取り上げる順番はゴジラ/GODZILLAと後先になりましたが、先週は映画『思い出のマーニー』を観てきましたので、その感想を書いていきます。
ねえやもばあやも 雷に打たれてしまえばいいのに…
※PC版ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫
ねえやもばあやも 雷に打たれてしまえばいいのに…
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米林監督の前作・アリエッティは、終始ふわ〜っとしていながらも、アリエッティみたいな人達はいつか絶滅するという形で釘を刺している事で風呂敷を広げ過ぎず、好きな作品でしてね。
アリエッティの心地よさと比べたら、マーニーの世界観には思った以上にノレず、また感じる事も少なくて、自分自身驚いたというか。
声優を担当された役者さん達は皆良かったと思うし、主題歌は素晴らしかったんやけど…
一番僕がノレなかったのはアンナ目線から見た現実・北海道の田舎の風景と、アンナが湿っ地屋敷に行ってから展開されるファンタジーの世界とのギャップが、あんまり無かったところ。
マーニーが出てくるまでに思ったよりも時間がかかった事もあり(七夕祭りのやりとり別に無くても)、ストーリーが淡々とし過ぎていた感じがしたし、
サイロの中に居たら豪雨+雷が降ってきて…だなんて山場としては面白味に欠けていたし。
あれなら屋敷の中を浦島太郎の竜宮城ぐらいの極楽の世界にして、アンナが戻ってこれないストーリーにしてしまえば良かったのに(苦笑)
まぁ、さすがに屋敷でのダンスパーティーはファンタジーファンタジーしていましたが、それ以外のピクニックとかは北海道の田舎の日常の延長っぽく見えてしまい…
もっとも、淡々としていないとアンナとマーニーの独特の距離感の描き方が映えて来ないという見方もあるのかも知れませんが、なーんか…ねぇ。
突き詰めていけば様々なビジネス的な絡みがあるんでしょうけど、
幾ら原作が映像化しにくかったとはいえ、複数のところをいじってまで北海道にこだわらなかった方が、となるんですよね。
大体北海道の風景の奥深い美しさなんて、どれだけアニメの制作技術が進化したって表現しきれないですよ、みたいな感じ。
むしろそれ以前にジブリと米林監督はこの原作にそこまでこだわらない方が良かったんじゃないかなぁ、とも思ったぐらい。
ほんでもって、そーいうギャップと差が無いぐらいに僕がノレなかったところは、
終盤に久子さんがそうなった理由をこれ以上無いぐらい丁寧に説明してくれてはいますしカタルシスもありましたが、
基本的にはアンナにもマーニーにも『君ら面倒臭いねん!』とツッコミを入れざるを得なかった。
ついでに書けばアンナも、頼子さんが補助金をピンハネしていると疑っていた頃から大して成長していた様にも思えず。
個人的にはですね。
女子プロレスも長年観ている為に、属に言う“百合”っぽい世界はアンナとマーニーみたいにきれいなもんやないやろ?と認識しているもんで、二人の友情に対しても感情移入できなかったなぁ…
いかんなぁ。
折角のジブリの作品なのに悪口ばかり書くのは気が引けるので、ここからは良かったと思ったところも挙げていきますかね。
まずは、アンナとマーニーと頼子さん以外の登場人物。もっと出番があっても良かったのにねぇ(笑)
キャラクターとしては、大岩夫妻の方がアンナとマーニーの二人よりもよっぽど好きかもしれない!?
十一さんなんてあれだけ意味深な扱い方をしてたんやし…ねぇ。
こんなもんですかね。
とりあえず今作は、男性と女性とで評価ががらっと違うんじゃないでしょうか、アニメの世界は深いですよね、と無難な事を書いて締めさせていただきます…
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アリエッティの心地よさと比べたら、マーニーの世界観には思った以上にノレず、また感じる事も少なくて、自分自身驚いたというか。
声優を担当された役者さん達は皆良かったと思うし、主題歌は素晴らしかったんやけど…
一番僕がノレなかったのはアンナ目線から見た現実・北海道の田舎の風景と、アンナが湿っ地屋敷に行ってから展開されるファンタジーの世界とのギャップが、あんまり無かったところ。
マーニーが出てくるまでに思ったよりも時間がかかった事もあり(七夕祭りのやりとり別に無くても)、ストーリーが淡々とし過ぎていた感じがしたし、
サイロの中に居たら豪雨+雷が降ってきて…だなんて山場としては面白味に欠けていたし。
あれなら屋敷の中を浦島太郎の竜宮城ぐらいの極楽の世界にして、アンナが戻ってこれないストーリーにしてしまえば良かったのに(苦笑)
まぁ、さすがに屋敷でのダンスパーティーはファンタジーファンタジーしていましたが、それ以外のピクニックとかは北海道の田舎の日常の延長っぽく見えてしまい…
もっとも、淡々としていないとアンナとマーニーの独特の距離感の描き方が映えて来ないという見方もあるのかも知れませんが、なーんか…ねぇ。
突き詰めていけば様々なビジネス的な絡みがあるんでしょうけど、
幾ら原作が映像化しにくかったとはいえ、複数のところをいじってまで北海道にこだわらなかった方が、となるんですよね。
大体北海道の風景の奥深い美しさなんて、どれだけアニメの制作技術が進化したって表現しきれないですよ、みたいな感じ。
むしろそれ以前にジブリと米林監督はこの原作にそこまでこだわらない方が良かったんじゃないかなぁ、とも思ったぐらい。
ほんでもって、そーいうギャップと差が無いぐらいに僕がノレなかったところは、
終盤に久子さんがそうなった理由をこれ以上無いぐらい丁寧に説明してくれてはいますしカタルシスもありましたが、
基本的にはアンナにもマーニーにも『君ら面倒臭いねん!』とツッコミを入れざるを得なかった。
ついでに書けばアンナも、頼子さんが補助金をピンハネしていると疑っていた頃から大して成長していた様にも思えず。
個人的にはですね。
女子プロレスも長年観ている為に、属に言う“百合”っぽい世界はアンナとマーニーみたいにきれいなもんやないやろ?と認識しているもんで、二人の友情に対しても感情移入できなかったなぁ…
いかんなぁ。
折角のジブリの作品なのに悪口ばかり書くのは気が引けるので、ここからは良かったと思ったところも挙げていきますかね。
まずは、アンナとマーニーと頼子さん以外の登場人物。もっと出番があっても良かったのにねぇ(笑)
キャラクターとしては、大岩夫妻の方がアンナとマーニーの二人よりもよっぽど好きかもしれない!?
十一さんなんてあれだけ意味深な扱い方をしてたんやし…ねぇ。
こんなもんですかね。
とりあえず今作は、男性と女性とで評価ががらっと違うんじゃないでしょうか、アニメの世界は深いですよね、と無難な事を書いて締めさせていただきます…
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