5.15『トリプルテイルズ.Sファイナル東京』 - Togetterまとめ


まずは前置きから。

僕は華名に対してはですね。

WNCのギャラの未払いを告発して離脱をして以降、あまり良い印象は無くてですねぇ。

かたや紫雷のおねーちゃんに対しては、昨年DDTの参戦をダブルブッキングで穴を開けたのにいきなり4団体所属だなんて、スケジュール管理は大変なんやろなぁ〜と思ったぐらいで、それ以上どーこうはありませんが…

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UWF直撃世代(笑)なもので華名のあーいう試合スタイル自体は好きですし、

後楽園大会のマッチメークは単純に面白いと思いますし、

試合中に三味線を演奏させるとかの奇抜なアイディアはインパクトがありますが、

試合に向けての煽りだったり、今回の様な感情むき出しの時の言動には非常に違和感がありましてですね。

ほら、Uインター全盛期の高田延彦に通じる違和感っていうんかなぁ…

『それらの大層な言葉って、基本マネージャーや周りのスタッフが考えた言葉で、厳密には本人の言葉やないやろ?』

という疑念&偏見があるんですよね。

もちろん実際どうなのかは知りませんし、もし全部本人の言葉なら『ごめんなさい』状態ですし、

少なくともあの当時の頭の中はスッカラカンだったとしか思えない高田延彦より、今の華名の方がマシだとは思いますが…

そんな大前提という名の妄想が有りきで昨夜のサムライの速報バトルメンで『トリプルテイルズ.S ファイナル東京』におけるバッドエンディングを観て思った事を書いていきます。

この妄想に『何言うとんねん?』と思われた方は、本編を読む前にお引き取り下さいませ。

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それで、ここから本編。

まずは、華名と紫雷のおねーちゃんとの考え方の致命的なスレ違いと決別に関しては

『もう、しょうがないんじゃないですかね』

の一言なんですよ。

日本の女子プロレスの歴史に残る名脇役・植松をリスペクトしている おねーちゃんのポジションが何やかんやあって上に上がっていくと、

女子プロレス業界を変えていきたい主役志向バリバリの華名との様な主従関係が成り立たなくなるのは容易に想像がつくし、そうなれば別れるしかない。

だからこそ、ユニットとして けじめを付けようって話になったんでしょうし。

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でも、試合後の見苦しさだけしか感じない&女子プロレス業界にとっては絶対プラスにはならない口論を、わざわざ観客に見せたのは理解できない。

かつてパチンコ台をテーマにした時のマッスル後楽園大会で、マッスル坂井と亜門さんが本気の口論をやった時もありましたが、

あの時は無理矢理3、2、1、マッスルマッスル!で締めたのに、今回のトリプル〜ではそーいうのも無かっただなんて尚更勘弁してほしかった。

あんなんはナナエ氏と華名がモメた時みたいにバックステージでやっといて下さいよって話ですよね。

そりゃまぁ、あーいうアクシデント…もしくはアクシデントっぽいやりとりを、無理に求めてはいないけど受け止める器量がある客層が存在しているのは事実なのでしょう。

しかし、今の女子プロレス業界が取り込むべき客は、アクシデントを受け入れる客層では絶対に無い筈でしょ?

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既存の女子プロレス団体のやり方にどーこう言ってる華名、ないしは華名の周りのスタッフが既存の女子プロレス団体よりもマズイ作品を見せるのなんておかしいと思うんやけどなぁ。

百歩譲って大阪大会のエンディングであの口論を見せていれば、東京大会の煽りとして辛うじて成立はしてたんでしょうけど…ねぇ。

ついでに要らん事を書けば、トップながらも永遠にピエロさんには逆らえないっぽい中島だったり、早速タニマチを確保してしばらく食いっぱぐれる事は無いであろう志田の事を

『リスクを背負っている、攻めている』

と言い切っていたのは思いきり

『はぁ?』

とはなりましたが、そーいうのはこのやりとりなおける華名みたいな揚げ足とりにしかならんから、まぁええか…

とにかく おねーちゃんは、あの時は試合が終わったら四方に礼をしてさっさと控室に帰るべきやったと思う。

万が一、今回華名と おねーちゃんに対して客前で口論をする様に指示を出したスタッフとかが居たのならば、

リングに上がるリスクを背負わない人間が、デリケートな部分をテーマにした焚き付け方をしなさんなって言いたくなる。

かつてマイミクさんが言っていたコメントじゃありませんが

『甲田さんは例外として女子プロレスの関係者はロクでもない奴が多い』

ですよね…

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ここからは話は逸れて、この記事の締めにできそうな話題を。

そんなバッドエンディングの模様をTwitterで読んで不快になった後に、カミノゲに掲載されていた朱里の10Pに渡るインタビューを読んだんですよね。

ハッスル時代の貧乏エピソードは生々しくて笑えないものもありましたが、

有名になりたい欲にまみれていてハングリーで、良い意味でアホ丸出しな朱里らしい言葉が並んでいて癒されるよなぁ〜と思った次第です(笑)

いわゆるTAJIRIとレイナのプロデュースに対して『んんっ?』となるものが多々ありますが、既存の女子プロレス団体とは適度な距離を開けているのは正解なんやろなぁ、と。

華名も紫雷のおねーちゃんも頑張ってはもらいたいけど、朱里はその二人に負けないぐらい努力をしているやろーし、その二人の何倍も努力が報われてほしいと思ったし、

他団体にガンガン参戦しながらアイスリボンのエース兼まとめ役という、これまで取り上げた3人とはまた違う、大概なリスクを背負い続ける藤本つっかの苦労も、報われてほしいわなぁ…

以上です。

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